テラリア転生者が次はグラブルに転移した話RE   作:なかえもん

13 / 15

今回短めです。
今週中にポーチャーズデイが更新できなそうなので中継ぎとして今回の話を出します。
今回の話に出てくるアイテムは全て本編だと出す機会が無さそうだな…と思ったものが中心になっています。



カリオストロとテラリアアイテム解説

Sideカリオストロ

 

久しぶりにグランサイファーがある島に止まった。

依頼のために数日ほどこの島に滞在するらしい。

ということはつまり…

 

「よし、今日もお前の世界の道具を見せろ。」

 

久しぶりにケインの異世界の道具を見る時間だ。

 

「はいはい。んじゃさっそく…まずはこれかな。」

 

そう言って取りだしたのは紫のきらきらとした色の特徴的な銃だった。

 

「解説頼む。」

 

「"テラフォーマー"、別名環境変更銃。この銃はソリューションって言う弾薬を使って撃った場所の環境を変える銃だ。」

 

環境を変える銃?こりゃまた変なもんが出たな…

 

「ふぅん。具体的にどう変えるんだ?」

 

そう聞くと空に向かって緑色の粒子の奔流を出す。

綺麗だなと思う反面、これで本当に変わるのか?と疑う気持ちもあった。

 

「環境を変更ねぇ…実際変えることがあったのか?」

 

「あー、そういえばあんま詳しく話してなかったな。俺の世界にある…変な言い方だけど世界の癌みたいな環境があるんだよ。そこを浄化するのに使った。」

 

「世界の癌?なんだかヤバそうな場所だな…。」

 

まあジャングルの方が最終的にはやばいけど…そう付け足しながら解説を始める。

…いや待て!?世界の癌よりジャングルの方がやばいのか!?

 

「うーんと…この辺なら多分大丈夫そうだな。」

 

少し空いたスペースに紫色の奔流を放つ。すると瞬く間に鮮やかな緑色の葉は紫色になり、腐臭がし始めた。

 

「おい…これ…」

 

「これが不浄。生き物たちの罪によって引き起こされる世界の癌、そして世界を蝕みながらやがて世界を生命の無い荒野にしたてる悪意そのもの。」

 

よく見ると徐々に周りにある緑色の草や木を侵食しながら徐々に範囲を拡大させている。

それを観察していると、いつの間にか1匹の生物がこちらに向かってきた。

そいつは腐った体に大きな目が1つとその後ろに4つの小さな目、そして大きな目はさみにも似た顎を持つ、オレ様が見た事ない生き物だった。

 

…もっとも速攻ケインの緑色の剣による衝撃波で真っ二つになったが。

 

「とまぁ、こんな感じで人を見つけ次第襲いに来るような生物ばっか湧く環境だな。もう片方が単一の生命体って言われてる環境で……」

 

「テメェなにそんなもんバラまいてんだぁぁぁ!?」

 

「そげぶ!?」

 

思わず頭を最近よくクラリス相手に使ってるハリセンで殴りつけてしまう。

いやこいつ…馬鹿だろ!?なんでそこまで知っててわざわざ使ってんだよ!?

頭を抑えながらもケインは弁明をする。

 

「痛てて…ちゃんと浄化する方法もあるよ。さっきの緑色の奔流がそう。あれが元々の環境に戻す奔流だ。」

 

そう言うと今度はしっかり緑色にした上で紫色になった場所に放つ、するとさっきまで紫色の腐臭がする空間はしっかりと元の環境に戻った。

 

「ちなみにあと6個くらい別のやつが…」

 

「オレ様としてもひじょーに興味がそそられるが…これ以上やったら最近入ってきた星晶獣の奴に怒られそうだからな。やめるぞ。」

 

たしか名前は…マキュラ・マリウスだったか?

自然を愛し、穢すものに容赦ないそいつに今の光景見られたら助走つけてぶん殴られそうだな…。

 

「お前それ二度と使うなよ?マジで色んな勢力から目をつけられるぞ。」

 

念押ししておこう、というかやってることがまんま悪役なんだがこいつ…。

 

「んじゃ次はこれ。」

 

そう言って次に見せてくれたのは先端がさっきのテラフォーマーのようなキラキラとした紫色のフック。

シマーといいさっきのテラフォーマーといいこの色のアイテムには嫌な予感しかしないんだが…。

 

「"フックオブディゾナンス"これを使うとこんな感じで…」

 

本来なら壁に引っ掛ける用のフックが、引っかかった瞬間引っかかった地点にテレポートする。

 

「フックが引っかかった地点にテレポートできる、ってアイテムだ。」

 

