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「しかし、今も私はバカであり続けたいと思います。中国はたしかに巨大な軍事大国です。しかし、中国人が日本にきて、土地や水を買いあさっているのを、黙って見ていていいのでしょうか。国際法には相互主義という原則があります。中国では中国人は土地が買えず、国から借りるしかできないのですから(日本人も中国では土地を買えません)、日本でも中国人は日本の土地を買うことはできない。貸すだけにする、これが相互主義です。同じことを要求して何が悪いのでしょうか。それでケンカになったときのために、日米安保があるのではないでしょうか。助けにこない米国なら、こちらから、三下り半をつきつけて、基地も返せ、小泉さんの地元、横須賀港も使うな、横田基地も返せとトランプ大統領に申しあげる度胸が私にはあると思っています。それは大バクチかもしれせまん。しかし、これをいわなければと、ますます日本は沈んでゆきます。ほとんどの日本人はこの国を愛し、この国をすばらしいと思っています。私は、この国の民族の力を信じて、国づくりをしたいと思っています。そのためには外国に物言えぬ自民党であってはならない。これが私の信条です」

このくらいのことを言わないと、他の候補との差別化はできません。

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本音で勝負の総裁選を

林氏ならば、エリートで安全パイだと思われていることで勝負してはいけません。あとで撤回しましたが、石破批判を堂々と言うべきでした。同じく茂木氏は自分が誰よりも賢いということをとことん自慢してもいいのではないでしょうか。小林氏は若さでは小泉氏と同世代ですが、小泉氏にない受験勉強での強さをアピールしてもいのではないでしょうか。小賢しい政治屋のアドバイスなど聞くのはやめにして、本音で勝負の総裁選が私たちはみたいのです。

本音がぶつかりあう総裁選こそ、自民党がもう一度活性化する総裁選でしょう。そして、そのパワーが日本を活性化させます。政局ばかりおいかけて、政策には興味のない政治記者のいうことなんか聞かない。政治屋のいない総裁選こそ、自民党の解体的出直しになると思います。

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