ブルーアーカイブ クローンティーチャー 作:セサミストリート
「はぁ…はぁ…」
「きっつぅ…」
「今何周目…?」
ヴァルキューレの生徒たちは走り込みを終えて休憩している。校舎を4周ほど走った所で生徒たちは疲れ切っていた。
「今から30分の休憩を取る!その間体をしっかりと休めるように!」
「「サーイエッサー…」」
「声が小さい!お前たちの口は飾りか?!」
「「サーイエッサー!!」」
「よし!休憩に入れ!」
俺の言葉に全員が直立不動で立ち、敬礼をするした後に休憩し始めた。その姿はまさに501軍団の兄弟と似ている。
「この調子なら、まず一般人の相手は出来そうだな」
ーーーーーーー………
遡ること2週間前、訓練を始める前に尾刃カンナと訓練計画を練っていた。俺がいたカミーノの訓練内容とヴァルキューレの訓練内容を組み合わせるのに中々決まらなかった。
「ふむ…この日に射撃訓練を組み込むのはどうだ?」
「その日程だと座学が遅れてしまいます。射撃訓練前の練成のことを考えると、2週間前には始めるべきかと」
「なら、座学は訓練1ヶ月目の半分か全部を使うのはどうだ?」
「それはいいかもしれませんが、その間の運動はどうしますか?」
「空いてる時間を使えばいい。流石に強制はできないが、やりたいやつは必ずいるはずだ」
「なるほど。では、座学は訓練1ヶ月に使いましょう」
「あぁ、頼む」
「では、次の訓練内容ですが…」
こんな状態で既に3日が経っている。机の上にはヴァルキューレの過去の訓練をまとめた書類やファイルで溢れかえっていた。
「失礼します!」
俺たちが考え込んでいる中、中務キリノが入ってきた。手元にはファイルと書類だった。
「こちらの書類はどこに置きますか?」
「左の机に置いてくれ」
「了解しました!」
山となっている書類を持ってきたいるはずなのにキリノは元気だ。何処にそんな元気があるのだろうか。
「すまないな、お前も忙しいのに」
「いえいえ、こういった作業は私は好きですから!」
「…そうか」
キリノの元気いっぱいな言葉に、俺は少し感動している。彼女なら素晴らしい警官になるだろう。最も射撃が下手なのは何とかしないといけないが。
「…中々決まってない感じですか?」
「あぁ…俺の訓練内容はあくまで兵士としての訓練だからな。彼女たちには荷が重くなるだろうな」
「多種多様の攻略訓練、ジェットパックの操作訓練、爆発物の分結、射撃武器の取り扱い、通信機材や敵の兵装の記憶…数えるだけでも数年は必要な訓練内容ですよこれ、本当にこの数の訓練をこなしてきたのですか?」
カミーノの訓練はどれも一般トルーパーの訓練内容で、その期間はトルーパーによるため定かではないが、最低でも1年以上は掛かる。こんな訓練はヴァルキューレの生徒たちには過酷だろう。しかし、ヴァルキューレの過去の訓練内容はほぼ座学と射撃の繰り返しで、実戦的な訓練はなかった。カミーノの最終試験で砦の攻略があったが、流石に警官に砦の攻略をしてこいとは言えない。となると、人質を取った立て籠もりの攻略や、不審者の確保等の訓練を増やすべきだ。
「まぁな。それよりカンナ、何故犯人に関する訓練があまりないんだ?これは重要なことだろう?」
「あぁ…実を言うと、その犯人の殆どが生徒で、全く訓練が役立ってない状況なのです」
「あぁ…」
カンナの言葉に、納得するしかなかった。以前シャーレの部室を襲撃したワカモがいい例だ。彼女ほど過激な生徒はそうそういないと思うが、ああいった類を相手にすれば、対応するのも困難なのも頷ける。
「ふむ…なら練習相手がいるな」
「練習相手ですか?そんなのはこちらのドロイドで…」
「このキヴォトスのAIは『個性』がない。想定以上の行動をして、自分で考えることを学ばければ今までと変わらない」
俺がいた世界ではドロイドの殆どは個性があり、翻訳ドロイドのはずなのに戦闘が出来たり、戦術ドロイドなのに戦闘が出来たり…今思うと殺意高いな、俺の世界のドロイドは。
「…ドロイド?」
「先生?」
そうだ、いるじゃないか。訓練に最適な『相手』が。この『キヴォトス』よりも多少は性能が高い『あいつら』が。
「カンナ、少し用事を思い出した。少し外に出る。何かあれば連絡してくれ」
「え、先生!?」
俺は部屋から出て、ある『部活』に連絡した。
「…あぁ、久しぶりだな。急ぎの頼みがある」
