テラリア転生者が次はグラブルに転移した話RE   作:なかえもん

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ケインくんの好きな物
ハチミツとキャンプファイヤー

グランのコメント

「ハチミツ好きって聞いたら普通に聞こえるんですけど…この前依頼で少しケインさんが怪我した時にハチミツの風呂を作って入ってた時はさすがに引きました。」

誤字修正ありがとうございます!


アストレイ・アルケミスト①

sideケイン

 

今日は依頼が無いのでグランサイファーでのんびり本を読んでいた。

読書はあまり自分の趣味ではないが。こうわかるかな?ゲームの攻略本とか、生き物の図鑑とか、そういうのだけすごい読んじゃうタイプなんだよな俺。

今もこの世界の魔物図鑑を読んでいる。すごい読んでて楽しい。

そうしてゆっくりと本を読んでいると急に部屋のドアが開く。そこにはカリオストロが居た。

 

「おい、お前暇だろ?」

 

「ん?まあ暇っちゃ暇だけど…というかノックくらいしろよ。」

 

コイツの横暴さには付き合っていくうちに慣れた。だから正直言っても無駄だろうな〜と思いつつもしっかりと不満は言ってみる。

 

「オレ様がヘルメス錬金術学会と揉めてるって話は覚えてるか?」

 

「あーなんだっけ、たしか大昔にヘルメス錬金術学会にボコボコにされて封印されたんだっけ?」

 

「ハァ!?オレ様があんな有象無象共に負けるわけねぇだろ!ただ…1人だけ、相性が悪いのがいたんだよ。」

 

…あんまり深入りしない方が良さそうだな、その相性が悪いやつを話してる時のカリオストロは怒りや憎しみなんて一切感じさせない顔だったし。複雑な事情でもあったんだろうな。

 

「で、それがどうしたんだ?」

 

「実は帝国とヘルメス錬金術学会がまたオレ様を封印しようとしてるみてぇでな。」

 

ふーん。カリオストロをねぇ…出来んのかね。そんなこと。

というのも何回かカリオストロと依頼に行ったことがあるんだが、こいつかなり強いんだよなぁ…ノーマルモードの武器や防具じゃ勝てないだろうなって思うくらいには。

 

「で、今からオレ様は団長と一緒に帝国とヘルメス錬金術学会がいる島に行こうと思うんだが…お前も手伝え。」

 

「わかった。」

 

別に断る理由もないしな。二つ返事で了承した俺は本を閉じて立ち上がりカリオストロについて行く。

途中から暇なので他愛のない会話をしていたのだが…

 

「でさ〜意外とハチミツの中にいた魚が美味くてさ。」

 

「…お前みたいな大バカで常識知らずなやつは知らないだろうが、魚はハチミツの中では生きられないんだぞ。普段からハチミツ一気飲みなんてしてるから頭おかしくなったのか?」

 

割と本気で可哀想なものを見る目でそんなことを抜かしてきた。

 

「キレそう。てかハチミツの中に魚いるわ。それにハチミツを飲むと傷が治るんだ。常識だろ。」

 

「んなわけねぇだろ!?オレ様結構長い時間生きてるけど見たことねぇよそんなの!」

 

「ならお前が封印されてる1000年の間にいつの間にか出てきたんじゃねぇの?まったく。おじいちゃんはそうやってすぐに頭ごなしにないって言うんだから…昔の常識を今の子達に押し付けると嫌われるぞ?」

 

「ハァ!?というかこれオレ様がおかしいんじゃなくてお前がおかしいんだろ!?なんでハチミツ飲むだけで傷が治るんだよ!?」

 

ハチミツは万能液体。固めてブロックにするもよし、飲むもよし、浸かるもよし。オマケに攻撃…すごい特殊な方法でだけど火力を上げるために使える。

 

カリオストロにハチミツの万能さを語ってるうちに甲鈑に着いたようだ

 

甲鈑にはグランとルリアとビィがいた。

 

「あ、カリオストロさんもうすぐ目的の島に着きますよ。」

 

「おう。それとコイツも暇そうだから連れていくぞ。」

 

「ケインさんも来てくれるんですか?心強いです!」

 

この2人と1匹は将来が心配になるくらいのお人好しだからな。こんな俺相手に心強いって言ってくれるのが嬉しい限りだ。

 

「まあ、肉壁くらいにはなるだろ。団長もやばくなったらこいつを盾にしろよ。」

 

