第2話

第2話
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2025/04/04 15:07 更新
今日がボクにとっていや、"ボク達"にとって最悪な日・・・・だから。






マリアside
ゾーヤ
カナタ見なかった?
ミツアミちゃんは、予想外の人物を口にした。
マリア
?ニヤニヤくん?見てないよー
マリア
何かあったの?
ゾーヤ
あー、別に何もないんだけど、いや何もなくはないんだけど...
ミツアミちゃんの喋り方は、ぎこちなかった。ってゆーか、らしくなかった。
よほどニヤニヤくんにきてほしいのかな?
ゾーヤ
あ、ゴメン。ちょっと動揺しちゃって。とりあえず、今日来てもらわないと...なんだ。
マリア
今日、何かあったっけ?
ゾーヤ
あ、覚えてない?
マリア
?うん?
マリア
マリア、忘れん坊さんだからなー
ミツアミちゃんの"覚えてない?"って言葉に、ちょっとびっくりしちゃった。だって今日そんなに大切な日だっけ。
ゾーヤ
そっか。
ゾーヤ
ほら、今日はー



ガラッ

ミツアミちゃんが何か言いかけた途端、教室のドアが勢いよく開いた。
っはぁ、はぁっ、まだ、大丈夫だよね...!?
ドアから見えた顔は、見覚えのある、ううん。毎日見てる顔だった。
だってー
マリア
あ、ひーちゃん。おはよー
マリア
まだ大丈夫だよー
ヒカル
っ!マリア!おはよう
そう言うとひーちゃんは、安心仕切った顔をした。
ゾーヤ
あ、ヒカル。おはよう
ヒカル
!ゾーヤ、おはよう!
ヒカル
何か話してたの?
ゾーヤ
あ、そうそう。ヒカル
ヒカル
ゾーヤ
カナタ見なかった?
ヒカル
あー、カナタならさっき下駄箱で会ったよ!
なんかすごく不満そうだったけど...
マリア
不満?何かあったのかな?
ヒカル
わかんないけど、負のオーラ?が漂ってたって言うか...
マリア
?どうしたんだろうね
ヒカル
うーん。心配だね
ひーちゃんとそんな話をしていると、ミツアミちゃんだけ、「やっぱり」って顔をしていた。

不思議に思って
マリア
ミツアミちゃん、何かしってー




ガラ...

ゾーヤside
ヒカルからの話を聞いて、安心した。
ゾーヤ
(でも...)
ゾーヤ
(不満そうだったって何?気持ちはわかるけど、)
ゾーヤ
(なんか怖いんだけど...)
ヒカル
ーヤ!ゾーヤ!
ゾーヤ
...
ヒカル
ゾーヤ!
ヒカル
ゾーヤ!
ゾーヤ
っ!あ、ゴメンちょっと考え事
ゾーヤ
ど、どうしたの?
ヒカル
あーいや、カナタ来たよ?
ゾーヤ
えっ
ゾーヤ
あ、うん
カナタ
?ゾーヤ、大丈夫?
ゾーヤ
、うん
...らしくない。こんなコトで心配になるなんて
マリア
!そーいえばミツアミちゃん。さっき何か言いかけてたよね?
ゾーヤ
?さっき?
マリア
えーと、ひーちゃんがくる前
ゾーヤ
ヒカルがくる前...
ゾーヤ
っあ!そうそう
ゾーヤ
今日って文化祭の一週間前ってコト、覚えてる?
マリア
うん。知ってるよー
ゾーヤ
それで、ボク達のクラスの出し物。これの準備って言うのかな
ゾーヤ
色々試したりするんだけど...
ヒカル
あー!たしかうちのクラス"メイドカフェ"だったよね!
マリア
っあ!思い出した
マリア
前決めたペアで接客、厨房(?)を入れ替えでたんとーするんだったよね?
ゾーヤ
そうそう。それのペアで今日どっちが先に接客するかとか...服を試しに着たりとか...
ヒカル
あっ!カナタが不満そうだったのって!
カナタ
...普通に考えてみんながそうじゃないのが不思議でしかないんだけど...
ゾーヤ
(いやボクだってやだよ?)
マリア
んー別にマリアは気にしないかなー
ヒカル
ま、まぁあたしも嫌ではあるけどそこまでじゃないって言うか
カナタ
てかよりによって...なんでペアをハズレ引いちゃうかなー僕って運悪いのかな
それボクのこと侮辱してない?そんなにボクやなの?
心の中で、自問自答を繰り返してた。






ヒカル
ってかそろそろ時間じゃない?
ヒカルに言われてみんなして時計を見ると、確かにこんなこと話してる余裕はなさそうだった。
ゾーヤ
そうだね。それじゃあみんな、またあとで
マリア
うん。またねー

それでボク達は解散して、それぞれ席にもどった。

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