宝箱からコンニチハ‼︎なんてしない   作:珱瑠 耀

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昨日hardを周回していたら通常ヒフミの神名文字が120個に到達して交換待機中になってしまった
アズサもマシロも待機してるのにそこに更にヒフミとか交換待ちジェットストリームアタックかよ…(←キャラを募集で獲得してから神名文字を使いたい人)

ちなみに無料10連+チケットの合計110連を母に引かせたところ水着サオリと水着ヒヨリ、すり抜けで通常アリスもお迎えできましたやったね


きっと遠慮なんてしない

1225.刈り取るさん

はい

 

 

1227.名無しの転生者

はいじゃないが

 

 

1228.名無しの転生者

あの後ナギちゃん来ちゃって大変だったんだぞ

 

 

1229.名無しの転生者

どこで盗聴されてたんだよ

 

 

1230.刈り取るさん

サクラコちゃんの制服にあるなーってのは思ってた

 

 

1231.名無しの転生者

あったなら言ってやれよ

 

 

1232.名無しの転生者

サクラコちゃんがただただ不憫だっただけじゃねーか

 

 

1233.刈り取るさん

でもあわあわするサクラコちゃん可愛かったでしょ?

 

 

1234.名無しの転生者

はい

 

 

1235.名無しの転生者

可愛かった

 

 

1236.名無しの転生者

下品なんですが…その……フフ……下品なのでやめておきますね……

 

 

1237.名無しの転生者

よく耐えた

 

 

1238.名無しの転生者

てか可愛いサクラコを見るためだけに見逃してたの?

 

 

1239.刈り取るさん

な訳ないじゃん

エデン条約の時期を早めてベアトリーチェの動きを早めたんだよこれ

 

 

1240.名無しの転生者

どういうこっちゃ

 

 

1241.刈り取るさん

今ここでアリウスとベアトリーチェの存在をぼんやりと認知させることで私にとってアリウス自治区は現在P5のパレスみたいな状態にさせたの

ペルソナ使いだけに認知できるような謎空間みたいにね

今までは歴史からも忘れ去られてサクラコやナギサも「今は存在していない」という認識だったから私も場所を特定できてなかったんだけど(ミカは一人アリウスに行ってたから知ってる)、今回のこれで「今もアリウスは存在している」と認知が上書きされたことでぼんやりとだけどバシリカがどの規模かがわかるようになってる

 

それでもやっぱり認知したのが上層部だけだからまだ全然特定までは行ってないんだけどね

 

 

1242.名無しの転生者

それがどうしてエデン条約の加速に繋がるんや

 

 

1243.刈り取るさん

これはちょっとした予測なんだけどさ

ベアトリーチェってバシリカの存在を隠していたじゃん?

それって恐らく隠蔽しているソレに不具合があったらベアトリーチェも気付いて「どういうこった!」ってなるんじゃないかってね

認知の書き換えで案の定今まで完璧に隠蔽しきってた壁に揺らぎが生じてるし、今頃「隠蔽に何か異常が……?計画を早めるべきですかね」みたいな事になってるんじゃないかな

 

 

1244.名無しの転生者

否定したいがベアおばならやりかねない

 

 

1245.名無しの転生者

アイツならやりそう

 

 

1246.刈り取るさん

先生には今回は残念だけど通話越しにバチバチやりあってもらうことにするよ

もう報告終わって条約締結早まることも言った

 

 

1247.名無しの転生者

あれ

補習授業部は?

 

 

1248.名無しの転生者

ほんまや

多分今って一次か二次の時間だよな

 

 

1249.刈り取るさん

今は二次試験前なんだけどナギサちゃんがグレードを上げずに70点合格でやるっぽい

元々の疑心暗鬼はもう深いところまできちゃってるっぽいけど私のメギドラオン見てた影響かちょっとは判断力ある感じだよ

 

 

1250.名無しの転生者

メギドラオン見てリセットされた感じか

 

 

1251.名無しの転生者

メギドラオンリセットとかどこのゲームクラッシャー?

 

 

1252.刈り取るさん

ちなみに今のナギサちゃんはアリウス自治区に存在しているであろう『悪意』がエデン条約に対する明確な敵なのだと理解したらしくって締結と制圧どっちを優先するべきか迷ってる所

ちょっとつついたらぼっちちゃんみたいになりそう

てか目の隈凄いなちゃんと寝れてる?寝れてないよねこれ

 

 

1253.名無しの転生者

制圧はイッチがやるから締結優先でいいのでは?

ついでにセラピーも

 

 

1254.名無しの転生者

それはそうだと思う

 

 

1255.名無しの転生者

ミカどうなる 俺達のお姫様は

 

 

1256.刈り取るさん

私一応『死神』ぞ?

ペルソナシリーズ唯一の『死神アルカナ』ぞ?

 

死の気配程度感じられずしてどこが死神って話よ

 

という事で後でミカとお話ししに行きます

 

 

1257.名無しの転生者

やはりチートでは????

 

 

1258.名無しの転生者

二次試験の前ってことは普通にミカは先生に会ったりしてるのか……?

確かそうだよな 襲撃は三次試験だった筈だし

 

 

1259.刈り取るさん

申し訳ないが「黒幕登場☆」は出来なくなっちゃいますね(小並感)

 

 

1260.名無しの転生者

むしろイッチが「黒幕登場☆」するのでは

ボブは訝しんだ

 

 

1261.名無しの転生者

イッチー?

