熊本県警サーバーへの不正接続、情報流出などは未確認だがメール内容は不明…国内外12万件中1万9000件が送信先に届く
熊本県警は7日、県警のメールアカウントが不正に利用され、国内外に約12万件のメールが送信されたと発表した。県警のサーバーに国外から不正な接続があったという。同日時点で、情報流出などの被害は確認されていないとしている。県警は不正アクセス禁止法違反の疑いで捜査している。 【写真】熊本県警察本部
県警情報管理課によると、6日午後5時頃、県警職員から「メールがうまく送信できない」と連絡を受けて調べたところ、同日午前4時45分頃から午後5時半頃にかけて、不正アクセスが確認された。
業務用のアカウント一つが利用され、送信された約12万件のメールのうち約1万9000件が送信先に届いていることが判明。不正使用されたアカウントは無効にした。メールの内容は不明で、調べている。
同課は「セキュリティーの強化をするなど再発防止に努める」としている。