民泊による近隣騒音トラブルとその相談先、対処方法について

近隣トラブルの元 民泊 近隣トラブル

※記事執筆のタイミングは2025年9月18日 22時頃です。

少々怒りにまかせた文章で、解釈困難な部分があったらご容赦願いたい。

いずれにせよ、本記事を読んでいただいた方々に、民泊施設が近隣にできることについてなんらかの感情をもっていただければうれしい。(それが「まぁ、いいんじゃん?」でも「うーわ!絶対いやじゃん!」でも・・・)

民泊施設の現状

住宅宿泊事業法に基づく届出及び登録の状況(令和7年7月15日時点)

・ 住宅宿泊事業の届出件数は53,133件、うち事業廃止件数が19,515件

  ※ 平成30年6月15日時点における住宅宿泊事業の届出件数は2,210件

・ 住宅宿泊管理業の登録件数は3,250件

・ 住宅宿泊仲介業の登録件数は63件

住宅宿泊事業法の施行状況 | 民泊制度ポータルサイト「minpaku」
2018年(平成30年)6月15日に施行される「住宅宿泊事業法(民泊新法)」に関する情報を掲載した政府の公式ウェブサイトです。住宅宿泊事業法の施行状況について紹介しています。

唐突に民泊施設の現状なんてことで書き出しましたが、まぁ、要は年々増えているわけです。
そんなわけで、我が家の目の前にも1軒丸っと貸し出している施設があります。

民泊の定義

で、そもそも民泊とはなんぞやについては、以下のようなことらしい。

「民泊」についての法令上の明確な定義はありませんが、住宅(戸建住宅やマンションなどの共同住宅等)の全部又は一部を活用して、旅行者等に宿泊サービスを提供することを指して、「民泊」ということが一般的です。ここ数年、インターネットを通じて空き室を短期で貸したい人と宿泊を希望する旅行者とをマッチングするビジネスが世界各国で展開されており、急速に増加しています。

また、我が国においても、近年急増する訪日外国人観光客の多様な宿泊ニーズへの対応や、少子高齢化社会を背景に増加している空き家の有効活用といった地域活性化の観点から、いわゆる民泊に対する期待が高まっています。
https://www.mlit.go.jp/kankocho/minpaku/overview/minpaku/index.html 「民泊とは」より

わりと雑に定義づけされていてびっくりする。が、こちらもそのへんにいっぱい情報あるので割愛。

民泊ができたことによる実害

さて、ここから本題です。

要は「最近は一般的な住宅が、誰だかわからない人に貸し出されるような施設として、年々増えてるぞ」と、いうわけです。

そんなわけで、目の前の民泊施設にもわけのわからないのが二度泊りに来ております。

一組目は、大学生くらい(?)のサークルの集まりっぽかったなぁ。
夜中どんちゃんどんちゃん騒がしくして、翌日は荷物の撤去で車をドーン!道の真ん中に車を止めてエッサホラ荷物の搬出です。

それまでそんなことはなかったので、こっちもびっくり!
「なかなか賑やかだったなぁ」くらいでおおめに見てたのですが、とうとうまた騒音が宿泊していったという話。

二組目たる彼らは、一組目よりもひどかった。

まず、どんちゃんの騒音は一組目よりもひどい!音は大きい、笑い声はきたない、人数も一組目の時より多かったんじゃないかな?
すげーうるさかった。
さらに、これがまぁまぁ朝まで続いたわけです。結果、静かになったのは5時を過ぎてから。

平日、私は5時に起きてお昼のおにぎりを作り、オギコの朝ごはんの支度をするというルーティンなのですが・・・
つまり、一睡もできなかったわけです。
さらにいうと、我が家は賃貸アパートメントの一階に位置しているのですが、目の前の宿泊者が4時頃我が家の玄関を叩くという暴挙も。

最悪です。

いわゆる一軒家を施設として貸し出しているので、ホテルのような御大層な防音がされているわけでもなく、また閑静な住宅街と言われる、夜は静かな住宅地に住んでいる私としては到底許容できる所業ではない。

