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“性別”暴露問題の政倫審 甲府市議は政治倫理基準に抵触との認識で一致 次回に結論へ 山梨・甲府市

2025年10月10日 17:38
“性別”暴露問題の政倫審 甲府市議は政治倫理基準に抵触との認識で一致 次回に結論へ 山梨・甲府市

 トランスジェンダーであるとSNSで暴露したとして、芥川賞作家の李琴峰さんに訴えられた甲府市議の政治倫理審査会が10日に開かれ、出席した委員全員が、市議の行動は政治倫理基準に抵触するとの認識で一致しました。

 政倫審の審査対象になっているのは、村松裕美甲府市議です。

 村松市議は今年6月、芥川賞作家の李琴峰さんがトランスジェンダーであるとSNSで暴露したとして、李さんから損害賠償を求める裁判を起こされています。

 甲府市議会は暴露などの行為が議会が定める政治倫理基準に違反するとして、村松市議に対する政倫審を設置し審査してきました。

 山中和男委員長によりますと、10日の会合では、欠席した2人の委員を除く全員が村松市議の行動が政治倫理基準に抵触するとの認識で一致したということです。

 政倫審は次回の会合で、委員会としての結論を出し、議長に報告したいとしています。

最終更新日:2025年10月10日 20:13
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