やりきったからこそ見えた
次の目標
中学時代は弱小のバレーボール部、高校は強豪校でした。一人ではゲームができないバレーボールだからこそ、チームの力が大事。ただ、チームの力になる云々の前に、自分のレベルを上げないと話にならない。高校1年間は、ただひたすらに自分がチームに貢献できるレベルになるまで自分を鍛え抜く。誰よりも多い練習量をこなし、自分のイメージを自分の体で表現できるようになるまで、動きを叩き込む。上級生になって、ようやく一人前としてチーム力の向上に貢献できるようになり、本気でインターハイ出場を目指しました。インターハイまであと一歩というところで、相手のスパイクがコートに叩きつけられるのを、自分はベンチで眺めていました。最後の最後で、自分の右膝は限界を迎え、コートに立つことができませんでした。まだ終わるわけにはいかない。痛む右膝を引きずりながら、大学でもバレーボールを続けることを決めました。
結局大学ではクラブチームで4年間週5〜6日バレーボールをし、そこで引退することを決意しました。最後の最後までやりきったからこそ、自分にはバレーボールで食べていける実力がないという限界を知ることができたと思います。就職をする上で重視したことは、自分の力で食っていけるスキルを身につけられるかどうか。企業のブランドで勝負するのではなく、自分自身の力を伸ばしていける環境かどうか。大手企業で成長できないわけがないのですが、当時の自分は「社名を知っている会社は受けない」と決めるほど、尖っていました。