繰り返しますが、最悪です。

やはり「民泊の騒音トラブル」結構多いみたいですね・・・

苦情のもって行き場

苦情のもって行き場についてですが、これはまず「管理会社」が、正解だと思います。
そもそも物件管理をして、貸し出している会社なので、そこに苦情をもっていかないわけにはいかない。
当然報告の意味もありますし、ご近所付き合いをうまく回すのは当然建物の権利者でしょう!
なのですが。。。どうしたものか私がいろいろとやったことと併せて、見つけた相談先などを書いておきます。

苦情の行き場1 管理会社

これについては、上記した通りですね。
「物件管理」の、会社なのでご近所付き合いちゃんとしてよ!って、ことです。
また、宿泊者についてもブツの管理会社が鍵を渡すわけですし、責任は重い。

ちなみに、私がまいったのは、民泊施設の玄関に管理会社の情報が貼りだしてあったのですが、騒音(パーティー?)がうるさすぎて施設に近づけなかった・・・
だって、たくさん人いるし、怖いんだもん。
で!どうしたかというと、施設があるあたりのキーワードで民泊を掲載してるサイトを探し、該当するであろう物件を絞り込んだ。
「地域名+民泊」の、要領ですね。
私が見つけたのはAirBnBに掲載されている物件です。
いかにもそれっぽかったので、そこから該当する物件に問い合わせを送信することにしました。
いったん報告した事実まででやり取りについては後述。

苦情の行き場2 民泊制度コールセンター

「民泊 苦情先」で検索したら一発でした。AI Over Viewでも出てくるんじゃないかな?
問い合わせフォームもありますが、基本的には電話がかかってくるようです。

民泊制度コールセンター
(全国共通ナビダイヤル)
0570-041-389
【受付時間】平日9時00分~17時00分

※お掛け間違いのないよう十分ご注意ください。
※ナビダイヤルは通話料がかかります。
※日本語のみのご案内となります。

音声ガイダンスが流れますので、お問い合わせの内容に沿って以下の番号を選択して下さい。

 1番 住宅宿泊事業法、または住宅宿泊事業の届出等について
 2番 住宅宿泊管理業、または住宅宿泊仲介業について
 3番 民泊制度運営システムの操作や入力について
 4番 住宅宿泊事業法に関する上記以外のお問い合わせ

民泊制度コールセンターでは、「住宅宿泊事業法」「住宅宿泊事業の届出」に関することや、その他民泊の制度等に関するご質問・ご意見・苦情等を受け付けています。

特定の行政庁に判断が委ねられる個別事案等に関するお問い合わせについては、内容によりお答えできない場合もありますので、予めご承知おきください。

各自治体が制定する条例等については、「各自治体の窓口案内」から当該自治体のホームページへリンクしてご確認ください。

なお、各自治体が制定する条例等の内容に関するお問い合わせ先は各自治体となりますが、それらに関するご意見・ご要望等については民泊制度コールセンターで受け付けています。
https://www.mlit.go.jp/kankocho/minpaku/callcenter.html 民泊制度コールセンターのご案内

今回、私はまだ報告を入れていませんが、押さえるべきところは押さえた。

苦情の行き場3 自治体の報告窓口

お住まいの自治体の窓口:地域に特化した条例や具体的な違反行為の通報窓口となります。

こちらもAI Over Viewの情報で貼りますが、自治体に関して、都内では相談窓口が開いている区とそうでない区がありそうです。
「環境衛生課」みたいなところに窓口が開いている区だと、ゴミや吸い殻の問題につながっているようですし、渋谷区だと「警察に言ってね」の、体になっています。

苦情の行き場4 警察

これが今回ホントに迷った。
先述しましたが、こわいんだもん。
あと、警察に連絡するってことはとりあえず通報者として顔出さなきゃなくなるじゃん?いらん恨み買って報復されるのもヤだし、警察呼ぶのはすごい躊躇する。
次回同じことがあったら迷わず呼ぶけどね。

と、4っつの苦情先を挙げましたが、対処としては結局、ブツの管理会社に連絡するのを最優先にするのが気持ち的にもハードルが低いのではなかろうか?

