テラリア転生者が次はグラブルに転移した話RE 作:なかえもん
アンケートを取っていますので回答していただけると幸いです。もしグラブルを知っている方が少ないと自分が判断したら、あとがきや作中の説明でグラブルのキャラについてもっと詳しく解説しようかな、と考えています。
誤字修正ありがとうございます!
sideケイン
「あの〜ケインさん?水着とかって持っていらっしゃないんですか〜?」
「え?うん。持ってないけどそれがどうしたの?」
「も〜ダメですよ〜?今回は休養も兼ねてるんですから。水着で仕事するくらいの気持ちでないと〜」
「それすごい気が抜けてない?大丈夫?」
水着で仕事するくらいの気持ちって…それ舐めプでは?
うーん、それに水着かぁ…実はテラリアって水着の防具がないんだよな。
「本来なら、依頼前に先に渡すくらいはするんですが〜。中々採寸のタイミングが無くて〜、寝てる間にこっそり採寸しようと思ってたんですけど、寝てるところを見た事ないので〜。」
…俺が悪いのかなある意味。
いやふて寝とか精神的にだらけたい時は寝るけど、そもそも体が睡眠が必要ない体だから、普段は寝ないんだよな。
「とはいえ、私に任せれば。採寸した後、お似合いの水着を用意しますよ〜。」
「あー、なら後でお願いしようかな。」
俺に似合う水着??想像がつかん…そんなものあるのか?
「話は終わったか?」
「あ、アーマさん。大丈夫です。」
「行くぞ。」
相変わらず口数が少ないアーマさんについて行く。本来、密猟の危険性からンニの生息域は漁師達だけの秘密なのだが。今回だけ特例で俺も教えて貰えることになった。
まあ泳ぐときそこには近づかないようにしよ。
底に装甲を付けた船でンニの生息地まで向かう。底に装甲を付けないとンニの針で船の底を突かれて船を沈められるらしい。
ンニが怖いと思うべきかそんなに危険なのになお食べるために捕まえる俺たちがやばいのか…。
「よし、もうそろそろンニの生息地に入るぞ…」
その途端、船が大きく揺れる、まるで何かにぶつかったように。
「船の影に気づいてこっちがなにか確かめに来てるな…。」
「よし、お前ら香油をつけろ!」
ひとりがそう声を上げると漁師達は瓶に入った油を体につける。
「なんで油をつけるんですか?」
「ンニは天敵の匂いを覚える。人間の匂いもバッチリ覚えて攻撃するか逃げようとするからな。」
賢すぎない?漁師達が次々と海に入っていくのを見届けた後、俺は船の護衛の為に周囲を見張る。
「いたぞ!あっちだ!」
俺の反対側に居た人がそう知らせてくれたのでその方向を見てみると、さっきのように犬が動力になっている船に乗った密猟者達が来ていた。
しかも数が2隻だ。
「おいおい!またあのバカ漁師共がいるぞ!」
「ボロ船ごと壊してンニの餌にしちまえ!」
バカ正直に突っ込んでくるのであれば好都合。
そう思い銃を取り出すが、運転席にいた漁師から止められた
「おい!そんなもん使ったらンニがみんな逃げちまうよ!」
やべ、たしかにその可能性あるじゃん。なら音が出にくい銃にしよう。
ということで取り出すのは'スペースガン"、ガンと名前に付いているが魔法武器だ。
向かってくる船に撃つ。
「うおー!?伏せろオメェら!」
ハーヴィンのチンピラ共は全員伏せる。チッ、あれだけしっかり隠れられたらアイツらには当てられないな。
「キャン!?」
「お、おい!?大丈夫かシュナイダー!?」
「やべえ!こっちもアドルフが!?」
まあ最初からアイツらの足でもある犬狙いだが、仕留めるつもりで撃ったけど足や体にかすっただけか。
「テメェ!?犬に向かって銃撃つなんてひでぇぞ!」
「え?何が酷いんだ?」
いや、お前が撃たれてクレーム入れるならまだしもなんで犬ぐらいで…
