昔の写真 | 日々の凧あげ通信アネックス
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【あらすじ】東京の西のほうに暮らす、ぱっとしないライター・ゆきよは、今晩も、UFOキャッチャーでとってきたお気に入りのクマのぬいぐるみ・たらおと会話するのであった。

「ゆきよさん、今日どうでした?」
――ん? 作業してた。だらだらと。
あとデータをサルベージしてたら、トーフビーツくんと撮った写真とか出てきてびっくりした。
なんか、30代の私、写真が若い! 若い女だ! べつに美人じゃないけど愛嬌あって可愛いじゃないかよ、と。

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「へんな髪型……。」
――前行ってた美容院では、アシンメトリー&おかっぱ風にしてたのよね。ニシさん(友人)に、モテたいんだったらまずその髪型をやめろ、と言われてたなー。
引っ越して、新しい美容師さんになったら、自然と今の落ち着いた頭になっちゃったんだけど…。
なんか30代の時、努力すべきだったんだよねー。本出せたら良かったのにね。
こないだ泥酔した編集者に「大塚さんがライオットガールのうちにお仕事したかった」と言われ、どういう顔をしていいのか分からなくなったわ。
「いま、ゆきよさんは、なんなの?」
――ん? なんか諦めてる40女かな…。
ああ、でも、こないだ、30代前半の女性から「大塚さんはこじらせ系ではないと思います。」と言われたよ。
「そのココロは…?」
――いや、よくわかんないんだけど。
彼女の見方は、こじらせ系=非主流の中に居場所を作って、普通ではないことに価値を付け、自分の地位を上げる女、という解釈らしい。
彼女は文化系の、生きにくさを感じている女子ではあるんだけど、自分をこじらせ系として認識していない。むしろ反発している。
こじらせ系が盛り上がれば盛り上がるほど、その裏も浮かび上がってくるねえ。
そもそも、言葉の定義がわからないんだよね。「こじらせ系」って何なんすかね。
「何なんですかねえ。」
――こじらせ本は、非主流の30代女性のあるある本、と認識してるんだけど、違うのかな。
能町みね子さんと、久保ミツロウさんは、コラムニストと漫画家さんとして、普通に読むんだけど……作品は、こじらせ系ではないよね。
「あれは別枠ですね。」
――能町さん、セクシャルマイノリティーだけど、そこをテーマにしていないしな。
セクマイといえば、少年アヤちゃん、売れてるね。
まえに、アヤちゃんさんにフォローされたので、フォロー返ししてたんだけど、こないだ見たら外されてた。ははは。
「おいおい、そういうこと口に出しちゃだめ!!」
――華やかな人には、私なんてゴミみたいな存在なんですよ。終わってるライターですよ。ライターがどうかも怪しい。
3時間に1回くらい死にたくなりますよ。秘密だけど。
「まあまあ。」
――そんなわけで、私、夏の終わりごろに、単著を電子書籍で出します!! 同時になんかイベントしますのでヨロシク!!
「そんな発表方法でいいの!?」



SNH48ですよ!!
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