神奈川県警の吉田澄雄元警視(55)=懲戒免職=が関与していた有限会社「神世界」(山梨県甲斐市)グループによる霊感商法事件で、「教祖」と呼ばれるグループトップの斉藤亨容疑者(53)=組織犯罪処罰法違反(組織的詐欺)容疑で逮捕=の逃走を手助けした疑いが強まったとして、犯人隠避容疑で、県警が吉田元警視の逮捕状を取ったことが22日、分かった。捜査関係者が明らかにした。
吉田元警視の行方は分かっておらず、県警は所在を確認でき次第、逮捕する方針。
捜査関係者によると、吉田元警視は県警が逮捕状を取り約1カ月間にわたって行方を追っていた、グループトップの斉藤容疑者が12日に大阪市内で逮捕されるまでの間、斉藤容疑者の逃走を手助けするなどしていた疑いが持たれている。
県警は神世界による詐欺事件について、斉藤容疑者が統括的な立場にあったとして行方を追っていたところ、大阪市内のマンションの一室が、神世界関係者が名義人となって賃貸契約が結ばれていたことが判明。
マンション周辺で、張り込んでいた捜査員の前に姿を現した斉藤容疑者を逮捕したが、この際に、吉田元警視が斉藤容疑者と同行していたため、捜査員が任意同行を求めると振り切ってそのまま逃走したという。
11/09/22 17:28