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都会で発見の切断遺体、死角に阻まれ スタート切れぬ「王道の捜査」

男性の切断遺体が発見された場所周辺に設置された防犯カメラ。遺棄現場を直接捉えたカメラはなかった=大阪市福島区で2025年9月26日午前7時53分、大坪菜々美撮影
男性の切断遺体が発見された場所周辺に設置された防犯カメラ。遺棄現場を直接捉えたカメラはなかった=大阪市福島区で2025年9月26日午前7時53分、大坪菜々美撮影

 大阪の都心で今春、切断された遺体が見つかった。半年が過ぎたが、被害者の身元さえ分かっていない。

 解決に長い時間がかかっているのは、今や「王道」となった捜査方法が思わぬ死角に阻まれているからだ。容疑者は意図的にこの場所に遺体を置き去りにしたのか――。謎は深まるばかりだ。

 西日本有数の巨大ターミナル、JR大阪駅から南西にわずか約1・5キロ。大阪市福島区は区内を流れる堂島川沿いにタワーマンションが建ち並び、家族連れに人気のエリアだ。

 遺体が見つかったのは、今年3月19日の昼過ぎだった。

 堂島川沿いに整備された遊歩道の植え込みに、不審なビニール袋が捨てられていた。散歩中の男性は、袋の口が開いているのに気づいた。

 「肉の塊のようなものが落ちている」

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