福尾匠

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福尾匠
@tweetingtakumi
哲学者、批評家。『非美学:ジル・ドゥルーズの言葉と物』(紀伊國屋じんぶん大賞2025受賞)、『ひとごと:クリティカル・エッセイズ』、『眼がスクリーンになるとき:ゼロから読むドゥルーズ『シネマ』』。「哲学の店 フィロショピー」(philoshopy.shop)店主。「置き配写真館」館長。
横浜tfukuo.comJoined December 2011

福尾匠’s posts

相模原障害者施設殺傷事件を発端に自身とご家族のこれまでを振り返った展覧会、「合流点」を開催した画家の佐々木健さんにインタビューした記事が公開されました。大変なボリュームですが美術と社会に関するとても重要なお話を伺えたのでぜひ多くの方に読んでもらいたいです。
人の文章を添削していて思うのは「いちばん大事なことにいちばん多く字数を割く」というシンプルなことが案外難しいということ。背景や概要や歴史みたいな周辺事情を連ねて最後の最後にやっと中心が示され、それを反語的に読者に投げて終わるものが多い。親切を口実に探究を自分でやめてしまう。
作り手は「最高だから見てね」と言い、受け手は「よすぎた(語彙力)」とか言うわけだ。そんなんなら黙ってればいいのに。
昨日の刊行前の拙著のゲラを勝手に公開した古書店の方のツイートは、版元経由で注意して削除していただきました。ちなみに僕としては写真を上げたことより、別の本の惹句を引いていたこと、責められて引っ込みがつかなくなったのか虚偽の悪口を重ねたことのほうが悪質だと思いました。
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本当に考えるべきは、(語彙力)みたいな「ついたて」がないと言葉を安心して使えないような状況のこと、つまり、いま感想を言うことはそれくらいリスキーだということ。
「性的眼差し」が話題になっているのを見るたびに、性的どころか眼差し自体を視覚表現の前提にすることを批判する『眼がスクリーンになるとき』という本を書いたので、読んでほしいなと思う。実際そこまで立ち返って、眼差すことの能動性というより見せられることの受動性から考えるべきだと思う。
26歳のときに出た、僕の最初の本が文庫化されました!ベルクソン入門から『シネマ』のハードコアまで一直線に走り抜ける本です。ぜひお手に取ってみてください。 眼がスクリーンになるとき: ゼロから読むドゥルーズ『シネマ』 (河出文庫 ふ 22-1) amzn.asia/d/4os1krX
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天才はこれからもたくさん出てくると思うけど、彼らはもはや「芸術家」の顔をしていないだろう。たぶん日記書いたりVTuberやったりしてる。音楽や絵画を作るとしても、それはむしろ日記やYouTubeの延長としてだと思う。そうなったら僕の文章は絶対必要になる。
美術館でいちばん嬉しい瞬間、ほとんどの場合ロッカーに荷物と上着を入れて身軽になった瞬間かもしれない。
【!!!!!】 拙著『非美学:ジル・ドゥルーズの言葉と物』が、紀伊國屋じんぶん大賞2025の大賞を受賞いたしました!!ものすごく嬉しいです。ひとえに読者のみなさまのおかげです。今後もひとりでも多くの方に手にとってもらえるよう、引き続き精進してまいります。2連覇目指すぞ!
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紀伊國屋書店 (Books Kinokuniya) 公式
@Kinokuniya
「紀伊國屋じんぶん大賞2025」 🏆大賞は 福尾匠さん 『非美学 ジル・ドゥルーズの言葉と物』 河出書房新社 おめでとうございます❕ 7年ほどかけて執筆されたジル・ドゥルーズについての研究書。
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iPhoneからなんとなく流している音楽よりふと聞こえてきた吹奏楽の音階練習のほうが「響く」ことがあるのは、芸術にとって本質的なことだ。
自分のことしか考えない→他人のことを自分ごととして考える→他人のことを他人のこととして考えるというステップがあるとして、ふたつめからみっつめへのジャンプはかなりタフだ。まさに村上春樹のいう「タフネス」はそういうことだと思う。
修行は人目に触れる場所でやるべし。出来るようになってからというのは、「本来の」自分を未来に取っておこうとする卑屈さだ。
8/6発売、文庫版『眼がスクリーンになるとき』の書影が出ました!! 五月女哲平さんによる単行本版の装画を金川晋吾さんが撮影し、『非美学』に引き続き須山悠里さんがデザインしています。追加収録の黒嵜想さん&山本浩貴さんとの鼎談もお楽しみに!! amzn.asia/d/0bEjBalH
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【大告知】 『ひとごと:クリティカル・エッセイズ』、河出書房新社より11/19発売。伊藤亜紗さんが推薦文を寄せてくださいました。僕のスタンスの総括としても、現代の社会への提言としても、これまでの本のなかでいちばん広く読まれうるものだと思います。予約受付中です! kawade.co.jp/np/isbn/978430