「こんなに可愛い生き物撃つとか正気かぁ!?」
「大事にしたいならこんなとこまで連れてこないで、家でのんびり遊んでろよ。」
面倒くさい、人間ならともかく、それ以外の生き物相手にいちいち死なないようにとか配慮してられっか。
なんてどうでもいいことを考えながら、犬が走れなくなったことにより動きが鈍くなった船。
そんな船が今この場でンニに狙われないわけが無い。
「あぎゃー!?底から針が!?」
「ンニだべ!にげるぞオメェら!」
船を穴だらけにしながらも懸命に逃げる密猟者。
当然逃がすわけない。
「捕まえてきます。」
そういい船から水に飛び込むと、焦ったような漁師の声が聞こえる。
「おい待て!?ンニの生息域で泳ぐのは危険だ!追い払えただけでも充分…。」
それだと問題の解決にならないから、そう思い、水に飛び込んだ後、"小エビのトリュフ"を使い、出てきたキュートフィッシュロンに乗る。
水に触れることで真価を発揮するマウントで、水に触れた時の水平方向への移動速度はなんと約128km/hである。
ほかの生き物と比べるとチーターの全速力よりちょっと早いくらいである。
ちなみに犬の時速は大型犬で約35から40である、可愛いね。
あるアクセサリーの効果で水中でも息が無限に続く俺は潜りながら密猟者の船を追う。
そのまま"アナホリサメ"を取り出す。そして船に向かって思いっきり当てる、船の穴広げてやる。
「あいや!?なんか頭がツルハシみてぇなサメがいる!?」
「これがアウギュステの海…!?」
風評被害だろそれ…。
あれ?でもこの前ジンさんがアウギュステで釣ったって言ってた魚、魚なのに魔物や星晶獣より強いって言ってたな。
たしか名前は…カツオみたいなやつだったような…。
少しアウギュステの海を泳ぐのが楽しみになりつつも俺は船を壊していく。
今俺が壊している船には2人、もう片方は3人いる。まずはこっちの2人から武器を使わずに平和的に倒す。
という訳で船の穴を塞ごうとしている密猟者二人の体を掴み、そのまま海中に引き込む。
「ーーー!!?」
「ボガガガガ!?」
たしかにこのハーヴィンの密猟者達は体を鍛えているが、海の中でしっかりと武器を振れるほどではない、しかも体格や体重は俺の方が上、後は暴れても離さないようにする。
途中、反撃と言わんばかりに俺の首を掴んできたが、残念ながら俺は今肺呼吸じゃなくてエラ呼吸してるのよね。分かりにくいだろうけど。
さて、こういうのは焼き加減と同じ、見極めが大事である。
こう、上手い具合に気絶する、で止まる程度にする。
……よし、これくらいだな。
船の残骸に適当に乗せる、後で回収するか。
あと3人。ぱぱっとやろう。
「い、急いで逃げるぞ!急げ急げアドルフ!」
密猟者は犬に必死に指示を出す。けど俺からは逃げられない。そもそもの速度がこっちの方が早いからな。
あ、こいつら乗せて帰る用にあの船は壊さないでおくか。
1人ずつ水に引きずり込む。キュートフィッシュロンで船に追いつく度に一人一人体を掴んで一緒に水に飛び込み、沈めていく。
「ひ、ヒィィィィ!?ま、待ってくれ!オラさもうあそこ襲わねぇから勘弁なしてくれ!」
「反省した?」
「し、したから頼む!」
「じゃあお前らのボスはどこにいる?」
「三番岬の裏だ!」
「ありがとう。んじゃ反省は牢の中でしてな。」
なんとなくこいつ普通に逃げだしそう、と思ったのでこいつも1度沈める。
そうして気絶した全員を回収した後、船に乗せる。
「うーん、犬はどうしようかな…。」
「クゥーン…。」
正直フィッシュロンに船を引っ張るのを任せた方が速いんだけど…まあこの子に任せるでもいいか。
見た感じ賢い子みたいだし、命令すれば聞いてくれるかな?
