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V・E・フランクルは有神論的実存主義者か

 あるブログの「実存主義とは何か」という小論がありました。個人的に「実存」という哲学用語に興味をもとことから読ませていただきました。このようにわかりやすく解説できるのは専門家の方に違いないと思います。

 最初に「実存の定義」が書かれていて、終わりのほうに「実存主義と言っても、有神論的なものと無神論的なものがあります。一般的に前者で人気なのはV・E・フランクル、後者ならば・・・ニーチェやサルトルなのでしょうか。ただ、有神論的実存主義は思想として折衷的で中途半端なので、・・・・。」と書かれていました。

 この文面から実存分析精神科医のフランクルは有神論的実存主義と読み取れます。キルケゴールは宗教的実存主義者であることは彼の言葉から確かなことですが、フランクルは明確には意思表示していない、研究家の山田邦男先生は「彼がユダヤ教の信者であると思うがはっきりしない。」旨の話をしています。

 精神的無意識という彼の言葉の中には「理性」「愛」等の言葉とともに「神」をも想定できますが、あくまでも個性における特徴のように思えます。フランクル自身が信仰の人であったかはわかりませんが、著作群には「有神」を物語るものはないように思えます。

 フランクルの思想的な「人は期待されている存在」という言葉の背景に期待という言葉の主語に有神論的となると「唯一絶対神」を想定することとなりますが、フランクルは「自然」と真宗のような自然法爾」的な語っています。

 専門家が「有神論的実存主義は思想として折衷的で中途半端」という言説には個人的に大変勉強になります。今後も理解を深めたいと思います。

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