野党の首相候補一本化「期間限定の内閣を」 立憲民主党の安住幹事長
立憲民主党の安住淳幹事長は7日のBS日テレ番組で、臨時国会の首相指名選挙について、野党の候補一本化が必要との認識を改めて示した。「課題解決型で、ある程度の期間を決めた内閣はあり得る」と述べた。
ガソリン減税や政治改革などの政策課題を列挙し「野党、自民党も含めて、公明党も賛同してもらえるリーダーであれば、高市(早苗)さんとその方のどっちがいいか勝負するのはあってもいいと思う」と提案した。
国民民主党の榛葉賀津也幹事長は「憲法、エネルギー、安全保障、国家の基本理念をさて置いて、ただ高市さんに勝てばいいから集まるのでは国民から納得されない」と指摘した。
「首相指名さえクリアすればいいという論には立たない」と話した。「立民が本気になって党を割って日本の政治を変えると言ったら化学反応が起きるかもしれない」と語った。
榛葉氏は6日に自民党の麻生太郎副総裁と都内で会談した。榛葉氏は「103万円の壁の引き上げとガソリンの旧暫定税率の廃止をやってもらわないと困ると伝えに行った」と明かした。
日本維新の会の藤田文武共同代表は「首相指名は重い」と強調した。
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