「はは、いざとなったらカリオストロを振り回して武器にしてもいいんだぞ?壊れないなら武器は選ばないからな。」

 

ゾンビの腕だろうが魚だろうが骨付き肉だろうが振り回してきたんだ。いまさら美少女(笑)を武器にしても俺は気にしないぞ。

 

「え〜ひどい…、ケインさんこんなに可愛いカリオストロにそんな酷いこと言うんだ…怖いよ団長さん☆」

 

カリオストロは泣き真似をしながらグランに駆け寄る。グランもこれには苦笑いである。

 

「もう!ケインさんはもっと女の子に優しくしないと。モテないぞ☆」

 

「はぁ?お前男だろ?女の子ぶってんじゃねぇぞ。」

 

「テメェライン超えだぞぶっ殺してやらァ!」

 

「こいよ返り討ちにしてやる美少女(笑)!」

 

お互いファイティングポーズを取る。"ボーン・リー"から教わった(真っ赤な嘘)この飛び蹴りで一撃KOしてやらぁ!

 

「ウロボロス!」

 

「は!?お前まてそれはずるいだろ!?ぎゃー!!!」

 

最初からウロボロス出すならファイティングポーズ取る意味よ…。ウロボロスに体を締め付けられながら俺はそう考えた。

_________________________

 

島に着くと村を占領している帝国兵と…多分ヘルメス錬金術学会のヤツらがいた。

 

「くっ、あいつらを研究所に近づけるな!もしそんなことになったら…」

 

「わかっている!なんとしてもここで食い止める!」

 

「それにこれはチャンスだ!我々の手で開祖を封印できればきっとあのお方も認めてくださる!」

 

「はいはい邪魔邪魔〜」

 

「「ぎゃー!??」」

 

"ウェザーペイン"を発動し竜巻を出して兵士たちを一掃する。竜巻に巻き込まれた兵士たちはそのままクルクルと錐揉み回転しながら上にあがり、そのまま落下した。

この杖、正式にはテラリアのアイテムと言うより別世界…ドントスターブのアイテムではあるんだが…まあこの杖はテラリア産だからテラリアのアイテムでいいよな。

 

ディアクロップスを倒した時に貰える魔法の杖でホーミングしてくれる上に防御力をある程度無視する、さらに敵を12体まで貫通とノーマルモードでは頼りになる武器だが…連射が遅い上にオートで連射出来ないのが難点かな。

ぶっちゃけハードモードだと使わなくなる武器だが…帝国兵みたいな奴らにはこれぐらいで十分。

 

「ぐっ、近づけないぞこれでは!」

「焦るな!あれだけ撃ったら魔力切れもある筈だ!それまで耐えるんだ!」

 

いやまあたしかにあるけど…そうやって俺だけ見てると…

 

「ほら!美少女の一撃だ。ありがたく受け取りなぁ!」

 

カリオストロの錬金術によって吹き飛ばされる。

 

「はん、こんなもんかよ。退屈しのぎにもなりゃしねぇ。」

 

「あはは。2人のおかげで僕は何もしなくても敵が倒れていくね…」

 

グランがそう言うが、まあ正直この程度なら俺やカリオストロだけで十分だが。もっと強いやつが出た時はグランの手も借りることになるから。団長らしくどっしり構えていて欲しいな。

 

「それにしても、これだけ帝国兵がいるってことは、あの情報は当たり…ってことか。」

 

「だな…研究所とか言ってやがったし。」

 

ビィが少し呆れた様子でそう頷く。まあたしかに。あそこでボロ出したせいでこっちも確信に変わったしな。

 

「にしても、こいつら、開祖であるオレ様をちょっと馬鹿にしすぎだろ。」

 

そう言ってカリオストロは倒れている帝国兵とヘルメス錬金術学会のヤツらを冷たい目で見る。

 

「この程度の実力でオレ様を封印しようなんてよ。鼻で笑っちまうぜ。」

 

そういい鼻で笑うカリオストロであるが…

 

「でも前は封印されたんだろ?あ、もしかしてそういうお約束だったりするのか…あぶね!?」

 

この野郎ウロボロス出しやがった。ウロボロスが頭をかじろうとするので避ける。

 

「もう、次言ったらウロボロスに頭丸かじりにしてもらうぞ☆」

 

「そう言うの遅くないですか!?明らかに殺意を持った丸かじりしようとしてましたよウロボロス!」

 

