浅田真央さん、『130%』の意気込みで指導者人生スタート「成長を見られる時が特に楽しい」と笑顔【フィギュア】
2025年10月9日 18時46分
フィギュアスケートのバンクーバー五輪銀メダリストの浅田真央さん(35)が9日、自らをディレクターとして8月に開校した「木下MAOアカデミー」で指導する様子を初めて公開した。東京都立川市のマオリンク立川立飛で行われた練習は、時には手を取りながら、約1時間アカデミー生に指導。練習後に取材に応じ「子どもたちの成長を見られる時が特に楽しい」と笑顔を浮かべて指導者としての感想を語った。
アカデミーは全国各地から指導をこう約70人から選考した12人が在籍。プロスケーターとしても活動してきた浅田さんだが「毎日、生徒さんは一生懸命練習をしている。今後も130%、私も一生懸命頑張っていくことに変わりはない。今年だけではなく来年、再来年と、結果はすぐに出るものではないが、長い目で見て生徒さんたちの目標や夢に、少しでも力になれるよう頑張りたい」と全身全霊をかけて指導する意欲を語った。
スケートを通じた成長も重要だ。「私も5歳からこれまでずっとフィギュアスケートを中心に、全てをかけてきて、フィギュアスケートからたくさんのことを学んだ」と浅田さんは振り返り、「子どもたちも今が成長期。すごく大切な時期を私のところに来てくれて学ぶということには、私もすごく責任を感じている。最終的にこの貴重な時間が、木下MAOアカデミーに来て良かったと思っていただけるよう、丁寧に指導していきたい」。自らのもとでスケートに打ち込む時間が、それぞれの人生を輝かせる1ページとなるべく指導にあたる。
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