ーーーーーーー………
「…先生、これは?」
翌日、俺が連れてきたのは30体のコマンドー·ドロイドと1体の
「これは俺が戦った敵のドロイドを一部再現した物だ。俺の世界の性能とは程遠いが、訓練には役立つはずだ」
「…この数を何処から?」
「エンジニア部に連絡して、設計図だけを送ったら一晩でこの数が来た。流石に俺でも驚いたよ」
ーーーーーーー………
『やぁ先生、まさか先生から連絡が来るとはね』
連絡を受けたのはエンジニア部の白石ウタハだった。彼女はミレニアムサイエンススクールのエンジニア部の部長を努めている。彼女やのエンジニアとしての腕は素晴らしく、多種多様のロボットやドロイドを生み出している。
「あぁ、久しぶりだな。急ぎの頼みがある」
『頼み?』
「あぁ、あるドロイドを作ってもらいたい」
『ドロイド?前に作ったのと同じものかい?』
ミレニアムサイエンススクールの視察がてらにエンジニア部に行ったとき、ブラスターライフルをエンジニア部に見せたときがあり、武器の分解のお礼にアストロメク·ドロイドを作ってもらったことがある。まさかここでもアストロメク·ドロイドを見ることになるとは思わなかった。
「今回は戦闘用のドロイドと
『本当か!?また先生の世界のロボットを作れるのか!?しかも
この世界におけるドロイドは戦闘用はあるが、どれも俺の世界のドロイドには劣るところがある。だが、彼女のエンジニア部の手に掛かればすべて解決するだろう。
『何体作ればいい?!世界を征服できるほどか!?』
…ときおり発想が恐ろしいところはあるが、俺は彼女を信頼している。
「いや、10体ほどでいい」
『わかった!すぐにでも取り掛かろう!エンジニア部の名にかけて素晴らしいドロイドを送るよ!それでは!』
興奮気味の彼女の声を境に、電話が切れた。
「…まぁ作ってくれるなら、何でもいいか」
ーーーーーーー………
「…いや、何でこんなに作れるのですか?しかも1日で」
「熱意で作ったんじゃないか?」
エンジニア部は機械の扱いはこのキヴォトスの中ではトップクラスとは知ってはいたが、まさか30体のコマンドー·ドロイドを作るとは思わなかった。ちなみに、資金については全て俺が負担している。多分近いうちにリンかユウカが俺を問い詰めるだろう。
「とにかく、これだけの数があればヴァルキューレの成果は格段に上がるはずだ」
「はぁ…先生がそう言うなら信じましょう」
カンナは深々とため息をつくが、それでもこの数があればヴァルキューレの訓練に役立つなら、これでもいいと思っている。
「キャプテン、オーダーハイカガシマスカ?」
1体の
「お前は訓練の日程と演習の戦術を作れ。それと、これからはカンナに従え」
「ワカリマシタ。ヨロシクオネガイシマス、カンナサマ」
「あ、あぁ…よろしく」
カンナは手を出してきた
ここで訓練風景を作るつもりでしたが、長くなったので次に回します
では、フォースと共に在らんことを…
本編(原作)だと先生は生徒の足をなめたりする過酷(死刑!)な大人ですが、アッドもそうであるべきでしょうか?
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舐めるべきや
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ん、アッドも過酷するべき
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う〜ん…微妙!
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そこまでしなくても…
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やめなされやめなされ…
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解釈違い
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やっても…変わらないかな?
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なんだったらためてたものをさらけ出せ