グランがツッコミをいれてくれる。グランの言う通り、言うのが遅いぞカリオストロ。

 

_________________________

 

その後、帝国兵とヘルメス錬金術学会が居座っていた村の村人から、研究所の場所を教えてもらった俺たちは研究所まで行くが…

 

「人の気配がしませんね…」

 

「ちっ、どうやら遅かったみてぇだな。研究資料も全部なくなってやがる。」

 

ルリアとカリオストロが言う通り一見人は誰もいないように見えるし、研究資料らしきものも何一つないように見える、が。

 

(なんだ?さっきからシェルフォンに敵の反応が一つだけある。)

 

シェルフォンの中の一つ、"レーダー"の効果、周囲のモンスターの数がわかるというものだが…さっきから1個だけ反応がある。

レーダーは文字通り敵、つまり俺たちに敵意がある奴に反応してくれる物だ。どこかに隠れて隙を伺っている?

レーダーの困った点だが、自分の周囲に敵がいるのは分かるのだが、じゃあどこにいるのか?というとこまではわからない。だから今も敵が隠れているのはわかるが、どこにいるかまで分かっていない。

露骨に警戒して隠れているやつに逃げられても面倒だ。

 

(ここはなにがあっても対応できるようにしておきながら気付いてないフリをしよう。)

 

もしもの為にロッドオブハーモニーと"フローズンシールド"はすぐ使えるようにしておく。

 

「よし、この研究所をとりあえず調べるぞ。なにか手がかりがあるかもしれねぇ。今のとこ人の気配はねぇが。油断するなよ。お前ら。」

 

カリオストロの忠告を守りながらそうしてみんなで調べようとした瞬間。

 

キュィィィン

 

「ん、今の音は…ってあぶねぇグラン!後ろだ!」

 

いつの間にか後ろにいた人型に似た白い塊が膨大な熱量を持つ光線をグランに撃つ。

 

すぐにグランの前に立ち、フローズンシールドを構える。

それと同時にカリオストロが障壁を貼ってくれるがジリジリと削られていく

 

「2人とも俺の後ろにいろ!」

 

そうして障壁は破られ、破られた時の衝撃波が来るが、それを耐える(ノックバック無効)

 

「ぐっ!?くそ、結構痛てぇな。」

 

カリオストロがそう吐き捨てる。一応これでも軽減させてるんだけどね…フローズンシールドの効果は仲間のダメージを25%肩代わりできる効果だ。ぶっちゃけあの世界だとソロだったから本当に意味ない効果だったんだが。この世界に来て初めて有効活用できたな…。

 

「大丈夫ですか!?皆さん!」

 

「僕達は大丈夫!ケインさんのおかげでほとんど無傷だよ!」

 

「よし、ならいい。とりあえずあいつをぶっ飛ばすぞ!」

 

俺とグランは2人揃って正体不明の白い塊に走り出す。

そいつはずっと下を向いていたが。突然顔を上げて俺の方を見た。

それと同時に地面がからオレンジ色の水晶が槍のように俺を串刺しにしようとしてくる。挙動だけみたらこれ錬金術か?

 

「ぐっ…!まだ我慢出来る威力だな!」

 

直撃したが、ある程度いい鎧をつけている俺ならまだ我慢出来る威力だ。最近は一々装備を付け直すのも面倒なので"クリスタルアサシン装備"にしてるんだ。この程度ならいける。

 

それにグランにも攻撃の予兆は見せた。あいつならもう避けれるようになるはず。

 

白い塊は俺とグランに交互に顔を上げることで地面から水晶を槍のように出すが。グランはステップで、俺はクリスタルアサシン装備のフルセット能力のダッシュで避ける。

 

そうしてグランから先に白い塊に斬撃を浴びせる。グランが振った剣はしっかりと白い塊の体を切断していく。

追撃で俺も"ブレイカーソード"を取りだし思いっきり振り下ろす。この剣は体力が90%以上の敵に与えるダメージが2.5倍になる効果を持ったデカイ剣だ。

単純に体力が高いだけならこれで結構なダメージが出る。

この剣で跪いているよう体勢だった敵の片腕を切り落とす。

それに追撃で"フェニックスブラスター"を顔面に向けて撃つ。こいつの正体がなんなのか知らないが。明らかに人間ではなさそうなので容赦なく攻める。

 

だが…

 

「グラン!こいつ再生してないか!?」

 

「すごい速度で再生してます!それに僕たちの攻撃よりこいつが回復する方が早いです。」

 

「どけ。俺が錬金術で吹き飛ばす!」

 

カリオストロは錬金術、一気に白い塊がいる地面を槍や剣にし、串刺しにする。

 

「こっからさらに…」

 

続けてカリオストロは何かしようとしたらしいが。その前に白い塊が超音波のような音を周りに反響させる。

すっごい耳と頭が痛いしキンキンする…!!

