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大阪・関西万博

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「誰も助けてくれない」 万博工事で労災、非公表 一人親方の憤り

2025年大阪・関西万博の中国パビリオンの建設現場で作業中に負傷した男性。頭部には包帯が巻かれていた=本人提供
2025年大阪・関西万博の中国パビリオンの建設現場で作業中に負傷した男性。頭部には包帯が巻かれていた=本人提供

 大阪・関西万博の中国パビリオンの建設現場で2024年9月、30代の男性作業員が頭部を負傷し、全治1カ月程度と診断される労災事故があった。左半身のしびれなどで現場に出られず、2カ月半にわたり休業した。この男性は一人親方で、元請けの労災保険ではなく、自らが特別加入していた労災保険で休業補償や療養費を受けた。

 日本国際博覧会協会(万博協会)は、会場建設中の事故や労災を計13件公表したが、この男性の事故は含まれていない。男性は「誰も助けてくれず、責任もとらない。末端の人間が痛い目をみただけだ。万博の工事になんて行かなければよかった」と憤っている。

 男性や複数の工事関係者によると、男性は大阪市此花区の夢洲(ゆめしま)で中国パビリオンの屋根工事に従事。24年9月13日午後、地上で作業中、汗を拭おうとヘルメットを一時的に脱いだところ、衝撃を感じ、頭から大量の血が流れていた。しばらくして、仮留め用の金具が上から落ちてきて、…

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