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学習塾小6女児殺害事件

やっぱり同じ立場の人間として、書きたくてしょうがないので、書きます。
あらかじめ断っておきますが、これから書くことはかなり過激で、世間的には反論があるでしょうが、これは現場を知っている人間の意見として書くので、ご了承下さい。

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これは土曜日午後の事件。詳しくは以下の引用より。

小6女児、刺され死亡=23歳塾講師の男を逮捕-「口論になった」・京都府宇治市

 10日午前9時ごろ、京都府宇治市神明石塚、学習塾「京進宇治神明校」で、市立神明小学校6年堀本紗也乃さん(12)=同市開町=が男に刃物で刺された。紗也乃さんは病院に運ばれたが、間もなく死亡が確認された。110番で宇治署員が駆け付けたところ、男が刺したことを認めたため、殺人未遂の現行犯で逮捕した。
 逮捕されたのは、同塾講師萩野裕容疑者(23)=同市寺山台=。府警捜査1課と同署は容疑を殺人に切り替え、詳しい状況や動機を調べる。
 調べに対し、萩野容疑者は「生徒と口論になって包丁で刺した」と供述している。自ら同9時に110番し、9時12分に逮捕された。紗也乃さんは9時25分に死亡が確認された。 
(時事通信) - 12月10日13時0分更新。



さて、まず最初にこの事件の要点をおさらいしておこう。

子供側の立場……
1.記者会見した京進の立木貞昭社長は、謝罪したうえで、紗也乃さんと萩野容疑者の関係について「(紗也乃さんが)先生(萩野容疑者)を嫌っていたと思う」と確執があったことを認めた。
2.同小に通う女児は「(萩野容疑者について)紗也乃さんが『変な感じ。嫌な感じ』だって話していた」と明かした。
3.神明小と塾で紗也乃さんと同級生の男子児童(12)は「(萩野容疑者は)国語の先生で面白くて明るく、『萩野先生』と呼ばれていた。ただ、2週間ぐらい前に堀本さんが問題集を忘れてきた時に、『なんで約束破るんや』と怒っていたのを覚えている」と話し、事件後、待機していた塾の事務所から、父親に付き添われて帰宅した。

容疑者側の立場……
1.立木社長によると、紗也乃さんの母親は夏以降、京進宇治神明校の中塚忠賢校長に「先生と関係がうまくいっていない」などと3、4回にわたって相談。11月末に萩野容疑者は、紗也乃さんと担任の女性社員との3人で面談した際、紗也乃さんを厳しくしかった上、多くの宿題を課し、紗也乃さんは泣いて帰宅したという。
2.カバンからはホームセンターの袋も見つかり、同課などは萩野容疑者が以前から紗也乃さんへのいら立ちを募らせ、殺害の機会を狙っていた疑いがあるとみている。
3.萩野裕容疑者を知る人は相反する印象を語る。塾で萩野容疑者に国語を教わったことがある中学1年の男子生徒は「冗談が好きで、おもしろい先生。カンニングする生徒にも笑って注意していた。塾生からは『ハギティー』の愛称で呼ばれていた」と話していた。中学生時代に京進で一緒に学んだという男性会社員(23)も「からかわれやすい性格だったが、怒った姿を見たことはなく、いつも笑って言い返していた」と振り返った。
4.一方、萩野容疑者の自宅近くに住む女性は「(容疑者に)あいさつをしても返事があまりかえってこなかった。自宅からは時々母親を怒る声が聞こえた」と話す。
5.萩野容疑者は同志社大学法学部に2001年4月に入学。03年6月26日、同志社大学今出川図書館で、いすの上に置いていたカバンから財布を盗もうとしたのを警備員に見つかり、抵抗した際に警備員にけがをさせたとして強盗致傷で現行犯逮捕された。このため、萩野容疑者は03年10月1日から今年3月31日まで停学処分となり、03年11月から京進宇治神明校で講師のアルバイトを始めていた。


まず、現場を知らない評論家やキャスターが、偉そうにもワイドショーで語っていることには、いち講師として、大いに不満を感じる。
殺した者がすべて悪いというこの事件だが、問題はその先にあるのだ。
被害者が小学生だからと言って、容疑者が前科があるからと言って、それで一方的に悪者を決め付けることは時期尚早である。

当然、容疑者であるこの講師、殺すという行為で「憂さ晴らし」をしたことは到底許されることではない。しかも、前科(強盗致傷)があるということは、人間性に問題があるというしかないだろう。きちんと罪を償う必要がある。

ただし、私がそれよりも問題としているのは、この「子供の立場」である。
私達は、当然成績を上げるために授業をしている。
子供達は成績を上げるために授業を受けに来ている。
であるはずなのに、子供は先生の好き嫌いを平気で話す。
その挙句、教師である私達は評判を下げられたりすることがある。
よく「生徒はお客様だから…」などという、実に下らないことを平気で言う大人がいる。
これは根本的に、間違っている。
お金を払って私達の授業を買っているのは、その子供達の「親」なのである。
お金を直接出していない子供達が、あれこれあることないことで風評を立てること自体、「業務妨害」に他ならない。