試しにアーマさんの漁船の方に戻れと指示を出してみるとしっかりと漁船の方に向かってくれた。
「あ、戻ってきたぞ!」
「おーい!大丈夫かー?」
「(俺は)大丈夫ですよー!」
残り5名は…まあ水を飲みすぎて休憩しているのでそっとしておいて欲しい。
「アーマさんって三番岬がどの辺か分かります?」
「あっちだ。」
うーん、今から向かうか?
…いや、まずはアーマさん達の護衛だ。帰ってから俺一人で向かえばいい。
「ンニはどのくらい取れました?」
「もう大量大量!久しぶりにこんなに取れたぜ!」
相当密猟者達の妨害がしつこかったのか、久しぶりにマトモに漁ができたこともあり漁師達は満面の笑みである。
「おい。」
「はい?どうしました?アーマさん。」
「泳げるか?」
「泳げますよ。」
本来ならアクセサリーが無いとろくに泳げないカナヅチなのだが、アクセサリー持ってるからヨシ!
「次、お前も来い。」
どこに…?そう思っていると漁師のひとりが笑いながら俺の背中をバシバシ叩く。
「お前珍しいな!旦那が次もお前にンニ漁来て良いってよ。」
「俺らもチラチラお前の事見てたけどよぉ。よくあんなに息続くよな。なんかコツがあるのか?俺らも肺活量には自信があるんだが…。」
海を泳ぐ男は息を停めてられる時間が長い人が殆どだ、この人もアーマさんもノーアクセサリーの俺よりも遥かに長く水中を潜っていられるが…
コツは強いて言うなら肺呼吸を辞めることかな!
なんて言ったらツッコまれること間違いなしなので違う言い方を考える。
「えーと、昔会った半魚人から貰ったお守りのお陰なんですよね〜。」
「へぇ!半魚人なんているんだな!もしかしたらアウギュステの海にもいるかもしれねぇな!」
実際は殺して奪ったんだけどね。
海で俺が呼吸を必要としない理由は"ネプチューンシェル"のお陰である。
効果は水の中にいる間、俺はマーフォークになる。
マーフォークになることで海の中を好きなように泳げるし、エラ呼吸をして水中でも呼吸できるようになる。なお溶岩は例外。
と言ってもこのマーフォークに変身すると周りからどんな目で見られるか分からないので、見た目に出ないようにしている。
こうして漁師さんと一緒に村に戻った。
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それから3日後、俺はアーマさんと何度か漁に出ながら過ごしていた。
「ケインさん〜。応援が来ましたよ〜。」
「お、誰が来てくれたんだ?」
実はシェロカルテに依頼をする上で人数が足りない、と俺は相談していた。
というのも残念ながらテラリアの道具でも俺を増やすと言ったことは出来ないので、漁村の護衛と船の護衛、さらに敵のアジトを攻めるのを同時にはできないため、それをシェロカルテに相談したらちょうどほかの人にもお願いしたから待っていて欲しいと言われたのでこの3日間待っていたのだ。
「あそこに居ますよ〜。」
そう言って指を指したところには水着にも関わらず木陰で1人体育座りをして落ち込んでいる女性。
…あれ?あれって
「10人みんなで海…か…、青春っぽいことが出来ると思ってたのに…なんで私一人で座ってるんだろ…」
そう呟くぼっちなお姉さんことソーンだった。
なんだソーンが来たのか、なら楽勝だなこの依頼。
「やっほ、ソーン。」
「え…、私…寂しくてついに幻覚まで…。」
「幻覚じゃないから、シェロカルテから聞いたけど同じ依頼だな、よろしく。」
「……え!?本物!?」
相変わらず拗らせてるなぁ…さすが趣味が友達と遊ぶ予定のお店のリサーチなだけである。ちなみにリサーチしたお店の90%が友達と行ったことないとは本人の談。
残りの10%は俺や今は疎遠の元友達と行ったらしい。
「泳がないの?せっかく水着に着替えてるんだしさ。」
ソーンの水着は真っ白なビキニで普段から意識しないようにしてたスタイルの良さが存分に出ている。
ソーンと遊ぶ時は2人きりなので海に誘いずらいのもあったが、それを加味してもこんなスタイル完璧年上お姉さんと2人きりで海?
