シャーレの先生となった私
入って早々とてつもなく大きな壁に当たった
"し…仕事が…仕事が多いよ"
そう書類仕事である
私の机にメートル台の書類の山が何個も有り
既に3徹している
"お…終わらないよ…"
『大変だな先生』
"そうなんだよ……っ!"
後ろから声を掛けられた
バッと振り返ると
クリーパーが天井から逆さにぶら下がっていた
"い、何時から居たの?"
『まあ、それは良いじゃないか、よっこいしょっと』
『それにしても…ヤバいなこの量』
"クリーパーもそう思うよね"
『…手伝お"お願いします"わ〜お、ジャンピング土下座は初めて見たプライドは無いのか…まあ良い』
『自分も手伝う…その前に先生、寝てないだろう』
『寝て来なさい』
"い、いや…まだ残ってるから"
カチャ
"あ、あのクリーパー?何で銃を?"
『先生…寝るor永眠?』
"寝させていただきます!"
『よろしい…あ、この子を抱きながら眠な』
するとクリーパーの後ろから犬が出てきた
その犬は少し四角いが、見た目からしてモフモフしている
「ワン!」
『行け』
「ワンワン!」
"うわっ!"
犬が飛び乗って来て、顔を舐めてくる
後、想像の倍モフモフしてる
"く、くすぐったいよww"
"あ〜モフモフしてる"
そのモフモフさのあまりそのまま床の上で眠ってしまった
"う〜ん…"
カァー、カァー
"あ〜もう夕方か……っ!"
"仕事!"
寝すぎたと思い、バッと起きた
起きて気付いたがソファーの上で寝ておりお腹の上で犬が寝ていた
『…あ、起きてたか』
右を向くと、クリーパーが優雅に珈琲を飲みながら椅子に座って居た
『先生しか出来ない書類は残っているが、それ以外は全て片付けたぞ』
"え?…ほ、本当だ…あの量をこんな短時間で"
"ど、どうやったの?"
『ふふふ…それは秘密だ、どうせ言っても分からないからな』
『…あ、そうだ』
『そいつはあげよう、プレゼントだ』
"…え?良いの?"
『ああ、そいつも先生の事を気にいっている様だしな』
「ワン!」
後ろから足に身体を擦ってくる
"く、くすぐったいよもう"
可愛過ぎる犬を抱っこする
"そう言えばクリーパー"
『何だ?』
"前にキヴォトスじゃ男子は珍しいって聞いたんだけど"
『…何故自分に聞く?』
"男の子の君なら何か知ってるかもって"
『…何時から男だって気づいてたんだ?』
"ボイチェン落とした時に声が聞こえたから"
『マジか…アレ聞こえてたのか…』
『ま、まあ…珍しいんじゃないか』
『実際、自分以外に人間の男は見たこと無いしな』
『…まさか、生徒の見本となるはずの先生が生徒に欲情しない…よな?』
"しないよ!?"
『良かった、身体に風穴を開ける所だったぞ』
"怖いよ!"
『やあ先生今日も手伝いに…ありゃ?』
最初に来た時と同じ様に天井から出ると中には誰も居なかった
『ありゃりゃ?誰も居ない…ん?』
先生の机に1枚の紙切れが有った
そこに何か書かれていた
『シャーレに来た生徒へ、アビドスに行って来ます』
『…成程、そう言えば少し前に先生が出かけてる所見たな』
『…ちょっと最近例の物のついでにアレも作ったし、使える可能性が有るね〜』
『え〜と、インベントリに…有った』
『出来れば便利屋68相手に使いたいな〜、これを使って社長に「な、なんですってー!?」って言わせてやりたい』
『よし、善は急げだ』