「意外とマトモなのが来たな…。」

 

ケインに渡されたからオレ様も使ってみる。

地面に引っかかると瞬時に移動する。へぇ…瞬間移動ってこんな感覚なのか。オレ様が使うリペアボディの移動とはまた違う感覚だな…。

 

「それならあんまり要らないからあげるよ。」

 

「あん?いいのか?こんな便利なもん…」

 

スっと見慣れたピンク色の杖を取り出す。

あぁ、そういえばこいつ無制限ワープあるじゃねぇか。

まあならいい、瞬間移動の原理を調べるためにもこいつは貰おう。

 

そういえば、ふと思い出したんだが、こいつたまに異世界の道具を使ってペットを呼んでるよな?

…オレ様も少し欲しいな。どうやって呼んでるのか気になる。

 

「ねぇケイン。そういえばカリオストロ、可愛いペットとか欲しいな☆」

 

「可愛いペット…ちょっと待ってろ。」

 

よくよく考えたらこいつが出すものほぼゲテモノみたいなものばっかなので天才美少女感全開でお願いしてみる。

これならこいつでもきっとオレ様に似合うような可愛い生き物を選んでくれるはず。

 

それにしても…はぁ、やっぱりオレ様可愛すぎだな。

空の民はオレ様を見たせいで可愛いを司る星晶獣を作れなかったんだろうな。

いくらケインの野郎が可愛いペットを持ってこようが、オレ様の方が可愛いのは分かりきっているが。

それはそうとしてどんなペットを連れてきてくれるのか楽しみだな。

 

「ほれ、カリオストロにぴったりな可愛い子だぞ。」

 

そういって連れてきたのは全身傷だらけで、血も出ている。

なによりも特徴的なのは…体が腐っていて、それでもなお虚ろな目で動く、まさしく歩く死体。

 

「ゾンビじゃねーか!!お前これが可愛く見えんの!?」

 

「意外と健気で可愛いぞ?近づいた敵に噛み付いたりしてくれるし、あと肉壁にもできるぞ。」

 

「だとしてもだ!というかお前これとオレ様が似てるだと?オレ様の方が万倍可愛いだろうが!」

 

オレ様が腐肉程度に可愛いで負けてるわけないだろ!

 

「ほれ、これがあればいつでも呼び出せるから」

 

そういって"のうみそ"を渡された。

気持ち悪いので思いっきりケインの顔に投げつけた。

 

ブレインブレイク!?(脳が壊れる!?)!?」

 

「もーカリオストロも怒るんだぞ☆………次は無いからな。」

 

「あ、アイアイサー…。」

 

次に取り出したのは可愛らしいウサギの大砲。遠目から見るとでかいウサギに見えるくらい完成度が高い。

少なくともさっきのゾンビよりは可愛いな、オレ様程じゃないが。

 

「"ウサギ大砲"、専用の弾を使って撃つ大砲だ。」

 

「あん?専用の弾?」

 

「ちょっとまってて、一応現地調達できるから。」

 

そう言うと森の中に入っていき、少し経つと戻ってきた。

手にはうさぎを抱えている。

 

「弾の作り方は簡単。うさぎにダイナマイトを巻くだけ。簡単だろ?」

 

「うさぎになんか恨みでもあるのか!?」

 

「別に?うさぎ伯爵だって別にうさぎに恨みがあってあのビジュアルじゃないだろ?それと似たようなもんだよ。」

 

「お前が使ってんのはナマモノのウサギだろうが!」

 

オレ様でも少し可哀想だと思うぞ、爆弾巻いて大砲で撃つって。

心做しかうさぎも全てを諦めたような、絶望したような表情をしている。

 

「うさぎに恨みかぁ…強いて言うならこいつら特定の時期になると襲ってくるんだよなぁ。」

 

「報復がそれにしても過激すぎるだろ!?」

 

「そもそも何匹もうさぎ殺してるから今更感はあるけどな。懐かしいなぁ…よく木を斧で切ってる時に突っ込んできたウサギをそのまま、って感じで。」

 

「避けてやれよそのくらい…。」

 

というかなんで木を切るのにうさぎもそのまま切っちまうんだ?

