おはようございます、ポスト田イット乃です。
↑夫が頂いた萩焼、とても嬉しく使っています。
最近、「子どもたち大きくなったわ〜。」「子どもがこんなこともできるようになったのよ。」を心のままに言っていたら、夫に「毎日言うもんでない!」と叱られました。「その言葉の裏にあるのは不安なんだよ。」とポツポツ自己弁護をしたことをここに書いておきます。子どもは上から10歳、7歳、5歳。育児でも仕事でもしきりにこれまでの実績を確認したくなるときは、人は不安なのだと。そんなときにはまとまった文章をしたためておいたら、同じことを言わずに済むのかもしれません。
この10年で強く実感したことは妊娠出産は身体を大きく変えてしまうということ。見た目の問題だけではありません。自分の性格や生活は大きく変わらないのに骨はもろくなり腹筋や骨盤底筋が弱り、一切走れなくなったのには驚きました。妊娠中に膝を骨折したというのもあるのですが、しっかり食べないと全然回復しないので食への意識も向上しました。こうして女はBBAになっていくのです。
新しいパート仕事も始めて4年目に突入します。とにかく働くけれども一風変わった私を雇って、細々見守ってくださる皆さまのおかげです。妊娠出産育児に伴うキャリアチェンジもまた大変でした。だって、こんな弱った体で引き続き座りっぱなしの事務の仕事に戻るのは、それは死を選ぶということです。私には夫の会社のシステムの守護者になるというライフワークもあるのですが、そんなことしたら死んでしまいます。それは楽で稼ぎまくれる道であるかもしれませんが、死にたくないんです。
稼げるライフワークをやりながらしっかりジムに通って体力を維持するビジネスパーソンがいることは分かっていますが、私はそこまで有能でないこともわかっています。中小企業の素敵な奥様ができる女性を本当に尊敬します。毎日夜にはヘトヘトになることで、3児育児をしながらなんとか元気に過ごせてます。動き続けて泥のように眠る、頭でっかちになりがちな私には悩む暇のない調度良い生活です。
ここまで読んできて、ウザいと思ったそこの読者の方、正解です。ここまでつらつらつらつら夫に言っていたら叱られたのです。人の不安というのは滝のようなもので次から次へ不安な気持ちが滝つぼに落ちていきます。辺り一面を水没させてしまわないためにも、不安な気持ちの海が必要なのです。不安を受け取った相手もまた水没させてしまわないためには。私は今日も文章を書くしかないのです。
ママになって10年経ちました、とてもいいママとは言えないけれど悪くはないんじゃないかなという自己認識の元に、ママ11年目も全力でいかせてもらおうと思います。幸か不幸か、ママは一生辞めることができませんー。
お読み下さりありがとうございます。