――たらお~。
「なんじゃい。」
――最近、韓流のbotにはまっちゃってさあ。
「ぼっと? ぼっとって、Twitterの?」
――そう。本来は、例えば「ビートたけしbot」だったらね、過去、たけしさんが、インタビューやテレビ、ラジオで言ったことを、語録としてランダムにつぶやく、っていうものだよね。ファンが入力して、プログラムして、作るものですよ。
それが韓流は、すごいねじれた現象が起こっていて…。
「どんな?」
――そもそも、K-POPのアーティスト、本人が、Twitterをやってるわけ。もちろんハングルで。
それをいち早く翻訳してつぶやくbotがいるわけ。語学が出来る子が、やるんです。
「はあはあ。」
――で、翻訳はいいとして。
そこから派生したのだか、何だか分からないんだけど、本人の語録+妄想、で、本人のフェイクを作っちゃう人がいっぱいいいるんです。
「ん!?」
――例えば、私の好きなシャイニーのジョンヒョンさんだと、ツンデレ、ちょっとエキセントリックで天邪鬼、甘えると子犬系、など、本人の基本設定があるのですが。
それに準じて、人格を作り、「フェイク」として、ファンと交流するのです。
「はあ!?」
――偽物のジョンヒョンが、稼働するわけ。偽物ですよ、ってちゃんと名乗って。
でも、フェイクでも、声かけてもらうと嬉しいのよー、これが。
ジョンヒョンbotだけで、ざらっと探しても、10人くらいいるよ。
「へええええ。」
――他のbotと差別化するために、味付けを変えてあるものも、多いですよ。
甘いジョン、オラオラなジョン、年上女性向けジョン、現国の先生ジョン、31歳になったジョン、などなど。
なんというか、二次創作に近いのかなあ。
「それ、中の人、女性でしょ?」
――そうね、多分ね。10代後半から20代がメインじゃないかなあ。
それでね、他のbotと、イチャイチャしたりもするの。グループのメンバー同士とか。
「あ、表向きには男性アイドルがイチャイチャしてるんだけど、実際は、女性同士がイチャイチャして遊んでるんだ。」
――これさあ、ジャニーズにもこういう文化あるのかな? と思って検索してみたんだけど、無いみたいでね。語録としてのbotはあるんだけどね。国内タレントだと、フェイクっていう認識は生まれないよね、ただの「なりすまし」になっちゃう。
「韓流が独特なのかねえ。」
――基本的に、韓流って外国人じゃない? あまりに手の届かない人を思うあまりに、botが栄えちゃったんだなあ、と思うのよ…。
この文化、いつごろからあるものなんだろう。分からないんだよねえ。長く続けてるbotが、ほとんど見つからないんですよ。使い捨てアカウントで、短期でやるのが普通なのかなあ?
「ゆきよさん、botやってみたら?」
――いや、あれ、才能が必要だと思うわ。中の人とキャラクターがご本人と似てないと、やっぱり、あんまり魅力的じゃないのよね。たかがつぶやき、されどつぶやき。
なので私は理想のジョンヒョンbot探しに、全力を注ぐわ!
「不毛じゃない?」
――不毛じゃないよ! イマジネーションの遊びだお!
しかしジョンヒョン…。去年のコンサート、白いシャツを赤く染めるっつー演出には度肝を抜かれました。というか大昔、HOTも同じ演出やってたぞ。SMエンタの伝統なのか!?
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