今回は、
「仮面ライダー鎧武」から、湊耀子の活躍をご紹介します。
第15話
「ベルトを開発した男」からのキャプ。
おれの大好物のやられパターンが堪能できます。

ユグドラシルに捕らわれた紘汰と戒斗。
敵戦闘員に引っ立てられ、ホールのような大広間に通されます。
そこでふたりを待っていたのは、いかにも高飛車でクールそうな美女。

思わず見惚れてしまう美脚の持ち主です。
それにしても、会社員にしてはやけにスカート短くね?

拘束を解かれる紘汰と戒斗。
ふたりに言葉一つかけずに美女が視線を送るその先には・・・

「仲間が手荒な真似をしてすまない。
こうして君たちと落ち着いて話をするためには仕方なかったんだ」
何やら忙しそうに研究にいそしんでいる白衣の男
・・・どうやら彼がふたりをここに呼び寄せたようです。
「私は戦極凌馬。君たちが使った戦極ドライバーの、設計者だ」

何と、ベルトの設計者が目の前に?
驚きといぶかしさを隠さない紘汰と戒斗。

ふたりの問いかけに屈託のない笑顔で応える戦極凌馬。
見るからに一癖も二癖もありそうな人物です。

「それじゃ、俺たちをモルモット扱いして来たのも、あんただったんだな!」

これまでに自分たちの身にふりかかってきた様々な事象の黒幕がこの男だった・・・
そのことに気づいた紘汰は激高し、思わず立ち上がって戦極凌馬を詰問します。

「まあまあ・・・そう熱くならないで・・・」
問い詰めるような紘汰の様子を見ても戦極凌馬はあくまで冷静です。

すると今度は戒斗
「何もかも仕組まれてたのか・・・ふざけるなッ!」
怒りに任せて戦極凌馬に掴みかかろうとします。

すると、先ほどからふたりを見張っていた美女の眼がギラリと光ります。

戦極凌馬めがけて駆けていく戒斗の前に立ちはだかるや・・・

「はッ!」
腰をグイッとひねって・・・

美しい右の脚を華麗に、豪快に振り抜きます!

ムチのようにしなった美女の美脚は正確に戒斗の顔面を捉えます。

「うわッ!」
自分たちを利用した黒幕に仕掛けようとしたはずなのに・・・

近づくことすら出来ず、情けなくも床を舐めさせられる羽目に・・・

「!! 戒斗ッ!」
美女のキックにまさかのKOを喫した戒斗にすかさず駆け寄る紘汰。
しかし、その紘汰も美女に左腕を掴まれてしまいます。

紘汰の腕を掴んだ美女はそのまま紘汰を手元に引きつけて・・・

「ふッ!」
紘汰の膝裏にヒールのつま先を飛ばします。

「ぐあッ!」
激痛に顔をゆがめる紘汰。
美女はそのまま紘汰の腕を極め、紘汰を突き飛ばし・・・

「がはッ!」
完全に動きを止めてしまいました。

「がッ・・・ああッ・・・」
紘汰がいくらもがいても、美女から逃れることはできません。
戒斗に続き紘汰も、この女に打ちのめされてしまうのでした。

「湊く~ん? お手柔らかにね?」
紘汰の腕を極め凄む美女を諭す戦極凌馬。

「は~い」
戦極凌馬の声に、我に返ったかのように愛嬌のある声で返答する美女。
動きを止めた紘汰を、ぼろ雑巾のように放り投げてしまいます。

「プロフェッサー凌馬?」
彼女の正体は、戦極凌馬の秘書兼ボディーガード、湊耀子。
紘汰と戒斗ふたりを子ども扱いにするほどの、恐るべき格闘能力の持ち主です。

それでもなお、戦極凌馬への怒りを露にする紘汰でしたが、戒斗がそれを制します。
「もういい・・・今はこいつにしゃべらせろ」
「戒斗ぉッ!」
「俺たちは知る必要がある!・・・あの力の正体を!使い方を!」

戒斗の発言におどけたように拍手を送る戦極凌馬。
「合理的な判断だ」

そして、自らの計画を滔々と語り出す戦極凌馬。
その最中、戒斗は紘汰に何かを伝えます。

そう・・・机の上に置かれた、戦極ドライバー!

ふたりはアイコンタクトで、ドライバーを取り戻すことを確認し合います。

ふたりのそばに立っている湊耀子は、おもむろにピンクのペンを取り出します。

そして、ふたりを見ることもなく、カチカチとペンを鳴らし始めるのでした。

戦極ドライバー奪還計画発動!
まず戒斗がカードを取り出し、そのカードを戦極凌馬の背中めがけて投げます。

戦極凌馬の背中めがけてまっすぐに飛んでいくカード。
カードをぶつけ、相手がひるんだスキに一気にドライバーを奪うという算段です。

カードは投げた!ゴーッ!
同時に駆けだす戒斗、そして紘汰。ドライバーめがけてまっしぐらです。

ところが・・・ふたりはこの女の存在を忘れていたのか?