普通に地べたにいるウサギに斧で木を切る時に当たるはずがないんだが…。

 

「なんかお前わざとふざけたものばっかりオレ様に見せてないか?」

 

「………そんなことないぞ。」

 

「その間は絶対あるだろ?」

 

「正直お前のツッコミが面白いからつい…。」

 

「ウロボロス。」

 

手馴れた様子で一瞬でケインを拘束すると締め付ける。

こいつ…ただでさえオレ様が団でツッコミ役をやってるっていうのに…さらにプライベートでもさせる気かよ。

 

「じゃあ次は…これとかどう?」

 

そう言って風船を渡してきた、中に雲が入ってる少し不思議な風船だ。

 

「あん?オレ様は外見は美少女だがさすがに風船貰って喜ぶくらい子供じゃねぇぞ。」

 

「"雲の風船"、それをつかって思いっきりジャンプしてみ?」

 

「……良いけど少し離れて後ろ向いてろ。」

 

「え?なんで…あ、ごめん。」

 

一応オレ様の今の格好はミニスカートだからな、こいつもそういう意図がないだろうから見逃してやるが。

オレ様のボディでもこいつの身長よりも高くジャンプ出来るからな。

まあ、見られても困るもんでもないが…見せたい訳でもないから後ろ向いててもらう。

 

ケインに言われた通りにジャンプをしてみると、普段よりも高く飛べた。

すげぇな、目測で5mくらい飛べてやがる。

 

「オマケで空中で1回だけジャンプ出来るようになるぞ。」

 

試してみるとたしかに雲が一瞬だけオレ様の足場になってジャンプすることが出来た。

 

「これいいな、オレ様にくれよ。どうせお前飛べるから要らないだろ?」

 

「別にいいけど…なんか思ったよりも食い付きがいいな?」

 

「当たり前だろ!ジャンプ力向上に2段ジャンプまであったらオレ様のティアもきっとうなぎ登りだ…。」

 

「何の話???」

 

クックック、今に見てろ。

あの白髪目隠し女の唯一のダブルジャンプできる利点を奪って環境を激変させてやるぜ…。

 

「ま、まあいいや。後カリオストロが好きそうなのは…」

 

「あ、お前そういえばあのテレポートできる杖あるだろ?」

 

「ロッドオブハーモニーのこと?」

 

「そうそれ、2本目は無いのか?」

 

あんだけ便利なものだからな。2本目とか持ってないのか聞いてみたが、突然死んだ魚みたいな目をし始めた。

 

「あれな。手に入れるの大変なんだ…すっっっごく大変なんだよ…。」

 

「お、おう。そんなに大変なのか?」

 

「…ちょっと待ってろ。」

 

そう言うと穴を掘って水を入れると、オレ様にぬるぬるしたサドルを渡す。

 

「これを使うとスライムに乗れる。使ってみろ。」

 

「うげぇ…スライムかよこのヌルヌル…。」

 

オレ様がスライムに乗るとそのまま水に指を指したので飛び込んでみると、水に反発するかのように上下に何度も移動しながら浮かぶ。

 

「お前、こういうのが、趣味なのか、まったく、仕方ねぇから、サービスだぜ?」

 

「人聞きが悪いこと言うな。」

 

上下に移動するのでどうしても途切れ途切れになりながらも仕方なーく美少女のサービスをしてやるがこいつの趣味じゃなかったらしい。

 

「大体このまま1週間も粘れば手に入る可能性が高いってとこだな。」

 

「は????」

 

ちょっと待て?この上下移動しながら1週間?気持ち悪くなりそうなんだが。

 

「下手したらもっとかかるかも知れないし、もしくはもっと早く終わるかもしれない。とはいえ俺もその状態で待つのが嫌いだからこの杖の替えを持ってないんだよ。」

 

「少し、納得、したぜ。」

 

「よし、じゃあ次の…」

 

「少しいいですか?」

 

ケインに声をかける奴がいるので見てみると秩序の騎空団所属のリーシャだった。

 

「いたいけな少女に怪しいことをさせてると近隣の村の方から報告があったのですが…。」

 

「え。」

 

「あっ。」

 

何度もこの団で見た流れだ。あいつも嫌な予感がするのだろう。必死で弁論を始める。

 

「いや、これはあいつから頼まれた実験みたいなもんだから…。」

 

「詳しい話は団の取調室で聞きます。」

 

いつの間にか手首にしっかりと縄を締められてる、ウケる。

 

「ちょ、カリオストロ!事情を説明してくれ!」

 

「そうだなぁ…カリオストロ様どうかお願いしますって土下座するなら考えてやろうかな。」

 

あー楽しい、さっきまでオレ様を弄ってた奴を這いつくばらせようとするのは。

 

「いや今そんなこと言ってる場合じゃ…ちょっとリーシャさん!?ストップストップ!」

 

「事案ですね、連行します。」

 

「まさかこの世界に来て初めて犯罪者になるとは…。」

 