 

「うるせぇ…!!」

 

「なに…この音…!?」

 

「ぐっ…くそ…黙りやがれこの!」

 

カリオストロの錬金術により、地面から手とハンマーが生えてきて。そのままハンマーを白い塊に思いっきり振り下ろす。

 

「くそ、こいつはキツイな…」

 

「おいカリオストロ、お前大丈夫か?妙にバテてる気がするが…」

 

「あいつを倒したらゆっくり休ませてもらうが…その前まずは再生する前にあいつを跡形もなく消し飛ばすぞ。」

 

「グラン。カリオストロに合わせるぞ。3人だが、チェインバーストで吹き飛ばせるかもしれない。」

 

チェインバースト、みんなで奥義を使った時に起こる強力な追撃である。ぶっちゃけ奥義って言える技が俺にはないけど、俺の武器による魔力や攻撃でも発生してくれるから一安心である。

 

「了解です!」

 

そうしていざやると言うタイミングで、白い人型の塊は全身から激しい光を放ち、目をくらませている間にどこかに逃げたようだ。

 

「チッ、逃げたか。」

 

カリオストロは忌々しそうに吐き捨てる。まあ俺も正直とっとと消し飛ばせばよかったって後悔してるけど…

 

「まあいい。このまま研究所を探索するぞ…」

 

そう言ってカリオストロは歩こうとするが。俺から見ても明らかに無茶をしているのがわかる。

 

「カリオストロさん!ここは1回引きましょう!」

 

「カリオストロ…フラフラじゃねぇか…」

 

ルリアとビィの2人がそう説得しているが。本人は譲ろうとしない。

こういう時は無理矢理だな。

 

「!?お、おい!離せテメェ!!」

 

カリオストロを無理矢理米俵抱きする。

 

「て、てめぇ!この、この!離せって!」

 

「いいから退くぞ。少なくとも今のお前のコンディションじゃこの先またあいつに襲われたらきついだろ。」

 

実際じたばたしてるが全然力を込めてるように思えない。めちゃくちゃ弱ってんじゃねぇかこいつ。

 

「チッ…あぁくそ、わかったよ。だからせめて下ろせ。」

 

「グラン。一応さっきのやつが来ないか警戒しててくれ。」

 

「わかりました。」

 

そうして1度調査を引き上げ、グランサイファーに戻った

 

_________________________

 

「チッ!これも上手くいかねぇか…となると…ウロボロス!」

 

そうして出てきたウロボロスは頭が無く、先端が溶けている

 

「う、ウロボロス!?なんかすごい悲惨なことになってんだけど!?」

 

「ちっ、ウロボロスもまともに使えない…体を再錬成しようにも今の状態じゃうまくやれるかどうかも分からねぇ…」

 

しかめっ面をしながら今の自分の状態を纏めるカリオストロ。というか気になってるのが

 

「俺は体に特に異常はないが…カリオストロにだけ効果のある攻撃だったってことか?」

 

そもそも、フローズンシールドの効果も含めると、俺はカリオストロとどっこいどっこい、なんならカリオストロよりもダメージを引き受けているのだ。なのにカリオストロにだけこんなに弱体化されてるってことは。多分カリオストロに対してピンポイントで対策を張った敵だった、ってとこかな?グランも何ともなさそうだったしな。

それをカリオストロに聞くとうなずく

 

「ああ、あいつは物質を…ってこの説明じゃお前には難しいか。まあオレ様みたいな錬金術で作られたものに対して特別効果の高い攻撃をしてんだ。」

 

なるほど、だから俺はなんともないのか。

 

「…とりあえず。色々試してなんとか今の状態から回復させる。お前も手をかせ。」

 

「別にいいが…俺は錬金術なんて使えないぞ。」

 

「そっち方面に期待してねぇよ。オレ様の看病と実験の手伝いだ。」

 

…なるほど

 

「つまり老人介g…」

 

言い切る前に強キックが飛んできて顔面を蹴られた。なんかこいつ堂に入ってるな、もしかして格闘ゲーム出身だったりする?

