日本学生野球協会は10日、都内で審査室会議を開き、高校8件、大学1件の処分を決めた。

藤枝北(静岡)の監督(27)は長期間にわたり複数の部員に暴言を繰り返し、グラウンドに正座や立たせるなどの体罰をしたとして7月28日から18カ月の謹慎処分。

宇和(愛媛)の監督(44)は部員への体罰や危険行為、報告義務違反で9月9日から18カ月の謹慎。

春3回、夏3回の甲子園出場の秀岳館(熊本)の部長(29)は暴言と報告義務違反で8月17日から4カ月の謹慎。

和田山(兵庫)は部員の喫煙のため、8月28日から1カ月の大会試合禁止とした。

桜美学園(宮崎)はコーチ2名の不適切指導と暴言、報告義務違反で9月1日から3カ月の謹慎。

和泉総合(大阪)の責任教諭(30)は体罰と暴言と報告義務違反で8月25日から4カ月の謹慎。

小笠(静岡)の監督(24)は部員への体罰と不適切指導と報告義務違反で10月8日から6カ月の謹慎。

長野俊英(長野)の顧問(30)は暴言と不適切指導、体罰、不適切発言、報告義務違反で8月7日から1年間の謹慎処分。

日体大の監督(56)は部員への不適切な言動で8月11日から1カ月の謹慎とした。