このまま行ってたらこのエピソードでもう光よ!!してそうだったし(爆速ダッシュなう)
ちなみにヨルハは「良い女適性」が高いタイプ
ペルソナ———特にペルソナ3に於ける「死」は、その実様々な「個性」として見られる。
伊織順平であればチドリという想い人の死であり、岳羽ゆかりであれば実父の死であり、荒垣慎次郎であれば自分自身の死である。
また、それらの死を一纏めに起こすニュクスの覚醒も、世界としての死と言えるだろう。
しかし死生観が薄いキヴォトスではそんな話を聞くことなど無く、あっても文献
されどもそれは大衆の目には見えていないだけであったりする……アリウスの例がそうだろう。
実際アリウスは見られていないだけで餓死体などが多く見つかり、統治者の性根と環境の悪さが痛い程に理解できた。。
あんな状態では死した魂も報われないと、アリウス参入後に私は夜な夜な魂送りをし続けていた。
最終的にその数は1500を超え、それは自分の精神が粉々になる直前でもあっただろう。
あの時は、辛いだけだった。
魂一つひとつに「アリウスの醜い統治者は死した」「今生きている生徒は皆笑顔が戻っている」「だから、もう休んで良い」と呼びかけ、それでも還らぬ魂にその様子の動画を見せて満足させて。
時には好いていた生徒の元へその魂を密かに送り、夢枕として最期の会話をさせたり。
私はそれを見送らなければならない立場であるから、1500人がそれぞれ持つ思いを全て受け止め、寄り添い、送りをただただ繰り返していた。
癌のようにこびりついた偽りの教義を剥がす度に、その教義が自分の身体を汚していくようだった。
幸い鬱にはならなかったものの、ご飯は喉を通らず寝付けずでワカモや社員の皆を心配させてしまった。
酷いものだ、アレも私も。
———ふと、机の上に投げ出されていた自分の右手に重みを感じる。
青白く淡い光を持つ一枚のカード。
親の顔よりみた、ペルソナカードだった。
裏面が仮面のような模様であり、裏返せば太陽の下に鎮座する髑髏の描かれた門———私の通り名の元となった、『死神』のアルカナ。
…………そういえば、だ。
アルカナとして存在する『死神』とは、
しかし、それは余り合っているとは言い難い。
むしろタロットカードの中で一番不吉だと言われるのは
『死神』の13という数は完全数6の約数の和である12*1に1を足す、つまり12という括りを満たして次の括りへ行くという話がある。
忌み数というイメージよりも、この「再出発」という意味の13であると言った方が良いだろう。
———そう、再出発。
知恵の実を食べて数々の知識と経験を得た旅人は、現れる試練や忍耐を経て、一度その旅を清算することになる。
それは『転生』であろうか、『輪廻』であろうか。
旅の終点がどのような形であれ、一度大きな転換点があるのは変わらない。
……ならば、私の人生の転換点とは?
私が理性を知覚した日だろうか。
冷たい床を知った時だろうか。
あの子を産んだ時だろうか。
たった二人で生きていくことを決めた瞬間だろうか。
絶望と滲む視界の中で静かに息を止めた時だろうか。
それとも———
「……社長?」
キィ、という微かな音に合わせて、青髪の見知った顔が見えた。
「……ヨルハ、か」
こんな夜に起きてるのは珍しい、と視線を向ければ、彼女は眼鏡を掛け直しながらにへ、と微笑んだ。
「変な時間にエナドリを飲んじゃって……その、寝付けなくて」
「まぁ……しょうが、ないか。少し、話す?」
「そうしますね」
ひらひらと右手を振り、そう言えば死神のカードがあったか……と気付いて、初めから何もなかったかのように空を切る掌に静かに驚く。
微かに淡い光が手の間をすり抜けるように消えていくのを横目に、右隣にヨルハが腰掛けた。
「社長も寝れなかったんですか?」
「そう、かも。少し前を……思い出してた」
前……とヨルハが少しだけ唸って、すぐに思い出したように言う。
「エデン条約の時ですかね?確か……魂送り、でしたっけ?」
首肯すれば、彼女は憂いだ顔になって呟いた。
「あの時は……社長があんな状態になったのを見て、哀しくなりました。亡くなった方達のことが」
「……あのまま、じゃあ。怨霊に、なるし……なにより、
偽りの虚しさを埋め込まれて散って行った生徒達が、安心して逝く為に。
「これは……私の、責務。私だけの、仕事」
「……そうですもんね。社長、あの時も同じ事言ってましたし……そんなの、否定できる訳無いじゃないですか」
あんなに哀しそうな顔で、という言葉を、あの時の死神の表情と共に飲み込む。
「我儘で、ごめん」
「良いんです。いつも私達の我儘を聞いて下さってますし……少しくらいは、ね?」
「……ありがとう」
「もー、久し振りですね?こんなシナシナな社長」
……そういえば、前にこんな沈んだのは、丁度魂送りの時だったな。
あの時よりかは酷くないものの、周りからはそんなに萎びて見えるのだろうか……?