あれこれ掲示板閉じたな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サクラコとの話し合いから日を跨ぎ、雲が空を覆い隠し始めた昼頃。

 

「……それで、何の用かな?『死神』さん☆」

 

私は聖園ミカと二人でとある店へと訪れていた。

 

とある店と言ってもそれは普通の喫茶店で、いつもと違うのはミカを取り巻くトリニティの誰かしらが一人として周囲に居ない事だろう。

 

「単純に、この店…を、知って…欲しかった。のと」

 

店員の姿も見えない、二人きりの店内の空気が少し軋む。

 

「エデン条約…そこに、訪れる…"障害"の、話」

 

「…………へぇ」

 

目の前の天使の瞳が、昏く煌めいた。

 

 

 

「第一回、公会議…アリウスは、そこで…排斥された」

 

「…可哀相だよねー、仲間外れなんて」

 

そこは少し同意する、が。

 

「今も、存在する…アリウス。その自治区に…生徒会長、を騙る……『大人』が、居る」

 

これはスレ民と口裏を合わせた事だが、実際生徒会長を名乗る大人とかただの変質者だよな。

 

「煽動者がいる事はなんとなくわかってたけど、大人かぁ……やだやだ、なんか痛そー」

 

そこも同意するが。

 

「貴女は、アリウスの生徒…を、トリニティに…入学させた。そうだろう?」

 

「……わーお。当てずっぽう、って事じゃなさそうだよね」

 

「元々、アリウスは…存じていた。そこの、結末も……でも、貴女は。()()が…嫌だった。違う?」

 

紅茶を一口含んだミカが、その閉じていた目を開く。

 

その目は至極穏やかなもの。

 

「うん、そう。だって一つだけ仲間外れって可哀想じゃない?皆仲良く出来たら良いのにな…って」

 

カチリ、とソーサーが小さい音を立てる。

 

「アズサちゃんを転入させたのも、そう。あの子が、アリウスとトリニティを繋ぐ架け橋になってほしかった。補習授業部に入った時はどうしようと思ったけど、皆仲が良さそうで良かった…アズサちゃんの経験に、なってくれたかな…」

 

紅茶は既に温くなっている。

 

そのまま俯いたミカの肩が、ぶるりと震えた。

 

「……あ、ぁれ?なんで、ふるえて」

 

「……ミカ。近しい人に…話せない、なら。関わりの薄い…人に、話す…のも。一つの、選択」

 

ゆっくりと近付いて、彼女の頭を撫でながら言う。

 

「怖かった、でしょう?それは…圧し殺しては、いけない」

 

 

 

———もう、言葉が出てこなかった。

 

 

 

 

 

嗚咽と自己嫌悪で継ぎ接ぎになった彼女の言葉を噛み砕いていく。

 

———二人が反対していたから。

 

———ちょっとした嫌がらせのつもりだったのに。

 

———帰ってきたのは「殺された」って事だけで。

 

———私は人殺しの魔女になってしまった。

 

———魔女は悪だから、せめて魔女らしくこの計画を終わらせなきゃ。

 

———セイアちゃんを殺したのは私の責任だから、私が全部。

 

———私のせいで。

 

———私のせいだ。

 

———私の、せいなんだ。

 

彼女の口から出てくるのは贖罪と身に余る責任ばかり。

 

「…私は、先生じゃ…ないから、気の利いた……ことは、言え…ない。けど、一つだけ。確かなこと…が、ある」

 

撫で続けていた頭から手を離すと、涙と鼻水でぐしゃぐしゃになったミカがこちらを向く。

 

ここ(トリニティ)()…『死』の、気配は……無い」

 

「———ぇ」

 

それって、とか細い声を溢したミカ。

 

「百合園、セイア……彼女は、生きている」

 

「ほ…んとに?嘘じゃない……?」

 

「死神は…命を刈り取る、存在。命の気配…を、視れなければ……意味が、ないから」

 

「そっ、か……そっかぁ……!」

 

再び流れる涙を両腕で抑え、赤子のように声を上げる彼女。

 

言うことを言った私は、今はそれ以上の言葉を発することなくただ静かにミカを優しくあやし続ける事に専念する事にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「(———しかし、いくつかおかしい点が残る)」

 

「(何故悪意の気配が二つあるか……片方は十中八九ベアトリーチェだろうが、その更に地下深くにもう一つ…微かに残る気配は、何の存在かわからない)」

 

「(他のゲマトリアではない事は確かだが……それに関してはベアトリーチェを始末してからでも大丈夫だろう)」

 

「(もう一つは……()()()())」

 

 

 

 

 

「(何故、アビドスの死の気配が()()()()()()()?)」




ここまで読んであることに気付いたそこの貴方
そうです、貴方の考えているとおりです


そう、この作品の主人公である刈り取るさん、なんとアビドス3章のストーリーが知識範囲外なのです!
実際には百花繚乱編までしか知識がない為に地下生活者の存在を知らない、という訳ですね


スレ民はそこを指摘したり教えたりしないのかって?
楽しんで黙ってるに決まってるじゃないですか(ゲス顔)



なんか刈り取るさんにして欲しい事を書き込む活動報告↓
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=315528&uid=276197
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