心の折り合い

前項で後述を宣言していた内容になるが、睡眠不足の怒りが残る私としてはいまだ心の折り合いはついていない。
その理由として、本件に関して言えば管理会社の対応が私の納得のいくものではなかったからだ・・・
もうね・・・どーすりゃいいのよ!?って、感じ。
なんか、もう少し納得のいく対応をしてもらえれば僕も落ち着けたとは思うんですけどね。僕がおかしいのかね?
端的に言うと

私:管理会社にクレーム入れました⇒業者:なぜか謝ってくるけど、謝ってる感じが全然しない⇒私:今後の対応について説明を求める⇒業者:付き合いきれねーぜ。おわり。

そんな感じ。

スクリーンショットはこんな

ついでに事業者検索の気づきとmatsuri technologiesの評判

今回、僕はAirBnBに行きついたわけですが、他にも気づきがあったので書き留めます。
「地域名+民泊」で、検索し、物件の間取りや地図からAirBnBに行きつき、ホストが企業名だったことで企業名検索を行った。
企業名検索をWeb検索で行った後で、Google Maps検索を行い、クチコミを見たところBooking.comにも掲載があるようだ。

Booking.comから同様の物件を検索すると、住所(Map)に狂いなく表示されている⇒事業者の間違いはないようだ!(確信)

事業者(ホスト)がわかったところで、サービス名なのか事業者名なのかを絞り込んでいく。
今回の話で言うと、AirBnBからSumycのサービス名を見つけ、Sumycaからmatsuri technologiesまでたどり着いた。

matsuri technologiesにたどり着いたところで「matsuri technologies 評判」を、検索する私。
結果、採用サイト・求人サイトの評判を見て「やっぱりか・・・」と、がっかりする私。

matsuri technologies 「社員クチコミ」 就職・転職の採用企業リサーチ OpenWork

matsuri technologies株式会社の「社員・元社員のクチコミ情報」。就職・転職前に採用企業「matsuri technologies」の評判、働く環境、年収・給与制度、入社後ギャップなどをリサーチ。就職・転職のための「matsuri technologies」の社員クチコミ情報、企業分析チャート、求人情報を掲載。

www.openwork.jp

matsuri technologiesの評判・口コミ – エン カイシャの評判

matsuri technologies株式会社の口コミ・評判情報。日本最大級の会社口コミ・評判プラットフォーム「エン カイシャの評判(旧ライトハウス)」なら、会社の評判・年収・社風など、企業をあらゆる角度から知ることが出来ます。

en-hyouban.com

matsuri technologies(旧: matsuritechnologies)の評判/社風/社員の口コミ(全13件)【転職会議】

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jobtalk.jp

ついでにAI Modeで再検索して確信する私。
そして以下のような記事を見つけて無茶苦茶納得する私

では、グレーな領域に対する意思決定についてはどうお考えでしょうか。

まず「グレー」か「ブラック」かの明確な線引きを行うためにきちんと調査をします。情報を読む限り完全にブラックであれば「Go」は出しません。グレーゾーンに挑戦してアウトと指摘を受けるのと、最初からブラックであるとわかっていたうえで法を侵すのでは、今後のビジネスへの影響が様変わりしてしまいますので、その切り分けは重要だと考えています。正確な情報収集をしたうえで、意思決定については、それぞれの企業の裁量で、取りうるリスクを勘案しながら判断していけばいいと思いますが、僕にとってグレーゾーンは、意思決定上「Go」の領域です。Goして後々「アウト」だと指摘されれば罰金などを支払わなければいけないかもしれませんが、「ホワイト」と判断されればOKになりますから。もちろん、罰則の内容を確認しての判断にはなりますが。

