テラリア転生者が次はグラブルに転移した話RE 作:なかえもん
短いですけどその代わり次の投稿を早くします。
みなさん。夏のガチャは楽しんでいますか?自分はFGOの聖晶石1000個をとっくに溶かし、挙句のはてに水着エカテリーナという癖なキャラが出てきたせいで今月と来月がピンチです。
少しだけ…少しだけ水着と人妻の相性の良さがわかった気がします。
誤字修正ありがとうございます。
sideケイン
「ケインさん、リゾートとか興味あります〜?」
うわ、シェロカルテがこうやって聞く時は面倒くさい依頼だ。
意外と簡単な依頼ほどパッパと伝えて済ませようとするから。前フリがある時点で嫌な予感しかしない。
ま、それはそうとしてリゾートか。
「…あんまり縁がなかったから分からないな。そういう意味では興味あるかもしれない。」
テラリア世界にも海はあったが、そこまで危険なバイオームでも無かったからそういう意味では好きだったな。
なお、条件を満たすとあのブタ畜生が来るので、そこだけ注意である。
少し注意したら絶対に達成しない条件だけどね。
「実はですね〜。ンニが絶品な店があるんですけど…今深刻なンニ不足らしくて…」
ちなみにこの世界ではンニである。ウニじゃないぞ。発音だけでなく。見た目や凶暴さもンニの方が断然上である。
前世の記憶でしりとりでンがついたら負けなのはンが最初の言葉がないからと聞いたが。この世界だと違うのかもしれない。
なんてどうでもいいことを考えながら。けど元は日本人でもある俺は絶品のンニと聞けば聞き捨てならない。
「なるほど…つまり俺が取ってくればいいのか?」
「あはは〜、私が密猟をお願いするわけないじゃないですか〜、ちゃんと正規の手段で手に入れますよ〜。」
密…猟?なんだ?テラリア世界では聞いたことない単語が出てきたな。もしかしてこの世界独自の言葉か?
欲しい時に殺し奪う。絶滅の危機や個体数など知ったことじゃない。神だろうが動物だろうが虫だろうが人だろうが。アイテムが欲しくなったら気ままに殺して回収する俺にとって密猟など聞き覚えの無い言葉である。
もし密猟とか気にするならユニコーンを3桁も狩ってないし…
「それがですね…密猟者が最近ンニを密猟していて…ケインさんはンニと漁師さんの護衛をお願いしたいんです〜。」
「了解。それくらいでいいなら。」
「依頼が終わったら海で好きなだけ泳いでもいいんですよ〜。」
「……ありがとう。」
海に誘える知り合い…俺がなんの気兼ねもなく誘えそうなのは…
グラン…いやアイツは絶対ほかの女の子に誘われてるだろうな。
どうしよう。グランがダメならあとローアインかデリフォードさんくらいしかいない。けどローアインも多分カタリナにお熱だろうし…デリフォードさんはこの前腰痛が来たって言ってたから無理だな。
ちなみに俺の中に女性…ついこの前友達になったソーンやカリオストロを誘うという発想はない。
カリオストロも仮にも女の子である、普段は男扱いしてるが。
女の子を海に誘うとかいうムーンロード討伐よりも難しいことを俺ができるわけが無い。その点ムーンロード討伐は楽でいいよな、テラリアのアイテムでどうにかなるんだもん。
しょうがない、ひとりで泳ぐか。
幸いなことにテラリアの海とは違いアウギュステの海は泳いでいて飽きない景色なのでひとりで泳いでも充分楽しめる。
________________________
ということでやってきましたアウギュステ!
燦々と照らす砂浜!綺麗な海!楽しそうな観光客!