まあ後で仕方が無いのでちゃんと事情を説明して解放してやろうとしたが、一部の実験が危ないからとオレ様まで怒られる羽目になった。やっぱり庇わなきゃ良かったぜ。

 





不浄と真紅

テラリアにおける汚染されたバイオームのことを指す。
Terraria Loreにはそれぞれ不浄は世界の癌、真紅はその環境自体が単一の生命体と呼ばれている。
まあTerraria Lore自体開発者も話半分で聞いてねって言っている設定ではあるが。本作では不浄と真紅はこの設定を使います。
両方とも敵の見た目がおぞましい上にやっかいなデバフを使ってくるが、単純な敵の強さならジャングルの方が上、あそこは魔境すぎる。

"テラフォーマー"
専用弾薬、ソリューションを使って環境を変える銃。
テラリアのバイオームではキノコバイオーム、不浄、真紅、聖域の4つのバイオーム用の弾薬もある。
ケインはこの時すぐに元の環境に戻す弾薬を使ったため何ともないが。グラブルの世界観だと不浄や真紅をばら撒くと間違いなく調停者が飛んでくるため実は結構ヤバい事やってたりする。
テラフォーマーとソリューションは馬鹿みたいに値段が高いため、お金を貯めて買おう。
使う機会は多い銃なので是非とも買うのをおすすめする。

"フックオブディゾナンス"

クイーンスライムがドロップするフック。
フックを引っ掛けた場所にテレポート出来るフック、壁越しにテレポートは出来ない。
戦闘中に使うのが難しいのが惜しいとこ、というか同じワープ系でもロッドオブハーモニーが強すぎる。
今回の話に出したのもロッドオブハーモニーのせいで出番なさそうだなと思ったから。

"のうみそ"

ペットゾンビ召喚アイテム。
PS3とVita版限定アイテム。ブラッドムーン中にしか湧かないグルームを倒すか、金とシャドウチェストから手に入る。
初めて拾った時文字の読み間違いか疑いました。
ハードモードの相手には1ダメしか与えられないので火力は期待できないが、攻撃で消せる弾や相手の攻撃を消してくれる肉壁要員になってくれる。
ちなみにペットゾンビの説明にはのうみそが足りないと書いてある、つまりこののうみそは…?
本編に出せない理由は察して欲しい。

"ウサギ大砲"

専用のうさぎにダイナマイトを巻いた弾を消費して撃てる大砲。
真面目に開発者はうさぎになにか恨みでもあるのだろうか?
普通の大砲より強いが、うさぎをいちいち捕まえ無ければいけないので、コスパは悪い。
本編に出せない理由はグラブルに何人か小動物好きがいるから。
具体的にはライアンさんやカタリナさんがいる。

"雲の風船"

瓶詰めの雲と風船で作れるアクセサリー。ジャンプ力が上がる上にダブルジャンプができるようになる。
翼を作るまではかなりお世話になるアクセサリー。
瓶詰めシリーズには他にも砂嵐、津波、吹雪がある。
それら4つの風船を組み合わせると最終的に4段ジャンプが出来るようになる。
多分大体の人はこのアクセサリーを作る前に翼を作っているだろうが。

カオスエレメント狩り

ロッドオブディスコードを手に入れるにはカオスエレメンタルのドロップを狙うしかないが、カオスエレメンタルには少しめんどくさい仕様があり、プレイヤーが静止(一切移動キーを押してない状態)の時はスポーンしないという仕様がある。
そのため、作中で出たように水面に少し沈んでは浮くを繰り返すスライムのマウントに乗り、ひたすらカオスエレメンタルを狩るというシュールな図が出来上がる。
今はシャドウキャンドルを使うとそれらの条件無しでスポーンするようだが。

"ベトベトのサドル"

キングスライムを討伐時に入手出来るマウント。
マウントでありながらダメージを出せて、ジャンプして踏みつけると相手にダメージを与える。
クトゥルフの目玉第一形態に使うと永遠に踏みつけながら宇宙まで行けてちょっと楽しい。
ちなみに落下速度があがるという特性もあり、マウントのスライムのジャンプ力が上がるプラス落下ダメージ軽減の数値が低いので、気軽にぴょんぴょん2段ジャンプすると一気に体力が削れて死にかねないので注意。
このマウントは多分本編でも出せたが、カオスエレメンタル狩りの話題を出したかったのでこちらも出した。


グラブルとテラリアは知っている?

  • 両方とも知っている。
  • グラブルだけ知っている。
  • テラリアだけ知っている。
  • 両方とも知らない。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。