――たらお、『5時に夢中!』のさ、2000回スペシャル生公開放送っていうのがあったんだけどさ…。
「ああ、ゆきよさんが、月曜日の前半だけ、とくに熱心に見る番組ね。」
――すっごいグダグダでびっくりした……構成が。ロフトプラスワンのトークショーのほうが、もっとちゃんとしてるよ、という感じ。
「いったいどんなの?」
――レギュラーメンバーが曜日ごとに呼び込まれて、初登場シーンが流されるだけ。
ほかは、特に企画はなかったなあ。本当に「顔見せ」っていうだけのイベントだった。
まあ観覧はずれて現場では見れなかったわけですが……。生で見れてたら満足したんだろうか。
「どうかしらねえ。
ほかになんか、今日は楽しいことなかったの?」
――あ、大好きな歌手、イ・ジョンヒョンさんの新しいMV見たよ!!
――まずジャケットがこんな感じですよ。
「なんだこれ!?」
――勝利のVらしいよ。
イ・ジョンヒョン、1980年生まれで、もう33歳か!
もともとは、1999年、2000年くらいに韓国内ですっごいヒットをとばして、人気になった歌手なんです。マイクを左手の小指に付ける、というパフォーマンスも話題になって…。
「こゆび……?」
――小指に向かって歌う、という、謎の演出ですね。それがウケたの。
第一次韓流ブームの時、日本のドラマで、チェ・ジウの妹役として、日本進出もしてるのよ。
そんで、うっかり紅白歌合戦にも出てるのよ。
「うっかりかよ。」
――私ね、曲はもともと好きだったんだけど、2005年の来日公演で見て、すっごくショーアップされたコンサートに、ガーンとなりまして。
K-POPって表現が大げさじゃない。イ・ジョンヒョンは、さらに大げさ。あれ、たまらんなーと思って。
なんか大げさなんですよ。
――イ・ジョンヒョンは、K-POP元年の2010年にも活動してるんだけど、全然日本では話題にならなくてさ。
少女時代みたいな、洗練されたアイドルの中では、イ・ジョンヒョンは濃いというか泥臭いというか、まあマニア向け案件になってしまっているわけですよ。
そして今回のカムバックで、花嫁の格好したゾンビのMVですよ。
しかも監督が、PARKing CHANceですよ。『JSA』『オールドボーイ』『親切なクムジャさん』のパク・チャヌクの、兄弟ユニット。
「濃いい監督ですなあ。」
――で、MV見たら、曲はそんなに好みじゃなかったけど、ああこの濃度いいなあと思いまして…。
「濃度すか。」
――濃度です。怖いよ、33歳の花嫁イ・ジョンヒョンゾンビ…。
お顔がこわいよう。
しかしイ・ジョンヒョンって、韓国内では、どういう立ち位置なんだろうか。