最新機能が次々に搭載されるスマートフォン。Samsung Galaxy Z Fold7のような最先端デバイスによって、私たちの思考や行動はどんな影響を受けるのか。テクノロジーを通じて他人と感覚を共有できる「BodySharing」(ボディシェアリング)を生み出した工学者・玉城絵美と考える、人間の情報の「インターフェース」たる、スマートフォンとの付き合い方。
2025年8月1日に発売された横開き折りたたみスマートフォンの最新モデル「Samsung Galaxy Z Fold7」は、折りたたんだ状態では片手で扱え、開けば約8.0インチの大画面で作業できる。いわばデバイスインターフェースの大きさを自在に切り替えられるモデルだ。前モデルから重量は約239gから約215gと軽くなり、厚さも約12.1mmからバータイプの一般的なスマートフォンと変わらない約8.9mmへと薄くなった。
また、Samsung Galaxy Z Fold7には記事や動画をAIが自動で要約する機能も搭載されている。
「従来は倍速再生で情報を詰め込むことが流行しましたが、Galaxy Z Fold7では必要な情報をAIが抽出して提示してくれる。その分、余った時間を休養や創造的作業に充てられる」と玉城は語る。 情報過多の時代に、AIが最初に情報を整理し、ユーザーが本質的な判断に集中できる設計は、Samsung Galaxy Z Fold7ならではの強みといえるだろう。
「従来は倍速再生で情報を詰め込むことが流行しましたが、Galaxy Z Fold7では必要な情報をAIが抽出して提示してくれる。その分、余った時間を休養や創造的作業に充てられる」と玉城は語る。
情報過多の時代に、AIが最初に情報を整理し、ユーザーが本質的な判断に集中できる設計は、Samsung Galaxy Z Fold7ならではの強みといえるだろう。
工学者/H2L 代表取締役/琉球大学工学部教授/東京大学大学院工学系研究科教授 玉城絵美
ユニークさを引き出すのに、誰でも使える。「ちょっとズルい」スマートフォン
玉城は、Samsung Galaxy Z Fold7の設計思想を「AI活用を前提とした次世代デバイス設計の見本」と評価する。
「Samsung Galaxy Z Fold7は、最初から『AIと連動する』前提で設計されています。音声の文字起こしやノイズ除去、要約などの処理が、複数アプリを経由せずワンクリックで実行できる。AIに詳しくない人でも自然に使いこなせるように設計されている点がすばらしいと思います」
「Galaxy Z Fold7 のような新しい視座や行動を促すインターフェースが、新しい視点、思考、行動を生んでいくとすると、人間の価値は、仕事や生活を含めて、人生をどう楽しむか、そのユニークさに出てくるのだと考えます。私たちが日常で最も情報を入出力しているのはスマートフォンですから、端末の選択は、今後の自分の行動を選択することと同様の意味をもってくる。もはや、自分自身の未来を選ぶことにつながると思うのです。Galaxy Z Fold7はテクノロジーへの理解度やリテラシーでユーザーを選ばない、さまざま人にマッチする情報の入出力インターフェースだと思います。これまでのユーザーが嫉妬する、ちょっとズルい端末かもしれません(笑)」