「何回も言うけどくさい」「ご迷惑かけてんのよあんたは」保育士が2歳児に投げた言葉 暴言、暴力認める 発覚のきっかけは”お守りに忍ばせたボイスレコーダー”
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RKB毎日放送
福岡市の認可保育園で2人の保育士が2歳の女の子に対し数々の不適切な発言をしていたことが分かりました。 【写真で見る】保育士が2歳児に投げた言葉 暴言、暴力認める 園の対応は 娘の異変に気づいた母親がボイスレコーダーで録音した音声は耳を疑うものでした。 ■福岡市内の認可保育園で起きていた不適切保育 保育士 「毎日顔合わせとうやろう、ご迷惑かけてんのよあんたは」 保育士 「自分で歩きなさい、足があるんだから」 ボイスレコーダーから聞こえてくる冷たく突き放すような言葉。 9月、福岡市内の認可保育園で録音されたものです。 実はこれ、保育士から2歳の女の子に向けられた言葉でした。 園児の母親 悔しいですし本当に腹が立つというかこういう感情になったのが初めてで自分でも気持ちの整理が追いつかない状況になりました」 ■「朝になると吐くまで泣くようになった」見慣れない傷も 女の子がこの保育園に通い始めたのは今年の6月下旬。 当初は毎朝、保育園に行くことを楽しみにしていたといいます。 しかし、入園からおよそ2か月後、両親は娘の様子に違和感を覚え始めます。 園児の母親 「朝になると着替えもしたくないしカバンを見るのも怖いのか、吐くまで泣いてしまったりとか。あごの下を切ったり首の後ろを切って帰ってきたり、それも深い傷でどうしたらこんなけがをするのかなと心配になって」 ■ボイスレコーダーに残された驚くべき言葉 娘の小さな体に残された見慣れない傷。 不審に思った両親は、「お守り」の中に小型のボイスレコーダーを忍ばせました。 そして帰宅後、録音を再生しました。 保育士 「何回も言うけどくさい、みんな口もくさそう、やばそう。カメレオンに似てる、褒め言葉よ」 園児の母親 「小さい子に対して向ける神経を疑うというか本当に保育士なのか」 園児の父親 「保育の範ちゅうを超えているという場面が見受けられて本当に許せないです」 ■保育士の説明は 信頼していた保育園で起きていた衝撃の実態。 両親が保育士に説明を求めると・・・・・ 保育士(保護者提供) 「子供たちの前で言ってはいけないような言葉とか保育をしていたのは事実です。もし自分の子供が園でそのようなことを言われていたら嫌だな預けたくないなと思う言葉かけをしていたのも事実です」 不適切な保育を認めました。
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