この事件で、この容疑者である講師の特徴を聞いて、私は真っ先に反応した。
それは次のような講師の特徴だ。

萩野容疑者は、大学を停学中だった03年11月にアルバイトで講師に採用され、中学生の英・国語、小学生の国語などを担当。評判は「熱心」「授業は厳しい」などだった。履歴書に停学中の記載はなく、白川寛治専務は「知っていれば採用しなかった」と話した。
 神明小と事件のあった京進宇治神明校で、紗也乃さんと同級生の男子児童(12)は「(萩野容疑者は)国語の先生で面白くて明るく、『萩野先生』と呼ばれていた。ただ、2週間ぐらい前に堀本さんが問題集を忘れてきた時に、『なんで約束破るんや』と怒っていた」と話した。
 半面、同じ塾の6年男児の母親は「息子は萩野容疑者に昨年1年間、国語を教えてもらった」と語り、男児は母親に「すごく優しくいい先生と思っていたのに、びっくりした」と話す。また、萩野容疑者から英語と小論文を学ぶ中学3年の女子生徒(15)は「熱血タイプの人。ジェスチャーと声が大きく、前の席の子にツバが飛んでくるほどだった」。別の中1女子生徒は「授業はおもしろくて分かりやすかった。怒った姿を見たことはない」と語った。


まとめてみると

1.熱心な指導ぶり
2.笑わせてくれるいい先生
3.すごく優しくいい先生
4.熱血タイプの人
5.ジェスチャーと声が大きい
6.授業は厳しい


これって、私と似てないか;
(でもいい先生は違うかw)
それだけで、我が事に思えてくるもんだ。

実際……事件当日、相当言われましたが;

……ちょ、ちょっとまて!

私には前科はナイぞ!!


閑話休題。
実際塾でバイトをしてきた私としては、こういう子供の態度と言うのは、腹立たしいより他無い。
こっちがやる気が無くて批判を浴びせられる、先生や上の者からも指導や注意を受けて、居場所が無いのならまだ反省の余地はあるし、自分も変わるべきところだと感じ、改善に努める。
しかし、この先生もそうだが、授業中は生徒のことを考えて、いろいろと努力や考えて行動はしてたはずだ。
まあ、人間同士の商売なので、好き嫌いはあるだろうが、別にホストクラブとは違うのだ。目的が違う。それを分からず、勉強をするのか、先生とダベるのか分からない子供はたくさんいる。
また、そういう子に限って気まぐれだから、こっちが「ご機嫌」をとり損ねたら、途端に手のひらを返したように「嫌悪」に変わる。
しかし、それは「甘え」というものだろう。先生に対して、または塾そのものに対しての厳しさを持っていないのだ。
それを咎める事も出来ない塾の体質や、教室長の采配力にも疑問は残るのだが。

私も実際、「しんどい」とか言われて担当を変えられたことありますからね。3人/2年かな。
で思うのが、大してどの先生が持っても変わらなかったであろう生徒なら、思い入れも無いから正直ショックじゃないですよ。
でも、長い間面倒見てきた子だったりすると、それはかなりショックですよ。
そんな時、よく思った。成績が上げてあげれた子供だったとき、「恩を仇で返すのか?」と。殴りたくもなりますし、うっとうしくもなります。
やっぱり、そういうところって子供は大人である私達が思っているほど真面目に率直に受け止めてくれないものだ。
しかし、ここは現代っ子の悪いところで、こういった精神面も塾と言う場で養っていって欲しいと、私は思うのだ。
だから今接している子供達には、なるべく子供の目線で話しをするように心がけているのだが……ついつい説教くさくなるんだよなぁ。

「女児がいると、バイトに影響が出ると思った」と話していることも判明した。

これは、共感できる部分がある。
このニュースが報道されてすぐに、生徒と講師の角質が取り沙汰されたが、これは恐らく被害者の子供がいろんな人間に、容疑者の悪評を言いふらしていたと思われる。
これは、日本の悪しき体質「いじめ」に起因するものだろう。
確かに、その子だけなら、大して影響はない。
しかし、言い触らして、授業を持ったことのない子にまで白い目で見られたらどうだ?
やっていけない。
この子供達の行動にも問題はあると思う。

そこの児童心理学者および犯罪心理学者!偉そうに子供をかばってってるんじゃなく、子供を批判する事もしろよ!!
あと、「計画的な犯行とみている」って、当たり前だろ!
塾講師が、そんな突発的な行動ばかりしてたら授業にならんだろ!
塾講師は計画的に行動できてこそ務まるんだよ!
っていうか!「厳しい」で問題になるんだったら塾講師は務まんないんだよ!

もう、全体的に甘すぎ;


……落ち着いていこう。
最後に、こういうことを言うと、また問題になるのだろうが、敢えて言う。

「子供達は、この事件を見て塾が恐ろしくなったのなら、今日から塾や先生に対しての文句や不満を言うことを止めて、おとなしく授業に来なさい」

「保護者は、何のために子供を塾に預けているのか、目的をもう一度考え直し、子供が嫌と言うのなら、塾を変えなさい」

ちょっと、最近の子供達(およびその保護者達)は、立場を勘違いしている。
金さえ払えば何でも聞いてもらえると思っている。
大人である我々先生達は、これでもわがままや身勝手さに対して我慢しているのだ。

殺されて当然とは言わないが、先生達が子供達に対しそのような目(嫌悪感など)で見ていることもある事もまた、事実であることをもう少し社会は認識すべきだ。
私はこのような子供も実際、塾で見ている。
非常に腹立たしいし、それに対し「大人」と言うだけで何も出来ない自分が疎ましい。(私の場合はただのチキンなのだが;)
だから、特に「かわいそう」だとか「同情」は思わない。
むしろ、考える機会になったと思う。

この事件は、これからの私の授業の仕方、教育に向けての進路に関しても、非常に考えさせられるものである。
ただし、単純な問題ではなく、前科などのチェックがしづらい採用手法など、問題は複合的に存在するので……奥が深い……。

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私なら殺意を抱く以前に、徹底的に無視して、除外するけれども。
だってその方が、つらいでしょう。
でも、これも「愛のムチ」。(←まぁ、これすらも分からんのが「温室育ち」の現代っ子だが;)

Yahoo!ニュース-学習塾小6女児殺害事件:http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/local/kyoshin_uji_murder/



2005-12-12 16:30:47
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