江口寿史氏「トレパク疑惑」発覚から2週間でも収拾つかず…再注目される「古塔つみの師匠」ツイート
人気イラストレーターの江口寿史氏(69)が、SNS上で公開されていた女性の写真を無断でトレースし、商業広告に使用していたことが明らかになった「トレパク疑惑」の余波がいまだ収まらない。騒動勃発からおよそ2週間がたっているが、SNSでは次々と疑惑が噴出する事態となっている。 【写真】少女のイラストを描く江口寿史氏はこちら 一連の問題の発端となったのは、10月にルミネ荻窪で開催予定のイベント「中央線文化祭2025」の告知用に制作されたイラストで、ヘッドホンを首にかけた女性の横顔が描かれた作品。江口氏は当初、Xで「インスタグラムに流れてきた横顔を元に描いた」と説明し、公開後に女性本人からの連絡を受けて承諾を得たと釈明したが、SNS上では制作過程への批判が殺到した。広告や商業作品における他人の写真の無断使用は、著作権や肖像権の侵害にあたる可能性があり、過去作品も含め「トレパク疑惑」が拡散される事態に発展している。 騒動を受け、ルミネ荻窪は問題のイラストを撤去し、今後は使用しないことを発表。デニーズ、Zoff、クレディセゾンなども広告掲載を停止、事実確認を進めている。 江口氏は1977年に漫画家としてデビューし、『すすめ!!パイレーツ』や『ストップ!!ひばりくん!』などの連載で人気を博した。その後、1980年代からイラストレーターとしても活動。時代を象徴する女性をポップに描く作風で評価されてきただけに、ファンから失望の声が上がっている。 過去にも盗用疑惑はたびたび世間をざわつかせてきた。 中でも記憶に新しいのが、2022年にイラストレーター古塔つみ氏の作品がSNS上でトレース疑惑として次々に検証され、大炎上した騒動だ。スポーツ紙のカルチャー担当記者はこう振り返る。 「古塔氏は人気アーティストYOASOBIのジャケットや雑誌表紙などを手がけていましたが、ネット上の写真素材や一般ユーザーの自撮りを作品に取り込んでいたとして問題になりました。古塔氏の場合はトレースではなく、画像加工のみで作品を完成させた疑いも指摘されていました。結局、本人による謝罪やアカウント閉鎖などにより事態は収束しましたが、人気イラストレーターによる“トレパク疑惑”の象徴的事件となりました」