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鳥大病院の元女性職員がパワハラを受けたとして慰謝料を求めた訴訟 一審の判決内容が不服として控訴 鳥取県

2025年10月9日 19:18
鳥大病院の元女性職員がパワハラを受けたとして慰謝料を求めた訴訟 一審の判決内容が不服として控訴 鳥取県

鳥取大学病院の元女性職員が補助金の不正利用を内部告発したことをきっかけに上司からパワハラを受けたとして、大学を相手取り、慰謝料を求めた訴訟で原告の女性は、一審の判決内容が不服として、10月9日に広島高裁松江支部に控訴しました。

この裁判は米子市の鳥取大学医学部附属病院に勤務していた元職員(61歳)が在職中に上司からパワハラを受けたとして大学を相手取り500万円の損害賠償を求めたものです。

訴状によると元職員は、鳥取大学病院が国からの補助金を不正に流用していると文部科学省などに告発。その後、上司の教授らからパワハラ行為を受けたと主張しています。

一審の鳥取地裁米子支部は、9月25日に元職員が提訴した10件のパワハラのうち5件を認定し、鳥取大学に50万円を支払うよう言い渡しました。

この判決を不服として、元職員は、10月9日朝に地裁米子支部を訪れ控訴の手続きを行いました。

その後、元職員は、記者会見を開き控訴の理由について説明しました。

元職員
「このパワハラの背景ですとか何がおこったかをしっかり受けとめた上で判決をしていただきたかったというのが控訴の理由です」

元職員は、一審で認定されなかったパワハラの認定を求めるとともに、誤認されているパワハラの事実についても、鳥取大学にすべての証拠を提出させてから判決を下して欲しいと述べました。

また、裁判を通して内部告発を行う公益通報者保護の在り方についても問いかけていきたいとしています。

一方、この裁判では、鳥取大学も「一審の判決内容を慎重に検討した結果、上級審の判断を改めて仰ぐ点がある」として、控訴しています。

最終更新日:2025年10月9日 19:18
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