性被害を告発した私が、司法の対応に傷つけられた話

 

私は性暴力の被害を受けました。

しかし、警察署での対応により被害届を出せず、

その後、被害を訴えたことが名誉毀損として扱われ、罰金刑を受けることになりました。

 


被害を訴える過程で、警察や検察の対応により深く傷つけられました。

警察では、被害を説明しても「あなたの事実と相手の事実は違う」と言われ、

まだ相手側への聴取も行われていない段階で、まるで私の話が信じられていないように感じました。

そのため、被害届を出すことを断念せざるを得ませんでした。

 


検察では、被害の説明をした際に「あなたはその相手のことを好きだったのか」と繰り返し尋ねられました。

また、提出した証拠に対しても十分に聞いてもらえず、

後日その点を伝えたところ、「その時言えばいいじゃないか」と言われ、

強い絶望を感じました。

 


これらの出来事が重なり、私は深い無力感と絶望に陥り、

自ら命を絶とうとするほど追い詰められました。

被害者が声を上げても守られず、逆に傷つけられてしまう現実を、

私は身をもって経験しました。

 


それでも、声を上げたこと自体は間違いではなかったと思っています。

性被害者が自分の体験を語ることは、回復の大切な一歩です。

しかし、現行の制度や対応のあり方が、

その声を奪い、被害者をさらに孤立させることがあるという現実は、

見過ごされてはならないと感じています。

 


私にとって、当時の警察や検察の対応は、

加害者を守るように見え、被害者の痛みに寄り添うものではありませんでした。

私の傷に向き合ってもらえなかったこと、

そして「名誉」という言葉のもとで被害者の尊厳が軽んじられる構造に、

深い疑問と悲しみを感じています。

 


私は、同じような思いをする人を一人でも減らしたいと願っています。

声を上げること、助けを求めることは恥ずかしいことではなく、

人としての権利です。

どうか、この現実を知り、支え合う力に変えてください。