絶対理性すり減るわ…。
「その、私この島と相性悪いみたいで、日差しは強いし海面に反射するしで目がほとんど見えてないの。」
「相変わらずすごい目だな…えーとたしかこの辺に…」
あった、"サングラス"を出す。
「これかけてみてよ。」
ソーンにサングラスを渡すとそのままかけてくれた。
「どう?少しは光もマシになった?」
「ええ…ありがとう。」
そういって微笑んでくれるソーン。うお、顔面偏差値高すぎだろ…これで友達も彼氏もいないってマジ?
こんだけ顔良かったらディプラヴィティ使わなくても魅了出来るだろ…。
なんてソーンの笑顔を見ながら考えていると少し離れたビーチから怒号が聞こえてきた。
「出やがったな!ならず者どもがァ!!」
「「「ヒャッハー!」」」
久しぶりに聞いたな、また密猟者の野郎共が来たか。
「この騒ぎ、まさか…」
「はぁ…パパっと片付けてくるわ。」
そういって立ち上がり、ビーチの方に行こうとするとこちらにも何人か来てたらしく、後ろから声をかけられる。
「おっと、何だべと思えばここにもいたぜぇ〜!金持ちっぽいアベックだっちゃ!」
「そ、そんなんじゃないわよ!」
「気まずくなるようなこと言うな!」
なんてこと言うんだこいつ…、あれ。こいつ見たことある顔だな。密猟者の方も俺の顔に覚えがあるらしく。揃って顔を青くする。
「あ、思い出した。お前らあの時船を襲ってきた連中か。」
「「「ヒィィィィ!!」」」
脱獄したってことか?ともかく今こうして俺の目の前に来てくれてなら好都合、また牢に戻すか。
「に、逃げるべおめぇら!」
走って急いで逃げていく。ソーンは怪訝な顔で俺を見る。
「ケイン…あの人たちになにかしたの?」
「強いて言うならあいつらを牢にぶち込んだくらいかな。」
まあいいや、追いかけてぶちのめすか。
いつものようにロックフィッシュを持って追いかける。よく何もアクセサリーがないテラリアのプレイヤーはテクテク歩いているように見えるため、チンタラすんなや…と思っていたが、実は素の移動速度で時速25km/h、この上なく満腹の状態のアクセサリー無しの移動速度は22mph、時速に換算すると35km/hなので実はめちゃくちゃ頑張って走っているのだ。
「はわわ!?魚を持って人を追いかけてる人がいます!」
「なにそれ!?ちょっと止まりなさい!そこの怪しい人!」
あれ、またしても聞いたことのある声。
声の方向を向くとルリアとグランの団の団員で、自称団長代理であるカレンがいた。
密猟者のやつら、若い女性である2人を見て人質にしようとしてる。
けど、自称とは言え団長代理である。ならず者が3人くらい余裕の実力。
「なんなのこいつら…私たちのバカンスを邪魔する気!?なら許さないんだから!」
カレンは剣を抜くと剣から真っ赤な炎が巻き起こり、刀身に蛇のように絡みつく、カレンの得意な剣と魔法の合わせ技である。
「このぉ!」
「あっちゃー!?」
「この女つえーぞ!」
