【あらすじ】東京の西のほうに暮らす、ぱっとしないライター・ゆきよは、今日も、UFOキャッチャーでとってきたお気に入りのクマのぬいぐるみ・たらおと会話するのであった。
「あなた、昨日ブログ書かなかったわね。」
――ごめん、たらお。昨日、下北沢ドラムソングのイベントが、楽しくて、長居したので、つい。
レゲエ専門バーって、あまりないらしいね。下北沢のほかには、新宿にOPENっていう店があるとか…。
お、サイト見ると…。ライブハウスのアナログな空気が残ってるフライヤーだねえ。小さい字がいっぱい書いてあってさ。
レゲエ箱は、音楽詳しくても、詳しくなくても、楽しく踊ればいいっていう空気があるからラクだね。機会があったらまた行こうっと。
で、昨日はモヤモヤさまぁ~ずでかかってるレゲエもかけます、っていうイベントだったんだけど。ネタとして、ショウ君の声を出したりしてた。
「ショウくん?」
――モヤさまのナレーションをしてる、音声合成ソフトね。アイフォンアプリが出てるんだよ。好きな言葉を、ショウ君に喋ってもらえるの。
「おおおおお!?」
――しかもフリーソフトなの。結婚式とかに使えるよねー、これ。
「**くんと**さんは、最初は、**で、知り合ったっつー話ですよ、とか喋ってもらうといいね。
あと今日はなんか楽しい話ないの?」
――週末の準備で忙しいんですよ。ダイエットする暇すらない!
「まだ諦めてなかったのか!」
展示用の、携帯テトリス。電池入れなおしました。音がうるさいんだこれが。
>あ、明日、デイリーポータルZラジオ出ます! 喋るの下手なのでよろしく!