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18歳人口の急減で、大学の淘汰が本格化します。大学は「限界」を乗り越え、活路を見いだせるのでしょうか。

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「大学の選別は不可避」 日本女子大学長が考える女子大の存在意義

日本女子大学の篠原聡子学長=東京都文京区で2025年8月15日午前11時35分、斎藤文太郎撮影
日本女子大学の篠原聡子学長=東京都文京区で2025年8月15日午前11時35分、斎藤文太郎撮影

 多様性に対する考え方が広がり、男女の垣根も低くなった。そんな現代に、女子大の存在意義はどこにあるのだろうか。建築家でもある日本女子大の篠原聡子学長に聞いた。【聞き手・斎藤文太郎】

 ――女子大を巡る現状をどう見ていますか。

 ◆「女子大」とひとくくりで評価されるが、各大学の個性は異なる。リベラルアーツ(教養)志向の学校も、職業教育を重視する学校も、理工系学部に強みを持つ総合大学もある。

 女子大に対する風当たりの強さは感じているが、日本女子大は学生の満足度が高く、「伸び伸びと学べる」「自分の専門分野に専念することができる」と評されている。

 世間の評価と、そうした学生の評価のずれは一体何だろうと考えている。

「女性であることから自由になれる」

 ――女子大には「良妻賢母を育てる場所」というイメージがあるのではないでしょうか。

 ◆確かに少なくとも戦前は、いかに「支える存在」として女性を教育するかというのが多くの女子大のミッションだったと思う。しかし、どの時点で変わったかは難しいが、女子大は徐々に「女性であることから自由になれる空間」になった。

 私は建築の仕事を長くしてきた。この業界は男性ばかりで、初めての現場だったつくば科学博(1985年)では職人から「お姉ちゃんは紙と鉛筆で飯を食えるからいいよね」と言われた。

 しかし、だからといって、女性だから何かをしなければならないとか、女性だからこういう振る舞いが必要だ、ということは考えなかった。それは女子大で学んだ経験があったからだ。

 ――女子大の存在意義は何でしょう。

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