また、「ホワイト」な領域の事業だけを選んでいても何億もの赤字を出す企業もあります。そういう意味では、「どれが正しいか」の経営判断は非常に難しいですし、もはや「勝った者のみぞ知る」という状況なのではないでしょうか。ただ、挑戦しただけの知見は「先行者利益」として事業者に培われます。その知見をいかに蓄積し、活かしていけるのかは、成功の一つのカギになると思います。https://www.businesslawyers.jp/articles/413

なんとなくのイメージで言うと、消費者のことを侮っている不動産屋さんがいますが、そんな雰囲気なのかなぁ・・・って、想像しちゃいます・・・

ぼやき

ホントにきつかった。
一睡もできなかったうえに午前中に謝罪で人が来るかもしれないと思い横になることもできず。
午後釈然としない気持ちで脳が覚醒してしまった感じ。
結局感情のはけ口がどこにもなかったもので、書き殴りの乱暴ブログです。
後日調整の必要性を感じたら書き直すかもしれませんが、いったんは今回の思いを忘れない意味でもこんなもんでしょう。

matsuri technologies 企業としての最大限の責任とは?

その後、金曜日の11時頃にメッセージが届いていた。
ほぼ睡眠不順のような状態で、深夜にふとメッセージを確認したことで気づいたものだが、私はそれに対して返信は行っていない。

とりあえず、彼らのいうところの最大限の企業努力について掲示しておく。

メッセージ的には、一見丁寧な謝罪と具体的な対策が書かれているように見えるが、その実、企業としての責任は回避し、今後の対応の負担は私に押し付けるという…狡猾で卑劣な文章だと思うのだが…一般的には違うのか⁉

メッセージの問題点

「報告書」ではなく「メッセージ」で済ませる

まず、私の要求は、報告書という「公式な文書」での提出と「近隣への対応周知」です。
企業として対策を正式に約束して欲しいということなのですが、あくまでそれを避け、私個人への「チャット上のメッセージ」という非公式な形での回答しかされていない。
責任レベルを意図的に下げてるし、責任回避でないかい?

警察への通報責任を私に転嫁している

「○○様から警察へご通報いただくか、弊社から警察へ通報することも…」と書いてあり、本来、物件の管理責任を負う事業者が通報するとは書いていない。
事業者が宿泊者を管理しきれない場合、事業者の責任にとして、事業者が警察と連携するのが筋でしょう。

これを「あなたから通報してもいいですよ」という選択肢を提示し、本来事業者が負うべき一次的な対応責任と、通報する精神的な負担を、被害者である私に押し付けるという。。。

「最大限の努力」とは?

緊急連絡先を設けPOPを掲示すると書いてありますが、これは「次にまた騒音で私が眠れない夜があったら、その迷惑の最中に、私から電話をかけてくださいね」と言っているのと同じでしょう?

結果、根本的な再発防止には一切触れてないわけです。
例えば、予約段階での厳格なスクリーニング・防音設備の強化・定期的な見回りといった、できることはいくらでもあるでしょうに。
当初言っていたPOP以上の対応はしないという、受動的で低コストな対策が「最大限の努力」なんだそうです。

要するに

彼らの最大限の努力とは以下のようなもの

  • 公式な文書での約束はしない
  • 今後の対応の実行責任は、私
  • これ以上の対策はできない

という・・・
企業の対応ってこれが正しいのですかね???

おそらく、カスタマーサービスとしては朝の10時にメッセージに気づき、上長に相談する。
相談された上長はChat GPTで手ごろな返信文章を作成する。
返信文章の原文を自社が責任を負わない範囲に修正し、部下にメッセージを送信させる。

返信が発信されるおよそ11時までの間にそんなプロセスが見え隠れしている。

大変失礼な話ではあるが、企業の体質としてかなり悪質な印象を受けるし、全体的に私は到底納得できない不毛なやり取りにしかならなかった…

matsuri technologies、やばくないかね?と、個人的には思ってしまうのですがねぇ。

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