高市早苗総裁の誕生で自民党の連立相手が変わる? 参政党「政策が近い」維新「打診があれば」そして公明は
公明党は「今の段階では何とも申し上げることができない」
この他、日本維新の会の吉村洋文代表は、連立政権への参加について「正式に打診があれば協議するのは当然だ」と言及。国民民主党の玉木雄一郎代表は「政策協議の要請があれば、しっかり向き合っていきたい」と述べた。 維新については、連立参加が遠のいたとみる向きも。維新の元政調会長、音喜多駿氏は10月4日にXで、 「自民と維新の連立話はいったん白紙で、見通しが一気に不透明になった」 と書いている。 一方で、その動向が注目されるのが、これまで長く自民党と連立政権を組んできた公明党だ。同党の斉藤鉄夫代表は高市氏との会談終了後、報道陣に対して「政策協議で一致すれば連立政権ということになるが、今の段階では何とも申し上げることができない」と述べ、連立離脱の可能性も示唆。靖国神社の参拝に対して高市氏に懸念を伝えたことを明かした。
裏金議員の要職起用「特に人事に影響はない」
高市氏の右派色の強い主張は、これまでもしばしば物議を醸してきた。 総裁選の告示日には、奈良の鹿を「足で蹴り上げるとんでもない人がいる」と述べ、外国人観光客を犯人視するかのような根拠不明の主張を展開。この問題について民放テレビ局の取材に答えた一般人に対し、便乗した迷惑系インフルエンサーがSNS上で攻撃を扇動するという2次被害を招く結果となった。 また、自民党の信用失墜を招いた裏金議員について、高市氏は総裁選後の会見で、 「特に人事に影響はない。しっかり働いてもらう」 と述べ、党の要職に就くことを容認する構えを見せた。 初の女性首相となる見込みにも関わらず、左派系野党からは厳しい声が目立つ。 社民党の福島瑞穂党首はXで、「自民党初の女性総裁と言われても選択的夫婦別姓に反対しジェンダー平等に背を向けてきた人なので嬉しくありません」と批判。共産党の田村智子委員長もXで「自民党は、危機的末期的状況に陥りながら、補完勢力を取り込んで自民党政治の延命を狙っている」と投稿し、右派系野党との合体を警戒する構えを見せた。 一方で野党第一党の立憲民主党の野田佳彦代表は、党の公式Xで高市氏に対し「自民党の総裁としては初めての女性ということで、ぜひ頑張ってほしい」とエール。「国のためにいい政策を競い合う善政競争をしていきたい」と述べ、今ひとつ対決姿勢の感じられないコメントを残した。