カレンが1人を倒したタイミングで、後ろから俺はロックフィッシュを、ソーンは手加減した魔力の矢を密猟者の頭にぶち当てて、密猟者の2人を気絶させる。
「何してんだお前ら。」
「貴方達…寄ってたかって女の子に…。」
俺もソーンもオコである、俺は同じ団の仲間に手を出そうとしたから、ソーンはまだ少女の年齢の女の子を人質にしようとしたことに怒っている。
「って、ケインさん!ケインさんもバカンスに来たんですか?」
「うん、まあバカンス兼依頼だね。ルリア達も多分そうでしょ?」
「え?依頼?私たちはバカンスだけのつもりで来たんだけど…。」
あれ?てっきりシェロカルテが頼んだ応援かなって思ったけど…まあよくよく考えれば俺とソーンがいればなんとかなりそうな規模の奴らだからな。せっかくのバカンスを邪魔するのも申し訳ないし、今回は頼らない方針にしようかな。
「ところで…ケインさんの後ろのお姉さん、もしかして彼女?」
カレンが面白いものを見たとニヤニヤしながら聞いてきた。
「違うわ。友達のソーンだよ。」
「ーー!!うん!私ケインの友達のソーンって言うの。よろしくね。」
友達、と紹介したことをとても嬉しそうにしながら自己紹介するソーン。
とりあえず、ルリアがいるってことは近くにグランも居るはず。
「あれ!?ケインさんじゃないですか。」
「ルリアから聞いたけどバカンスに来たんだって?災難だったな。」
案の定少し歩いたところにグランがいた。
グランの方にも密猟者がいたのか、まとめて縛られている密猟者がいた。
俺もグランからロープを借りてさっきノックアウトした密猟者達を縛る。
「その、ケインさんはこの人達のこと知ってるんですか?」
「こいつらはンニの密猟者だ。最近はあんまり見なかったが、漁師の漁船を壊しに来たり、観光客のカツアゲをしに来るんだよ。」
グランに事情を説明していると、いつのまにか密猟者達は全員縄から抜けていた。
「ヒャッハッハァ!縄抜け完了だァ!」
「バカ共がよぉ!ブーツの中さ隠したナイフに気づかねえとは、マヌケだっちゃなぁ!」
「…次は足切り落とすか。」
「流石にやりすぎですよ!?そもそもそんなことしたら一生足が使えなくなっちゃうじゃないですか!?」
平気平気、切り落とされたりした腕や足ってくっつくから。
ソースは俺ね。回収しに行くのが面倒くさいけど、ナースがしっかりくっつけてくれたから。
密猟者達は懲りずにナイフを構えて迫る。
また叩きのめすか…そう思っていると密猟者達に俺たちの他に声をかける奴がいた。
「はいはいストップストップ〜、そこまでにしておきな?」
現れたのは金髪の青年と言っていい年齢の男だった。逆立てた髪はところどころアホ毛のように跳ねていた
「あぁーん?何だおめぇ!」
「んー、お前らみたいなの相手に名乗りたくないんだけどねぇ…ま、知りたいなら教えてやろう。」
胡散臭い笑みを浮かべながら自己紹介をする。
「俺は十天衆の頭目、全空最強の武器の使い手を統べる天星剣王のシエテ様だ。」
まさかの十天衆2人目である。
ちょっとシェロカルテさん?十天衆2人は過剰戦力過ぎない?