というか体の調子が悪いとは?

 

「も〜。ケインったら。こんなにカワイイ女の子に看病出来るだぞ?もっと嬉しい表情してもいいんだよ☆」

 

「中身が可愛くないからチェンジで。」

 

「は?俺様は見た目も中身も完璧な美少女だが?」

 

そうしてカリオストロの部屋に行くとしばらくこき使われた。

 

「おい、ちょっとそこのやつ寄越せ。」

 

「どれだ?お前の部屋ごちゃごちゃしすぎてわかんないんだけど…」

 

カリオストロの部屋の机というか…実験する場所だけ汚いタイプなんだよなぁ…色々ありすぎてわかんねぇ…。

 

「そこの紫の液体が入ってるフラスコ。あとあっちにある銀色の金属粉。」

 

えーと、これとこれか。

 

「後、腹が減ったからなんか取ってこい。」

 

へいへい。今キッチンには…ローアインがいないのか…そしたら俺が作るか。

うーんと、あ、丁度カボチャがあるな。この世界魔法のおかげである程度技術が発達してて、冷蔵庫みたいなやつもあるんだよな。

カボチャを取りだしたあと、かまどに通し、パンプキンパイにする。え?工程ざっくりしすぎだろって?ぶっちゃけ俺もなんか作れたとしか…結構作る時は無意識なとこがあるんだよな。武器や防具に関しては一時期真面目に一から作ったらコンディション良くなるかなって思って真面目にやってたことあるけど…結局意味ないっぽいし。

後は団の誰かが持ってきたティーポッドがあるので。ガラスの瓶の中に水を入れたあと。ティーポッドを使って紅茶を作る。これもまたどうやって作ってるのか俺も知らん。

 

作り終わったあとはカリオストロのとこに戻る。

「ほれ、こんなもんでいいか?」

 

「お前意外と料理出来るんだな…」

 

カリオストロが意外そうに言うが。あれを料理と言ったらその筋の人に怒られそうだよな。

 

それと、意外とテラリアって料理は多いけど。その中で自分が作れる料理はそんなに多い訳じゃないのよね。特に優秀な料理ほどドロップ系が多いし。

 

「…俺様としても頼むのは非常に不本意だが…その、食べさせてくれ。」

 

「わかった。ほれ、あーん。」

 

「やめろ口に出すな!チッ。」

 

自分で食うのもきついくらい弱ってるのか…こうして黙って運ばれたパイを食べてるカリオストロはたしかに美少女で。俺から見てもドキドキするくらいだが…中身は男である。

 

「…美味いな。それに、なんか体の調子が少し良くなったな。」

 

あ、この世界の材料でも俺が作ったらなるんだ。テラリアで料理を食べた時になるバフ、満腹状態である。

カリオストロが食べたのはパンプキンパイだからたしか大変満足状態か。

全体的にステータスが色々アップするので、俺もボス戦前などによく食べてから挑んだものである。

 

「ケインさん。もっと私に食べさせて☆あーん☆」

 

苦笑しながらもカリオストロにパイを食べさせる。

 

「…これだけ可愛いのにお前は特に反応しないんだな。」

 

「それ自分で言うの??」

 

「お前なんかオレ様を相手にする時と他の奴ら相手にする時で露骨に態度違うよな。もしかして俺様が美少女すぎて意識してるように思われたくないからこその照れ隠しか〜?もう、カリオストロにいじわるしないで欲しいな☆」

 

「いや全然。まあたしかにお前と他の人で明確に態度変えてる自覚はあるけど。」

 

…不本意ながらカリオストロには俺が異世界人だとバレていること、それと、1個だけ共通点があるんだよな。

 

「お前さ、前言ってただろ。自分のことを歳を取らない。その上ちょっとやそっとじゃ死なない体、死んだとしても自身の身体を再錬成して復活。」

 

「何だ急にオレ様の天才ぶりを並べて。」

「…俺そっくりだなって思ってさ。」

 

「……は?」

 

あの世界に行ってから、まず俺は老いることが無くなった。まあ髭をはやすことは出来るけど。

 

ちょっとやそっとじゃ死ななくなった。顔面がグズグズに溶けたり、腕がちぎれた状態でナースの元に行ったのも1度や2度じゃない。

 