まさかこんな夏を体験できるとは…まあ1人だけど。
今すぐ海に潜りたい気持ちはあるが。まずは密猟者についての情報収集だ。
そう思い、まずは1番被害を受けてそうなンニの漁師に聞こうとすると…
「ヒャッハー!邪魔だ邪魔だ!はやく漁師の船をぶっ壊すぞ!」
「観光客みっーけ!金置いてけオラ!」
なんともまあバッドマナーなハーヴィンの奴らである、言ってることも物騒だしなにより観光客にカツアゲもしている。
あれが件の密猟者か?とりあえず捕まえて聞くか。
「ちょっとそこのお兄さん達いいかな?」
「あ!?おめぇも観光客か?わざわざ律儀に財布差し出しに来たんか?」
「んなわけねぇだろ。むしろお前らが置いてけ。」
木刀で頭を叩き、気絶させる。もはやこの作業も慣れたものである。
「なんだこいつ!ただの観光客じゃねぇぞ!」
「なら容赦は要らねぇな!野郎ども!やっちまえ!」
マチマチと木刀で片付けるのも面倒だ。今日のためにわざわざ使わなすぎてもはや腐ってそうな"ロックフィッシュ"の出番である。
先に言っておくとロックフィッシュ自体はハンマーの一種で、ノーマルモードで手に入るハンマーの中ではトップクラスに攻撃力が高いため武器としても使えるが…
「なんだコイツ!?魚振り回してるぞ!?」
「なめやがって!そんなもんで俺たちがビビるとおもっぐへぇ!?」
「こいつ、硬いぞ!?」
見た目は魚…というか実際こいつ魚である。
テラリアの魚は何故か異様に優秀なアイテムでロックフィッシュも狙えばかなり早めに入手できる。
「くそ!こうなったら…」
一人の男がボウガンを俺に向けて撃とうとする。気が散るので先に片付ける。テラリアの魚の力はこんなものじゃない、まだまだあるぞ。
"カジキ"を持ち、鋭く男のボウガンに向かって突き、ボウガンを壊す。
そう、あのカジキである。鼻が鋭くて食べると美味しいあのカジキ。
この場合俺は食べ物で遊んでる、と言うことになるのか?
そんなどうでもいいことを考えながらロックフィッシュで1人ずつ叩きのめす。
「おい!盾もってこい!」
ハーヴィンの体ほど…大体90cmくらいの大きさの盾を構えてロックフィッシュを防ぐ、盾ごと押しつぶすつもりだったが。こいつら結構鍛えていて防がれた。
「よし!前が盾、後ろがボウガンだァ!」
めんどくせ。ロックフィッシュを引っ込める。
代わりに取り出すは"ノコギリザメ"
ノコギリザメのエンジンが音が鳴り響く。
そこ、今なんでノコギリザメにエンジン音が?
とか、そのノコギリザメは中身が機械なの?
とか思ったかもしれないけど、まじで海で釣れる魚、生き物である。
エンジン音がする理由?しらね。
盾に押付けたあと、そのまま削り切る。
「はァァァァ!?ノコギリザメ!?本当に魚かこいつ!?」
1個ずつ敵の武器や盾をノコギリザメで切っていく。本当に魚なのよね、こいつ。
最後は纏めて"クリスタルサーペント"を使い、爆発性のクリスタルを出して纏めて当てて倒す。
「あいや!?それも魚!?」
ちなみにコイツも釣った。これが魚の力。
その後こいつらからなけなしの小銭を盗る。
悪党とは言えお金取るなんて最低?最低じゃなかったら金足りないから海賊イベント起こして皆殺し兼金策なんてしねぇよ。
お金はいくらあっても困るものでもないし。明確な使い道を決めているので盗る。
とりあえず拘束しておこうと思ったが。近くにロープがない。一応テラリアのアイテムにロープがあったのだが。あいにく追加インベントリの中にも入っていない。使う機会無かったしね。
仕方ないので推定密猟者のこいつらは頭だけ出るようにして埋める。
そのために"墓守のシャベル"を取り出し、砂を掘ったあとこいつらを埋める。
「大丈夫か!?密猟者の野郎どもが来たって聞いたんだが…。」
「これは…おめぇがやってくれたのか?」
「あ、もしかして漁師の方々ですか?密猟者疑いで捕まえたんですけど、間違いないですか?」
「あぁ、こいつらがンニの密猟者で間違いない…」
「捕まえてくれてありがとう!こいつらはアウギュステの牢にぶち込んでおく。」
「あ、ちょっと待ってください。こいつら結構凶暴なんで気絶させてから縛って運びましょう。今からやるんですけど…せっかくですし…。」
こいつら今でこそ埋められて動けないが。俺がこいつらを掘り返した瞬間抵抗する予感がしたので。気絶させてから運ぼうと思ったが…ふと思った、今ここには丸いもの、そして俺が持ってるのは棒状の物…これスイカ割りみたいなこと出来るのでは?