「へっ!何が最強だ!丸腰で何が出来る?みんなやっちまえ!」
剣王と名乗ってるくせに剣を持っていなかったシエテさんを見て密猟者達は一斉に襲いかかろうとする。
「はっはっはー!ざーんねん。武器ならいっぱいあるぞー!」
そう言いながら体の周りから透明な剣が出てくる。
「な…!?なにこいづ!?」
「えーと、千の首を落とした処刑人の剣に、一振りで竜を真っ二つにした勇者の剣、これは…何だったかな?あー思い出した、かすり傷1つ付ければそこから延々と腐っていく最悪な呪いがかけられた奴だったなー!」
透明な剣を見ながらそれぞれ解説してくれるシエテさん。
うわ、あれちょっとカッコイイな、俺も今度やってみようかな。
…やっぱいいや。一部の剣とか強いけど説明しにくいのあるし、猫の顔が飛び出す剣とか。
「剣の持つエネルギーを実体化したものだから、本物と遜色ないぞー!」
さすが十天衆、ソーンの遠距離スナイプと同じくらいチートである。
「なんかわがんねぇげど、ヤベェのが出できたないや!オヤジに報告だぁ〜!」
十天衆のシエテさんに気押され密猟者達は一斉に逃げ出した。
物陰にあの犬が動力の船を隠していたらしく、いそいそと乗って逃げていった。
全然追いつけるので捕まえてもいいが。どうせこの後アジトを攻める予定なので今回は見逃す。
「やぁやぁ、キミ達観光客?怪我は無い?」
「は、はい!」
さすがに十天衆が目の前にいるからか、緊張しながらグランが返事をする。
「ってあれ?ソーンいつのまにサングラスなんて付けたの?」
「うふふ、これ、お友達のケインに貰ったの。」
「へぇ〜?君がソーンのお友達、ねー?」
シエテさんがジロジロと見てくる、少し気まずい。
やっぱりこう、どこの馬の骨ともしれないやつが急にソーンと友達になったから心配なのかな。
「…うん!よろしくね。ケインくん。シェロちゃんから色々話は聞いてるよ。」
手を差し出して握手を求められたので俺もし返す。
え、何聞いたんだろ。少し気になるな…。
そう思っていたら突然もう片方の手で包み込むように握ってきた
「キミ!珍しい剣を持ってるんだってね!ちょっと剣拓取ってもいいかな!?」
「とりあえず手を離してもらっていいですか?」
くそ、こいつ話を聞いてない…さっきのニヤニヤが嘘のように目をキラキラさせながら俺の剣に興味津々だった。
多分シェロカルテから俺の剣のこと聞いたんだろうなぁ…シェロカルテの前だとテラブレードくらいなら普通に見せてるし。
途中すごい紙をめくる音となにかを書く音が聞こえたのでシエテさんと一緒にそっちの方向を向くと、耽美絵師を目指しているルナールが俺とシエテさんを見て必死になにか書いていた。
俺とシエテさんが思わず黙ってルナールを見ていると、ルナールはなに食わぬ顔で
「あ、お構いなく。続けてちょうだい。」
「「無理だよ!?」」
なんて言ってきたが、耽美絵師…ぶっちゃけて言ってしまえば腐女子だ。
別にルナールの趣味を否定する気はないが、さすがに俺とシエテさんを見ながらハァハァと息を荒らげ絵を必死に書いているのを見ると気にしない方が無理である。
「シエテ…貴方、なにしてるのかしら…。」
とても綺麗な笑顔なのに、ものすごい圧でシエテさんに詰め寄るソーン、とても怖いので俺も思わずたじろいでしまう。
とりあえず剣拓とやらは後回しにして話題を変えなきゃ。
「ま、まあ剣拓?については後で話そう。とりあえず十天衆が2人も来てくれたらこの依頼も安心だな。」
「いや?3人だよ?」
え?あと一人いるの?そう思っていると…
「グラウンド・ゼロ!!」
艦砲の炸裂を思わせるような轟音とともに大きな水柱が上がる。
「あそこにいるのが、最強の斧の使い手、サラーサだ。」
でっっっか!?あ、斧のことね?少女くらいの年齢と身長の子が自身と対して変わらない大きさの斧を持っていた。
「あれぇ?いつもならこれで魚が浮いてくるのに…」
それダイナマイト漁とやってること変わらねぇじゃねーか。やばい。止めないとアーマさんがキレそうだな。そう思った俺は止めることにした。
「えーと、サラーサさん?ちょーと今のやつ辞めてもらってもいいかな?」
「むぅ…でもあたしお腹すいたぞ。」
「えーとたしかこの辺に…あった。」
"バーベキューリブ"を取り出し、そのままサラーサに渡す。
ほんとこれももう補充する手段がなくてかなり貴重な料理なんだけど…このままダイナマイト漁みたいなことさられるよりは…
「美味い!お前良い奴だな!」
「料理渡しただけで!?」
心配になるくらい警戒心がないなこの子…そう思っていたが
「あ、ちなみにサラーサに怪しいヤツは叩きのめせって言いつけてあるから、その辺は大丈夫だよ。」
「この子意外と勘が鋭くて…利用されそうなのにすぐ気付くのよね…。」
シエテとソーンの話を聞いて冷や汗をかく、もしもあの時俺が悪意をもって話しかけたらあの一撃が飛んでくると考えると恐ろしい限りである。
「とりあえずシェロちゃんに話を聞きに行こっか。俺達もこの島に来たばかりでまだ状況を掴めてないし。」
「あの!僕たちも一緒に話を聞きに行ってもいいですか?」
「島でトラブルがあるなら私達も聞いておきたいし。」
「んー、いいの?君たちはゆっくり観光しててもいいのよー?」
今回グラン達はシェロカルテに呼ばれたわけでもないので、シエテの言う通り観光をしててもいいのだが…まあお人好しなグランが当然自分達だけ観光!ってするわけもなく。
正直過剰戦力じゃない?