そして、俺は死んでも蘇る。一応テラリアには復活しないモードがあるが。生憎俺は普通に復活する。というか、復活しなかったらテラリアの二日目夜にはもう死んで終わりだっただろう。

 

食事も睡眠も必要なくなった。寝れるけど、寝なくても大丈夫な体だ。食事も食べれるけど、食べなくても生きていける。

 

「変な話だけどさ。俺からしたら親近感が湧いたんだ、俺と同じ人がいたんだ、って。」

 

「…それはお前が望んでそうなったのか?」

 

「いや、たしかにこの体に助けられたことはあるけど…望んだ訳じゃない。」

 

もし望んだ体が手に入るとしても、俺なら絶対に終わりは作る。終わりがないなんてもはや苦痛だしな。実際テラリアの世界にいた時はそうだったし。

 

「そうか…お前はオレ様と同じ…」

 

自分から振っといてなんだけど…重い空気になっちゃったな…。

 

「…カリオストロ、紅茶お代わりいるか?」

 

「あ、ああ、頼む。」

 

またキッチンまで行き、ティーポットで紅茶を注ぐと、戻ってくる。

 

「さて、カリオストロ、次は何で試すんだ?」

 

「…次はそうだな…金を使うか。」

 

「わかった。」

 

そうしてカリオストロの実験を手伝った。気の所為じゃなければ。あの話をした後、少しだけカリオストロが優しくなったような。気安くなったような気がした。

 

 




"ボーン・リー"
ハードモードのダンジョンにスポーンするザコ敵、ダンジョンは壁の種類によって湧く敵が違うのだが、ボーン・リーとダンジョンスピリットの2体はどの壁でもスポーンする。
ノーマルモードでも体力が1000となかなか高い数値である。
なによりもかなり高速で動いて飛び蹴りをしてくるが、かなり威力が高いのも相まって、普通に戦うと強敵であるが。飛べないので翼である程度高所をとってから仕留めよう。なお、ダンジョンには遠距離攻撃してくる奴らも多数いるため、空を飛びながらそいつらの警戒もすること。

"ウェザーペイン"
ディアクロップスがドロップする魔法杖、前述した通り、ハードモードだと力不足な武器だか、実はノーマルモードでリスポーン地点を固定できるようになったらかなり楽に手に入る武器でもある。というのもテラリアのボスはプレイヤーが全員死ぬとどこかに帰るのだが、ディアクロップスはゲーム内時間で24時間経つまではその場に残る、という仕様のため、ゾンビ作戦もできる上に、ノーマルモードでしかできないノーダメで安定して倒す方法もある。意外とクトゥルフの目玉を倒す前にこいつから倒すのもアリかもしれない。

"レーダー"
地表の宝箱、または骸骨の商人が特定の日に売ってくれるアクセサリー、敵が周りに何体いるかわかる。アクセサリー。アクセサリーだが装備せずともインベントリに入れているだけで何体いるか表示してくれる。がんばってこれをシェルフォンまで合成させよう。

"フローズンシールド"
パラディンシールドと凍った亀甲鱗のふたつのアクセサリーを組み合わせることで作れるアクセサリー。
パラディンシールドの守備力アップとノックバック無効さらに体力が25%以上の時、チームメンバーのダメージを25%肩代わりできる効果と、凍った亀甲鱗の体力が50%以下になると受けるダメージ25%軽減の効果を組み合わせたアクセサリー。
敵がデバフを使わない場合はアンクの盾よりこっちの方が強い。デバフを使わないボス、特にムーンロードなどはこれを使うとかなり安定するのでオススメ。

"ブレイカーソード"
ウォールオブフレッシュが落とす剣。元ネタは多分某FFの金髪ツンツン頭。体力が90%以上の敵に対して与えるダメージが2.5倍になる効果を持つ、あくまで個人的意見だが、ノーマルモードの剣の中でもトップクラスに強いが、強化されたナイトエッジの方が使いやすく強いので、そっちを使ってしまう。

"フェニックスブラスター"
ハンドガンとヘルストーンインゴットを素材に作成できる銃。ノーマルモードの中でも使いやすく強い銃だが、ハードモードに行くと途端に力不足になる悲しい銃である。
自分この見た目が好み。

グラブルとテラリアは知っている?

  • 両方とも知っている。
  • グラブルだけ知っている。
  • テラリアだけ知っている。
  • 両方とも知らない。
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