「
「うん、多分」
「じゃあ、その時は帰ってきた社長を暇疲れさせちゃいますよ。社長が何事もなく帰って来てくれたら、それで私達は充分ですし」
微笑むヨルハの優しさに嬉しくなって、結び目の下ろされた髪を優しく撫でた。
「んふふ……———ふぁ……」
ふわふわと撫でてすぐに、ヨルハの瞼が緩やかに降りていく。
「
「ん……はい…………」
出来る限り優しく、安心するように呟けば、彼女の意識は
ぐっすりと眠ったヨルハの身体を優しく抱き上げ、隣の仮眠室の布団で寝かせる。
……どうやら、今日は珍しく仮眠室の利用者が居ないようだ。
健康的な生活を送れているようで何よりである。
部屋を出る前にもう一度だけ彼女の頭を優しく撫でてから、部屋の扉を開く。
「……ふむ、もう……お呼び、か」
黒い渦が形を成して、無機質で機械的な通路を映し出す。
ヨルハが起きぬよう、静かに扉を閉めて、先で
今夜のシャーレには、珍しい客の姿があった。
「…………先生」
「"何かな?"」
……しかし、その
ひび割れたヘイローと、黒いドレスに身を包んだ灰髪の女性———
最近失踪した生徒と瓜二つな彼女は、会話の最中にふと視線を漂わせた後に、急に言った。
「
「"———ッ!!"」
その言葉の意味を理解した先生が、細く息を呑む。
「正確には、色彩が偽りの死神を私達のところへ呼んだ……って言う方が、正しいけど」
そこまで言われても、先生の瞳には焦りなど微塵もなかった。
「"……大丈夫だよ、死神なら"」
ただその存在を信じて、力強く言う。
「…………そう」
それに対して、シロコ*テラーは短く零すだけだった。
振り返った彼女が黒い渦にの向こうへと消えてゆく。
その奥に佇む仮面の存在を、先生の記憶に残して。
その日を境に、『死神』の目撃情報は一つとして無くなった。
やっべぇーーーーーーーー!!!!
刈り取るさんアトラハシース乗っちまったァァァァ!!!!
乗せないように行けるかな?って思ったのに最後の最後に乗っちゃったァァァァ!!!!
という事なので刈り取るさん、アトラハシースにソロ乗り込みです。
一応構想は最後まで練れてるんで良いんですけどちょーっとこのスピードは筆者予想外かなって()
タイトルも書いた時の筆者の心情と刈り取るさんとで謎にダブルミーニングになってるしさー
しかし書けてしまった以上この展開上のルートで書き切る事にします
頑張れ私、突っ走れ(自己暗示)
所で朝起きたら刈り取るさんが何も言わずにどこかへ消えてしまった寝起きのヨルハちゃんの心情はどうなんでしょうかね()
随時更新の刈り取るさんのデータベース(更新に時間が掛かります)↓
https://syosetu.org/novel/349213/1.html
なんか刈り取るさんにして欲しい事を書き込む活動報告↓
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=315528&uid=276197