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僕もようやく正確な事態を把握できたので補足します。彼が「ゲラ」と言って上げていた写真はゲラではなく、11/5に行う書店員さん向けの講演の参加特典として、『非美学』と『ひとごと』の序文だけを送っていたものだということです。つまりこちらから読んでくださいとお願いしたものではありません。
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福尾匠
@tweetingtakumi
昨日の刊行前の拙著のゲラを勝手に公開した古書店の方のツイートは、版元経由で注意して削除していただきました。ちなみに僕としては写真を上げたことより、別の本の惹句を引いていたこと、責められて引っ込みがつかなくなったのか虚偽の悪口を重ねたことのほうが悪質だと思いました。
博士論文を3年かけて書き直して、やっと刊行に至りました。哲学は何をするのか。論じる対象の価値から自身の意味を調達するのをやめるなら、哲学はいかにしておのれを意味づけられるのか、そのとき哲学は他者とどのように関わるのか。 『非美学:ジル・ドゥルーズの言葉と物』amzn.asia/d/0hSVOCwB
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著者・著作へのリスペクトがまったくなく、職業倫理もなにもない。そういうひとに「宣伝してやっている」と思われたことに虫唾が走ります。向こうが今後騒ぐことがなければこの件はこれ以上追及しません。ともあれ11/19発売の『ひとごと:クリティカル・エッセイズ』をよろしくお願いします。
分析系か大陸系かより、僕がさいきんよく思うのは「文章あたりのひらめきの量」が哲学者の格にそのまま対応するということで、ドゥルーズにせよクリプキにせよ、あらゆる段落にひらめきがある。ひとつかふたつのひらめきを引き延ばしているだけのもの(「専門性」がそれを可能にする)もある。
お客さんからなんでいまさらドゥルーズなのかという質問があった。ヨーロッパの哲学はいま死に体で、イスラエル批判すらできずにいる。反転して繰り返されつつあるハイデガー問題に思想的に立ち向かったドゥルーズ世代の読み直しは、むしろいまわれわれにしかできないことなのだと答えた。
たとえば鬱っぽくなって家からぜんぜん出られなくなっても、一日ひとつ日記を書くことはできるという体を作っておくことはめちゃめちゃ助けになるのではないか。
僕にとってアーティストって、アイスコーヒーのグラスの水滴でストローの包装紙を濡らして手遊びする延長に制作があるような、ほっといても勝手に作るひとで、批評家はそれを見て勝手になんか言う。その二重の勝手さみたいなものを擁護したい。「勝手さ」は『眼がスク』巻末鼎談でもキーワードだった。
「哲学の店 フィロショピー」というお店をひとりで始めました。哲学の売り方・数え方を実験する企画で、第一弾はドゥルーズ/フーコーの一冊の本のひとつの章だけを各6回の講義で解説する「1C1P」を行います。興味をもちそうな周りのひとにどしどし伝えてください。 philoshopy.shop
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キングコングの西野が完全な悪人認定を逃れているのは、顔やバラエティ番組でのイジりによるのではなく亮廣と言う名前の読みにくさによると思う。西野亮とか、すらっとフルネームで呼べる名前だったらダメだったろう。
僕はバディウやエリー・デューリングより東浩紀や千葉雅也のほうがずっと高度なことをやってると思うし (実践的展開も込みで)、それをちゃんと受け止めたうえでどう自分なりに書き換えるかということを『非美学』では試みた。
今日のイベントについてやりとりしていたら、平倉さんからこの写真が送られてきました……!!僕もぐちゃぐちゃにされそうです笑
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代官山 蔦屋書店 人文・文学・ビジネス
@DT_humanity
本日開催【イベント&オンライン配信(Zoom)】『非美学』(河出書房新社)刊行記念 福尾匠×平倉圭トークイベント 「眼を逸らさなければ書けない」 19時直前までお申し込み可能です。 会場も、オンラインも事前申し込みでアーカイブあり。 store.tsite.jp/daikanyama/eve
ここまでくるともはや些事だが、なんかあの人僕を後輩みたいに君づけで呼んでるけど、ぜんぜん知らない人です……
柴崎友香、菊地成孔、東浩紀、千葉雅也、ベンヤミン、ドゥルーズ、フーコー。河出文庫から思考と感覚 (の距離)をめぐる僕の愛読書を選びました。こうして並べてみると『眼がスク』も『非美学』もここから来ているとよくわかる。引き続き書店さんからの選書セットのご注文お待ちしております。
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ブックスルーエ
@BOOKSRUHE
『福尾匠選書フェア 思考と感覚のための河出文庫』開催中。『非美学』『眼がスクリーンになるとき』と続けて刊行の福尾匠さんの河出文庫選書フェアです。それぞれコメントのPOP付き。ドゥルーズやフーコーから柴崎友香さんまで様々です。2階にて。 #福尾匠 #河出文庫 #美学 #哲学 #吉祥寺
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