戒斗が投げたカードめがけて、先ほど取り出したピンクのペンを投げつける湊耀子。

返す刀で、突進してくるふたりの前へと立ちはだかります。

まずは紘汰。
湊耀子は弾むようなステップで紘汰に近づき・・・

「はッ!」
ラインダンスよろしく美脚を振り上げて紘汰を襲います。

「があッ!」
紘汰は湊耀子に顎を蹴り上げられ、そのまま仰向けにダウン!
まずひとりめ、紘汰を一撃KOです。

そして、湊耀子が投げたピンクのペンは戒斗のカードを貫いてしまいます。
戒斗の立てた作戦は、とっくに湊耀子に見抜かれていたのです。

そして今度は戒斗。
紘汰をKOしたその足でするすると戒斗に近づき・・・

「ふッ!」
鳩尾にローリングソバット炸裂!

「ああンッ・・・」
一瞬の衝撃に戒斗は情けないうめき声を上げてうずくまります。

「ふんッ!」
「がはッ!」
鳩尾をぶち抜かれ前のめりになった戒斗の背中に脛をぶつける湊耀子。
このまま体重をかけて完全に戒斗の動きを止めてしまいます。

カードを貫いたピンクのペンが床に転がります。
戦極凌馬を狙った戒斗のカードはあえなく不発に終わりました。

湊耀子の美脚に組み伏せられるかのように四つん這い状態を強いられる戒斗。
そして、湊耀子のラインダンスキックにKOされダウンしたままの紘汰。
策略をあっさり見破られ、そして格闘でもまたまた惨敗。
一度ならぬ二度までも、この美人秘書に苦もなくひねられてしまいました。

