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生命を考える:そして流れは海へと巡る②

一日単位でも繰り返される【部分的な死】

小さな命から大きな命まで、すべての生き物が眠る。人も、クラゲも、線虫も、深い眠りに似た時間を持つ。
そのあいだ、身体の機能はゆるやかに低下し、意識は遠のく。
けれど、生命は止まってはいない。むしろその時、別の面で動いている。

私たちの身体は、数年のうちにほとんどの細胞が入れ替わる。たしか、7年くらいの周期だったと記憶しているが、物質的な面から言えば【形が同じ全くの別物】になっているのだ。
つまり、常に「古いものが死に、新しいものが生まれている」
(※こういった営みをネクローシスという。対になる言葉はアポトーシスというが、ここでは極力平易な表現を心がけるので、気になった方は調べてみることをおススメします。)

睡眠は、その入れ替え(上位の循環である個としての身体の循環)を安全に行うための時間なのかもしれない。

眠りの間に、成長ホルモンが分泌され、DNAが修復される。
なので、生命は【小さな死を絶えず繰り返して生を維持している】とも言えるのではないだろうか。

図1:細胞の更新サイクル
(破壊 → 修復 → 再生 の循環)

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古い細胞が壊れ、新しい細胞が生まれる。死と再生は対立ではなく、
ひとつの循環の両端にある。


眠っている間に起こっているもう一つの活動

眠っている間、身体は静まり返るが、
実際には内部で代謝がリズミカルに揺れている。

それは、活動と休息を交互にくり返す生命が持つリズムや波とも言える。

図2:覚醒と睡眠の代謝リズム

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眠ることで代謝は一度静まり、再び立ち上がる。
活動と休息の波をくり返すことが、循環を維持するリズムになる。


脳を持たない生物も眠る

眠りが「脳の整理」のためだけではない証拠がある。
クラゲや線虫、ハエも眠るのだ。クラゲに関して言えば、脳という器官そのものがない。
反応が鈍り、動かなくなり、しばらくして再び活動を始める。

それは意識の有無に関係なく、【生命そのものが周期的に静まり返る瞬間】を必要としていることを示している。

【生命は死を内包して生きている】

こうして見えてくるのは、
生命そのものが「死を部分的に取り込みながら循環する構造」だということ。
眠りは完全な停止ではなく、活動と静止のあいだを往復する「中間領域での再構成」といえるかもしれない。

図4:生命の二相モデル

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活動し、静まり、また動き出す。この循環が続くかぎり、生命は生き続ける。


そして、すべてはつながっている


細胞の中の循環、個体としての循環、生態系や惑星の循環。

それらはスケールこそ違えど、同じ構造をしている。
流れがあり、静まり、また流れ出す。

生命とは、その【連なりの中で循環し続ける状態】なのだと、少なくともこれを書いているこのるか自身は思う。


そしてこの話も、まだ途中。


次回は、個体を超えて、その循環とやらがどこまで貫かれているのか、もう少し大きなスケールで考えてみよう。

この話は三部構成なので、次は最後の、③でまたお会いしましょう!
以上、心瑠華へべれけがお送りいたしました。

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生きている中で、悩みは嫌でも寄り添ってくるもの。 悩み、諦め、目を背け。私たちが持っているもう半分。それもまぎれもない自分。 そんな渦に飲まれそうな時、明暗併せ持った存在だからこそ見える景色があり、そこにはいつも人がいた。 私の想いが、いつかあなたの心に華として開きますように。
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