いいなぁ、テラリアの世界だとやったこと無かったんだよな。
あ、でも目隠しになるものが無い…いいや、バケツ被るか。
「よし!すみません、せっかくアウギュステに来たから定番なことしたくて…せっかくですしこいつらでスイカ割りしましょう。」
「鬼か!?一思いにやってあげなさい。」
ええ…何気にやったことないからやってみたかったのに。
まあいいや。切り替えて1人ずつロックフィッシュを頭に振り下ろして気絶させ、縛ったあとアウギュステの監獄まで引き渡した。
________________________
「さすがケインさん〜、相変わらず仕事がお早いですね〜。」
「あ、シェロカルテか。あれで終わりなの?かなりあっさり終わっちゃったけど。」
「残念ながら組織だってンニの密猟をしてるみたいで…まだまだ仕事は残ってますよ〜。」
うげぇ、面倒くさいなぁ。ほんと、いっそボスも含めて全員突っ込んできたら話が早いんだけど…そう考えるとテラリアの襲撃イベントってあいつら潔すぎでは?常に全戦力で殺しにくるし。
「そこでお願いなんですが、ケインさんにはしばらく船の護衛をしてください。漁師さん達が漁に行くたびに船を壊しにくるらしくて…。」
「了解。ところで…俺この世界の船はあまり知らないんだが、これって普通なのか?」
さっき襲撃にきた密猟者の船を見る。なんか前の方にでっかい水車みたいなの付いてるな、って思ったら水車の円の中に犬がいたのである。こいつら犬を使って海を渡ってきたらしい。
「これは…!?なるほど〜。これが密猟者達の船の速度が異様に早い原因でしたか〜。」
「その反応だと普通じゃないんだな。」
まあたしかに斬新なアイデアではある。風や人力より犬の方が馬力があるし、なにより襲撃者たちは全員ハーヴィン、普通の成人男性より体重が軽いため犬の負担にもなりにくい。
まあそれでもこんなんで本当に海渡れるの?という不安はあるが。
そうやって密猟者の船について話していると後ろから2人のおじさんが居た。1人は髪が白髪の老人に近い人懐っこい笑みを浮かべた人、もう片方は真逆に黒髪でまだまだ現役といった雰囲気があるが、人懐っさゼロの真顔のおじさんである。
「あら〜カッタクリさんじゃないですか〜。それにアーマさんまで〜。」
「今回はよろしゅう。アーマ、この人がシェロカルテさんが紹介してくれたケインさんぜよ。」
「……」
アーマと呼ばれた寡黙なおじさんが俺をじっと見る。
こうも無言で見つめられると緊張するな…
「今回漁の護衛をするケインです。よろしくお願いします。」
「断る!!」
うわ、急に大きい声出されるとビックリするんだけど。
っては?なんか殴りかかってきたんだけど!?