俺としてはグランたちが居るだけでも勝ったな風呂入ってくるってくらいなのに…十天衆も3人いるんじゃな、もはや相手が可哀想なくらいである。
そうして十天衆の3人とグラン達と一緒に、シェロカルテに話を聞きに行った。
"スペースガン"
メテオライトインゴットから作れる魔法武器。
メテオライト装備をフルセットで付けた時の効果でスペースガンの消費マナがゼロになり、好きなだけ乱射できるようになる。
ノーマルモードのラスボスまでならこれを主力にして戦うのもいいかもしれない。
"小エビのトリュフ"
エキスパート以上の難易度のフィッシュロン公爵を倒すと確定でドロップするマウントアイテム。
専用のバトルフィールドを作成した上で使うマウントの中では最強のマウントであり、水に触れると移動速度が上がるのも強いが、全ての攻撃力が15%アップという効果まである。
特にムーンロード戦においてはこれがあれば翼と無限飛行のアクセサリーを別のアクセサリーにできるため、エキスパートのムーンロードに詰まってる人がいたら是非パーティーガールから泡ブロックを買い占めて専用のバトルフィールドを作ろう。
弱点としてバフの効果のところにも書いてあるが、ハイハイさせてはダメ、ということ。
ハイハイ…完全に体を地面につけると5mphという歩く方が早いレベルで遅くなるので注意。
"アナホリザメ"
テラリアのつよつよ魚シリーズの中でいちばん有名な魚。
というのも今は弱体化されたが、全盛期は序盤で釣れるくせにこいつを釣ったらハードモードに行くまでピッケル作らなくていいレベルで強かった。
今は弱体化されたが、それでも狙う価値があるピッケルである。
"ネプチューンシェル"
日食イベントの時に出現する深海の化け物、がドロップするアクセサリー。効果は水の中に入るとマーフォークに変身する。
最終的にテラリアの中でも最強と言っても過言ではないアクセサリーの素材になるので必ず1個は確保しておくことをオススメする。
ちなみにハチミツの中でも発動するが、溶岩ではさすがに発動してくれない。
"サングラス"
見た目防具のひとつ。
実は意外と作るのが面倒くさい防具のひとつで、必要な素材は黒いレンズふたつだけだが、肝心の黒いレンズがデーモンアイ、もしくはワンダリングアイから1%しか出てこないため、作ろうとするとかなり時間がかかる可能性がある
装着するとテラリア内の太陽がサングラスをつけ始める。
"バーベキューリブ"
テラリアのこの上なく満腹になるアイテムのひとつ。ダンジョンにこもっていれば意外と手に入るが、こと効率でいえばパーティガールからピグロニャータを爆買いしてベーコンを入手した方が楽で早いかもしれない。
猫の顔が飛び出す剣
某別ゲーのカエルがこれを故郷に持って帰ったらしいが…もしかしてムーンロードから奪ったのだろうか…
グラブルとテラリアは知っている?
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両方とも知っている。
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グラブルだけ知っている。
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テラリアだけ知っている。
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両方とも知らない。