『ふぅ…取り敢えず次どうするかな~』
ビルの屋上に座り次の行動を考えていた
『それにしても、やっぱりアビドス組がおかしかっただけだったか』
『全然ラヴェジャー強いわ』
『ま、もう良いわ』
『さてさて~…う~ん、次は風紀委員会だな』
『う~ん、風紀委員会だけじゃなくて先生達も曇らせてあげたいな…』
『…よし決めた、この作戦で死ぬ程曇らせてやろ…あ、ついでに怖がらせてやろ』
ガラガラガラ
「…お、クリーパーじゃねぇーかまた食べに来てくれたのか」
『おう、ここのラーメンは最高だからな』
「それは嬉しいな!」
『それじゃ、柴崎ラーメンの大盛りに餃子を頼む』
「あいよ」
『…?…げっ!』
「私達見てその反応止めてくれない?」
『…チィ』
「あ、アル様に舌打ちなんて!許さない許さない許さない許さない!」
『あ?やるか?嫌だったら過去の行ないを見てみたらどう…』
「…?」
『危ねぇ!』
ドンッ
「きゃ!」
近くに居たハルカを押した
その次の瞬間
ドカーン!
いきなり爆破したのだ
「な、何よ全くもう!」
「アルちゃん大丈夫?」
「ええ」
「一体何「きゃぁぁぁぁぁ!」ハルカ?…っ!」
ハルカが叫び、何事かと思い目をやると
ハルカの前に死体が有る
右半身は右腕は辛うじて繋がっているが今の爆発で殆どが吹き飛ばされ、鋭い破片が肺の部分に突き刺さっていた
服もボロボロの
「それ…え?」
倒れているそれはクリーパーの死体だった
『ぶはぁ!はあ…はあ…よ、よし何とか手順通りに死んでリスポーンしたぞ』
リスポーンした場所は、柴崎ラーメンからはそう遠くない空き家だ
バレると面倒な為、こっそりリスポーンを固定していた
『…やっぱ死ぬ事に慣れないな…あ、いやいや!そんな事より急いで戻らないと間に合わない!』
急ぎで戻る
『はあ…はあ…よし、着いた』
今は透明になりながら、今の状況を見ている
『…え、ヒナちゃん居る…しかもストーリー通りなら逃げてる便利屋の皆も居る』
戻ってくる時にはストーリーが進んでおり、既にヒナが到着していた
『う~ん?どうなってるんだ?…ま、良いかついでにヒナちゃんも巻き込めるし』
『よし…それじゃ、始めるか』
今この場は暗い雰囲気が支配していた
私は今、風紀委員会の子達と対峙している
チナツ、イオリ、アコそして今来た風紀委員長のヒナ
どうやらアコがヒナに黙って便利屋の皆を捕まえに来た様だ
…それだけなら、どれ程良かったか
便利屋の皆を捕まえるさい、風紀委員会が便利屋の皆が居た柴崎ラーメンに砲撃を行った
皆と大将は無事だった…けど
そこにもう1人…クリーパーも居た
さっき、崩壊した柴崎ラーメンで…見てしまった
便利屋の子達と気絶した大将と…ボロボロになったクリーパー
そしてクリーパーは…既に息を引き取っていた
カヨコから話を聞いたら、風紀委員の砲撃を察知したクリーパーが近くにいたハルカを庇い…死んでしまった
私はそれを聞いた瞬間…初めて生徒に対し…アコに対し怒りを覚えた
アコの身勝手が無ければ…クリーパーは…
「アコ…貴方、何をしたか分かってるの?」
「ひ、ヒナ委員長わ、わざと訳じゃ」
「わざとじゃなかったら…他人を殺して良いの?」
「・・・・」
「…先生…本当に申し訳ないと思っているわ」
「私の監督不行き届きだった…ごめんなさい」
そう言い、ヒナが頭を下げる
それを私は黙って見る
「ごめんなさいって…それで許されると思ってるの?!」
その謝罪に対し、セリカが言う
「それは…」
少しの沈黙が続いた
ベチャ
「「「「「「「"?…!?"」」」」」」」
この場の全員が驚いた
沈黙を破ったのはこの場の誰でもない
何かが落ちた音だった
ただその落ちて来た物が、その音を発した物が…今、私達に恐怖を与えていた
"は?…な、何で…クリーパーが"
落ちて来たのは柴崎ラーメンの所に有るはずのクリーパーの遺体だったのだ