「アーマ!何よらあや!?」
「死ぬ。」
「死ねじゃなくて死ぬ!?…あー、そういうこと。」
ふと、ンニの生態を思い出す。この前図鑑で見たけど、こいつら薄い鉄の板くらいなら平気で貫くくらい鋭い針を伸ばして来るって書いてあったな。
多分アーマさんは俺のことを心配して着いてくるなって言ってるんだろう。
…だよね?口数少ないのと真顔だから分かりにくいけど、多分そうだと信じる。
うーん、どうしよう。ぶっちゃけ護衛に関しては別にアーマさんの船に乗らなくてもできる。そもそもあるアクセサリーのお陰で俺溺死しないし。
それに船なんぞよりよっぽど早い乗り物があるから、無理矢理ついて行くことも出来る。
「大丈夫です。ンニや海を舐めてる訳じゃありません。それに密猟者を自力で追い払えるんですか?」
けど、それでも俺はあえてアーマさんから許可を取る。
死なないから勝手に行くなんてことはしない。
心配してくれるなら、しっかりと俺はそれに応える。
「俺たちの問題だ。」
「ンニはね。密猟者は俺が対処する問題です。」
お互いジッと目を見つめあう。
絶対に譲らんぞ、密猟者が来るってわかりきってるみたいだし、なによりシェロカルテに頼まれたからな。
「ダメだ。死ぬ。」
「なら俺をンニから守ってくださいよ。俺はアーマさんを密猟者から守るので。」
「ンニを舐めてる。」
「あんたも密猟者を舐めてる。あいつら、抵抗されたら人を傷つけることを躊躇ってなかったぞ。」
実際、ボウガンの矢を撃とうとしてきたからな。
途中これ以上話すことは無いと言わんばかりにどこかに行こうとしてたが。俺も同じように歩きながら根気強く説得する。
すると観念したのか、それとも1度だけ様子見しようと思ったのかは定かではないが、許可が出た。
「…1回だけだ。」
「ありがとうございます。」
ホッ、なんとか説得成功。こういうコミュニケーション関係は苦手なんだよな俺…成功して一安心だ。
「あんたすごいな。旦那を説き伏せるなんて。」
「旦那はいい人なんだが…こう、難しいというか…言葉足らずなんだよなぁ。」
まああれで実は人懐っこくて饒舌な人なんだよって言われたらシェロカルテにお願いしてコミュニケーション関係の本を仕入れるよ本当に。
こうして俺は漁について行かせてもらうことになった。
(そういえば〜。なんでケインさん海にいるのに普段着なんでしょう〜?)
なんかシェロカルテから不思議そうな目で見られてるな、なんでだろ?
ケイン
「せっかく海に来たんだし…魚を使って敵を倒そう!」
シェロカルテ
「そこは水着になるとこじゃないですかね〜?」
テラリア世界における釣り
テラリアの世界では釣竿と餌の2つと、ある程度の大きさの水場によってできる。
誇張でもなんでもなく、テラリアにおける釣りは攻略する上でやった方がいい、とまで言われるほど優秀なアイテムが手に入る行為でテラリアをクリアした皆さんもNPCの釣り人(以下、クソガキと呼ぶ。)の元に毎朝話に行き、クソガキのクエストをクリアして報酬を受け取ったり、ハードモード移行後すぐにクレート集めや、古いバージョンならハードモード行く前にクレートを集め、ハードモード移行後に一気に開封した。という経験もあるはず。
"ロックフィッシュ"
洞窟や地下の水場で釣れる魚兼ハンマー。
鉄の釣竿を作ったら釣れる可能性があるので、武器にインゴットを使うのではなく。武器にこいつを釣り上げて、その分のインゴットを防具にする、などもありかもしれない。
"カジキ"
PS5版の名前だとメカジキだが、見た目はバショウカジキなどっちだよ、とツッコミたくなる魚兼槍
リーチは短いが、こいつも同様かなり序盤で手に入るため、ボス戦などには向いてないが、探索中のゾンビのような雑魚相手にはかなり効果的な武器
"ノコギリザメ"
海で釣れる魚兼チェーンソー
作中でも書いてあったように使うとエンジン音がする、魚とは?
ハードモード前に手に入る唯一のチェーンソーであり、性能はこれ一本でノーマルモードの間はもう斧を作る必要が無いくらい優秀。
なお、ノックバックが微妙やダメージが低い、範囲が狭いなど正直戦闘には使えない性能である。
"クリスタルサーペント"
ハードモードの聖なる土地、で釣れる魚兼魔法武器。
いよいよ魚とは?
なお、魚でありながら魔法武器とかいうある意味ふざけた存在だが、性能はかなり使いやすい上に強い…いわゆるガチな武器であり、ハードモード序盤ではかなり心強い魔法であり、メカニカルボスの一部はこいつをメインで戦ってもいいかもしれない。
"墓守のシャベル"
墓場、という少し特殊なバイオームでしか作れないアイテム。
ピッケルのように振り回すことができ、砂や土などの柔らかいブロックは一気に3×3マス掘ることが出来る。
意外と攻撃力が高いので武器として使うのもありかもしれないが、クトゥルフの目玉を倒す頃には武器としては完全に不要になっているだろう。
グラブルとテラリアは知っている?
-
両方とも知っている。
-
グラブルだけ知っている。
-
テラリアだけ知っている。
-
両方とも知らない。