「う~ん…どうすっかな~」
「あのクソババアを殺すには…なんかないかっな!」
「ガハァ!」
「やっぱ機械なだけあって硬いな」
今は、隠れ家の1つに有る拷問部屋に1匹の寄生虫が持って来たカイザー元理事を縛り上げて拷問を掛けている
「き、貴様!こんな事をしてタダで済むと思っているのか!」
「あ?ならお前はこの状況で俺をどうにか出来ると思ってるのか?」
「それによ~、前からやってみたかったんだよこれ、それに丁度俺も予定で出なくちゃいけなくなったからよ」
「だからよ~元理事長殿~」
「精々逃げろや」
壁に掛けられたスイッチを押す
すると左右の壁がゆっくりと上がる
右の壁には遠くに光が見える
左には
大量のゾンビが居る
しかも普通の緑のゾンビでは無い、ポーションで攻撃力と速さを底上げしたものだ
「な!く、来るなぁぁぁ!」
元理事が焦りながら立ち上がり、光の見える道を走り出す
それを大量のゾンビがゾロゾロと追って行く
「オラオラ走れ!」
「向こうまで走り切ったら生き残れるかもな!」
「…まあ
生かす気なんざ毛頭無いけどな
「はあ、はあ、はあ!」
逃げろ
「ヴァー」
後ろから奴が放った怪物共がゾロゾロと来る
「クソ!巫山戯るな!」
もう少しで光に辿り着く
もう少しだ
もう少しで
ガシャ
私はいきなり浮遊感に包まれた
床が開き、そこに落ちたのだ
「こ、この糸が無ければ危なかった」
何とか糸が絡まり助かった
…そう思っていた
「ヴァー」
「…は?」
下から声が聞こえた
恐る恐る声のした方を見る
そこには奴らがいた
まるで獲物が自らやって来たと言わんばかりに目を赤く光らせ、私を見ている
「や、止めろ、来るな!」
「ヴァー」
「止めろー!!」
糸から抜けてしまい、私は奴らの中に落ちていった
「…ふむ、どうやらちゃんと死んだ様だな」
「けっ、良いザマだ」
「地獄で、今までの所業を後悔してるんだな」
「ニャー」
「む?あらゃ、どうしたの猫助、ん?お腹空いたのか?」
「ニャー」
「おおーそっかそっか、待ってろ~今魚持って来るからな」
「ニャー」
「も~、甘えん坊だな~可愛い奴め♡」
「そんな猫助は俺が直々にモフり倒してやる!」
プルルルル プルルルル
「…チィ、誰だ猫助との幸せな時間を裂く野郎は?」
スマホを確認すると非通知の電話だった
文字を見た瞬間に切ってやった
「よ~し、猫助遊ぶz」
プルルルル プルルルル
カチィン
「…猫助、悪いが向こう行っててくれないか?」
「ニャー」
「…さて」
ピッ
『あ、もしも
…それはすまない』
「『それで、何の用だ?』
『1つ聞きたい事が出来てね、1度こっちに来てくれないだろうか?』
『あいあい』
『それじゃ、頼むよ』
ピッ
『はぁ~…モフりに行こ」