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「出して」の声聞こえた 広島の監禁女児救出の運転手

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広島市の小6女児監禁事件で、逮捕された成城大生、小玉智裕容疑者(20)を乗せたタクシー運転手、星山寿幸さん(63)が5日、広島市内で記者会見を開くなど取材に応じ「彼女が発した声を聞き取ってよかった」と、女児(12)救出の状況を振り返った。

星山さんによると、大きなかばんを抱え小玉容疑者が乗り込んできたのは4日午後8時50分ごろ。行き先はJR広島駅前のデパート。かばんをトランクに載せるのを手伝うと「感触が温かくて柔らかく不審に思った」。同容疑者は一瞬嫌がるそぶりを見せた。

運転中も後ろに意識を集中させた星山さんがルームミラーで見ると、小玉容疑者は落ち着かない様子。「犬でも積んでいるのか」と聞いても、答えない。疑問が確信に変わったのは約5分後。交番に行こうとハンドルを切って進路を変えて交差点の信号で停車すると、「出して」と叫ぶ女児の声がはっきり聞こえた。

「人でも詰め込んでいるのか」と問い詰める星山さん。「降ります」とドアを開けて逃げようとする容疑者を約3メートル追いかけ引き戻し、押さえ付けて後部座席に押し込んだ。女児は発見された際、トランクで立ち上がって涙ぐみ、小玉容疑者はほとんど抵抗しなかった。

5日までの県警への取材では、小玉容疑者は監禁時点でわいせつ目的を「なかった」と否定する一方「車の中でそういう思いもよぎった」とも話し、供述に変遷がある。〔共同〕

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