紘汰たちがいくら戦極凌馬に怒りや恨みをぶつけたくとも、
湊耀子が戦極凌馬の傍に仕える限り、もうどうすることも出来ません。
紘汰と戒斗、自分たちを利用した黒幕を前に美人秘書にボコられる完全敗北。
いやあ、これはたまらんですな。
「黒幕を前にしてその黒幕の取り巻きの女に敗北する」
というこの展開は、屈辱感も一入で大いに興奮します。
しかも、1回のみならず2回も同じパターンでやられる、という念の入れようです。
実にすばらしい。
・・・もしかしたらこれ、一番好きなシチュエーションかも知れないなあ。
まあ、めったにないパターンではありますけどね。
「仮面ライダー鎧武」から、湊耀子の活躍をご紹介します。
第15話
「ベルトを開発した男」からのキャプ。
おれの大好物のやられパターンが堪能できます。
ユグドラシルに捕らわれた紘汰と戒斗。
敵戦闘員に引っ立てられ、ホールのような大広間に通されます。
そこでふたりを待っていたのは、いかにも高飛車でクールそうな美女。
思わず見惚れてしまう美脚の持ち主です。
それにしても、会社員にしてはやけにスカート短くね?
拘束を解かれる紘汰と戒斗。
ふたりに言葉一つかけずに美女が視線を送るその先には・・・
「仲間が手荒な真似をしてすまない。
こうして君たちと落ち着いて話をするためには仕方なかったんだ」
何やら忙しそうに研究にいそしんでいる白衣の男
・・・どうやら彼がふたりをここに呼び寄せたようです。
「私は戦極凌馬。君たちが使った戦極ドライバーの、設計者だ」
何と、ベルトの設計者が目の前に?
驚きといぶかしさを隠さない紘汰と戒斗。
ふたりの問いかけに屈託のない笑顔で応える戦極凌馬。
見るからに一癖も二癖もありそうな人物です。
「それじゃ、俺たちをモルモット扱いして来たのも、あんただったんだな!」
これまでに自分たちの身にふりかかってきた様々な事象の黒幕がこの男だった・・・
そのことに気づいた紘汰は激高し、思わず立ち上がって戦極凌馬を詰問します。
「まあまあ・・・そう熱くならないで・・・」
問い詰めるような紘汰の様子を見ても戦極凌馬はあくまで冷静です。
すると今度は戒斗
「何もかも仕組まれてたのか・・・ふざけるなッ!」
怒りに任せて戦極凌馬に掴みかかろうとします。
すると、先ほどからふたりを見張っていた美女の眼がギラリと光ります。
戦極凌馬めがけて駆けていく戒斗の前に立ちはだかるや・・・
「はッ!」
腰をグイッとひねって・・・
美しい右の脚を華麗に、豪快に振り抜きます!
ムチのようにしなった美女の美脚は正確に戒斗の顔面を捉えます。
「うわッ!」
自分たちを利用した黒幕に仕掛けようとしたはずなのに・・・
近づくことすら出来ず、情けなくも床を舐めさせられる羽目に・・・
「!! 戒斗ッ!」
美女のキックにまさかのKOを喫した戒斗にすかさず駆け寄る紘汰。
しかし、その紘汰も美女に左腕を掴まれてしまいます。
紘汰の腕を掴んだ美女はそのまま紘汰を手元に引きつけて・・・
「ふッ!」
紘汰の膝裏にヒールのつま先を飛ばします。
「ぐあッ!」
激痛に顔をゆがめる紘汰。
美女はそのまま紘汰の腕を極め、紘汰を突き飛ばし・・・
「がはッ!」
完全に動きを止めてしまいました。
「がッ・・・ああッ・・・」
紘汰がいくらもがいても、美女から逃れることはできません。
戒斗に続き紘汰も、この女に打ちのめされてしまうのでした。
「湊く~ん? お手柔らかにね?」
紘汰の腕を極め凄む美女を諭す戦極凌馬。
「は~い」
戦極凌馬の声に、我に返ったかのように愛嬌のある声で返答する美女。
動きを止めた紘汰を、ぼろ雑巾のように放り投げてしまいます。
「プロフェッサー凌馬?」
彼女の正体は、戦極凌馬の秘書兼ボディーガード、湊耀子。
紘汰と戒斗ふたりを子ども扱いにするほどの、恐るべき格闘能力の持ち主です。
それでもなお、戦極凌馬への怒りを露にする紘汰でしたが、戒斗がそれを制します。
「もういい・・・今はこいつにしゃべらせろ」
「戒斗ぉッ!」
「俺たちは知る必要がある!・・・あの力の正体を!使い方を!」
戒斗の発言におどけたように拍手を送る戦極凌馬。
「合理的な判断だ」
そして、自らの計画を滔々と語り出す戦極凌馬。
その最中、戒斗は紘汰に何かを伝えます。
そう・・・机の上に置かれた、戦極ドライバー!
ふたりはアイコンタクトで、ドライバーを取り戻すことを確認し合います。
ふたりのそばに立っている湊耀子は、おもむろにピンクのペンを取り出します。
そして、ふたりを見ることもなく、カチカチとペンを鳴らし始めるのでした。
戦極ドライバー奪還計画発動!
まず戒斗がカードを取り出し、そのカードを戦極凌馬の背中めがけて投げます。
戦極凌馬の背中めがけてまっすぐに飛んでいくカード。
カードをぶつけ、相手がひるんだスキに一気にドライバーを奪うという算段です。
カードは投げた!ゴーッ!
同時に駆けだす戒斗、そして紘汰。ドライバーめがけてまっしぐらです。
ところが・・・ふたりはこの女の存在を忘れていたのか?
戒斗が投げたカードめがけて、先ほど取り出したピンクのペンを投げつける湊耀子。
返す刀で、突進してくるふたりの前へと立ちはだかります。
まずは紘汰。
湊耀子は弾むようなステップで紘汰に近づき・・・
「はッ!」
ラインダンスよろしく美脚を振り上げて紘汰を襲います。
「があッ!」
紘汰は湊耀子に顎を蹴り上げられ、そのまま仰向けにダウン!
まずひとりめ、紘汰を一撃KOです。
そして、湊耀子が投げたピンクのペンは戒斗のカードを貫いてしまいます。
戒斗の立てた作戦は、とっくに湊耀子に見抜かれていたのです。
そして今度は戒斗。
紘汰をKOしたその足でするすると戒斗に近づき・・・
「ふッ!」
鳩尾にローリングソバット炸裂!
「ああンッ・・・」
一瞬の衝撃に戒斗は情けないうめき声を上げてうずくまります。
「ふんッ!」
「がはッ!」
鳩尾をぶち抜かれ前のめりになった戒斗の背中に脛をぶつける湊耀子。
このまま体重をかけて完全に戒斗の動きを止めてしまいます。
カードを貫いたピンクのペンが床に転がります。
戦極凌馬を狙った戒斗のカードはあえなく不発に終わりました。
湊耀子の美脚に組み伏せられるかのように四つん這い状態を強いられる戒斗。
そして、湊耀子のラインダンスキックにKOされダウンしたままの紘汰。
策略をあっさり見破られ、そして格闘でもまたまた惨敗。
一度ならぬ二度までも、この美人秘書に苦もなくひねられてしまいました。
紘汰たちがいくら戦極凌馬に怒りや恨みをぶつけたくとも、
湊耀子が戦極凌馬の傍に仕える限り、もうどうすることも出来ません。
紘汰と戒斗、自分たちを利用した黒幕を前に美人秘書にボコられる完全敗北。
いやあ、これはたまらんですな。
「黒幕を前にしてその黒幕の取り巻きの女に敗北する」
というこの展開は、屈辱感も一入で大いに興奮します。
しかも、1回のみならず2回も同じパターンでやられる、という念の入れようです。
実にすばらしい。
・・・もしかしたらこれ、一番好きなシチュエーションかも知れないなあ。
まあ、めったにないパターンではありますけどね。
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