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第1話

1. 偕老同穴
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2025/10/07 11:55 更新










ライオンさん
ライオン
はい、お母様
また、この時間が始まったのですね

説教をされるのは─────
いいえ、お母様からの"しつけ"をされるのは、もううんざりです。
言葉のキャッチボールではなく、一方的に鞭を浴びせるだけのだだのしつけ。そう思うようになってしまったのは私が変わってしまったからなのでしょうか。それとも、私が気付くことが出来なかっただけで初めから何も変わっていなかった───?
それは今は分かりませんね。考えてもすぐに呼び戻されてしまうのですから。だって、今でさえ─────









ライオンさん、聞いていますか
ライオン
はい、お母様
お説教中は集中を切らないようしなさい
ライオン
はい、お母様
それでは本題に戻りましょう
貴方の事なのでよくお聞きになりなさい
ライオン
はい、お母様─────
私は感情のないロボットのように毎回同じ言葉を繰り返す。















ライム
おねえたま!
ライオン
ライムさん?どうかされましたか?
ライム
おねえたま明日から「小学生」ですよね!
ライオン
そうですね、通うところが離れてしまうのは少し寂しくなってしまいます…
ライム
でも
ライム
でも!小学生のおねえたまかっこいいです!
ライム
だからライムも早く小学生おねえたまみたいになれるように頑張るのです!
ライオン
…!ふふ、そうですね
ライオン
いつまでもお待ちしてますよ
ライム
ライム
えへへ、あたちおねえたまがだーいすきです!
ライオン
っ!
ライオン
はい、私もです
ライオン
もちろん私もライムさんのことがだーいすきですよ










ライオン
(─────永遠に)





以上です
部屋に帰ってからよく復習して改善なさい
ライオン
(…そんな事仰ったって、復習することなんか何にもー)
よろしいですか?
ライオン
…はい、お母様
ライム
─────おねえたまがだーいすきです
私は部屋に戻る途中、なぜか数年前のあの子の言葉を思い出した。
ライオン
あの頃に戻れたらー
ライオン
いいえ、無駄ですね





だって





ライオン
私はあの頃から既に変わってしまった・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・のですから
お母様からのしつけなんてそんなもの、辛いなんて思いはしません。
私にはあの子がいるから。
あの子は私の味方だから。
あの子を目に映すことができるのなら。
あの子が居ればいいから。
あの子さえ居ればいいから。
あの子だけ居れば他は何もいらないから。
あの子だけは─────















ライム
おねえたま!
ライム
今までどこにいらっしゃったのですか?
ライム
どれだけ探しても見つからなくて…
ライオン
少しお母様のお部屋にいました
ライオン
何か用事ごとですか?
ライム
あ、いいえ。特別な事じゃないんです
ライオン
大丈夫ですよ。言ってみてください
ライム
え、ええと
ライム
久しぶりに、遊びませんか?あたしと、
ライオン
え?
ライム
い、いやなら結構です!おねえたまも忙しいだろうし…
ライオン
そ、そうじゃないんです
ライオン
ぜひ、私も気晴らしがしたかったので丁度いいです
ライム
!ほんとうですか、!
ライオン
はい!もちろんですよ
ライム
えへへ、ありがとうございます
ライオン
─────
ライムさん、少し成長しましたね。だけれどまだ幼い所は隠しきれない─────
これからもっと…いいえ、貴方はずっと、そのままで居てくださいね。
ライオン
(貴方の笑顔が見られるのなら何だってしますよ)
ライオン
姉として、妹の期待に応えるのは当然の事ですので
ライオン
たくさん!遊びましょう
ライム
はい!
はい、!かなり初心者なのでおかしい所もあったと思いますが「偕老同穴」どうでしたでしょうか…!
四字熟語にはお話を表す意味があるので、よければお調べになってみて下さい🌸
かなりゆっくりになると思いますが、これから更新がんばるのでよければ応援してくだい!!

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