運営側だってもうランダムやめたいよ日記
昨今のオタク界隈で蛇蝎の如く嫌がられている悪しき商法、通称「ランダム商法」
グッズを中身の見えないブラインド販売にし、「何が当たるかはお楽しみ」というトレーディング形式の販売のことである
オタクは、推しグッズを手に入れるのに余分なお金が何倍もかかるし、「来たやつを楽しもう」のような軽いテンションではなく「何としてもこれが欲しい!」というような場合、交換を探すのに余計な手間や時間がかかるし、
複数の作品や人物が混ざるようなイベントの場合、コンテンツ元側(作者や芸能人など)も、もし自分のファンじゃない人の元に届いてしまった場合、「ハズレ」と思われる悲しみやエゴサをするたびに「譲ります」ばかり目にする「自分って人気ないんだな…」という無駄なダメージ、逆に人気の人の場合、メルカリなどで「正気か?」というような高額で転売されておりしかも売れているという「なんで何も苦労してない奴の元にいちばん金がいくんだよ」「そんな奴のために金を払う奴がいるんだよ」という嫌な状況を目の当たりにしてしまったりする
そんなことはもう分かりきっていて、嫌がる人が大半なのも分かっていて、それでもランダム商法をやめない運営側に、「金の亡者め!」と思われるかもしれないが、全ての運営がそう思ってるかはわからないけど、ぶっちゃけ運営側だって、そんなことはわかっていてほんとはランダムなんてやらない方がいいと本音は思ってはいる。ていうかやりたくない。
そもそもブラインドにすると、まず単純に梱包がたいへん。
全てを委託できる大手企業とかならいいかもしれないけど、
弱小企業の場合、梱包を委託する費用をそもそもケチらざるを得ないので、そもそも弱小企業だから社員自体少数&ただでさえ長時間労働のなか、社員たちが(主に新入社員や下っ端の社員が)通常業務の間をぬって、グッズが届いたら中身の見えない袋に詰める作業
そして、単純な「糊付きOPP」に入れるだけだと、
販売会場で「スタッフの目を盗み、なんとか袋を開けて中を確認しようとする」みたいなマナー違反マンが現れる可能性が高いので(マナーというかもはや器物損壊罪では? しょっぴけ)
「糊付けされたOPP袋の上からさらにテープやシールを貼る」などの二重の梱包が求められる
さらに時には、「梱包したグッズをランダムにする」作業も必要になる
もし中身が偏っていると「同じ絵柄ばっかなんですけど!」という文句炎上クレーム案件に繋がるので、それはもう丹念にランダムにする作業が発生する
数千個とか数万個とかをだよ。
過去、そんな感じで、少人数&長時間労働&納品日まで残り少ない期日のさなか、中身の見えないOPP袋に詰めた上に上からさらにテープを貼りそして丹念にシャッフルするを求められたときがあったが、
あれは本気でまじで今思い返しても未だに二度と戻りたくない日々であった。
数千個とか数万個とかをだよ。(二回目)
そんな中でも別に通常業務が減るわけではない、通常業務は通常業務として普通にある
あとは「個数制限をどうするか」や「販売方法」の塩梅に頭を悩ませる必要も生じる
これも、少しでも間違えると炎上案件の高リスクであるが、「正解」が難しい
運営側は常に、「売れてくれないと利益が出なくて困るので売れて欲しいが、
あまりにすぐ売れすぎてしまうとそれはそれで「は? 在庫切れ早すぎ😡」「ふざけるな」「ちゃんと在庫考えたんですか?」みたいな不満や怒られが大量発生するため、秒で売れすぎても困る」というジレンマを抱えている。
では、これを解決する「ちょうどいい在庫」「ちょうどいい販売個数」は幾つなのか…?というのは、もちろん過去のデータや実績を参照はするけど、あらゆるイベントやグッズはそのイベント自体は「初めて」やるわけで、実は蓋を開けてみないと分からないところもある。
思ったより売れないことも、思ったより秒で売れてしまうこともあり、これはなんというかもう始まってみないと分からない節がある。
作りすぎると在庫を大量に抱えて赤字だし、作らなさすぎると秒で完売してしまう、一度に買える制限個数が少なすぎると全然売れなかったり「少なすぎだろコンプ無理じゃんふざけるなボケ」と思われるし、多すぎるとすぐに完売して「個数制限多すぎるそんなのすぐ売れるに決まってるじゃん馬鹿じゃないの?」みたいな後出し怒られが発生する。
でもこれは先に読むのは結構難しい。
「グッズは全て受注生産通販もありにすれば?」と思うかもしれないしもちろんそれはそれでやるべきではあるんだけど、どうも見ている限り、それだけで済む問題でもないっぽい
それ自体の是非はさておき、このSNS大時代において、そしてTikTokのTLのように目まぐるしいスピードで消費のサイクルが変わる令和において、結局のところ大事なのは「今この瞬間にみんなと旬のものについて盛り上がること」であって、
グッズは要するにそのためのツールでもあって、
だから、いくら品切れしたものは受注通販やります今品切れでも数ヶ月後には確実に手に入りますと言われても、もうその頃には「もう終わった話」で「旬が過ぎたもの」で、だから欲しいのは「今」で、数ヶ月後ではそれはもう要らないのだ
いやまあ要らないはさすがに言い過ぎにしても、結果手に入るならまあよしにしても、みんなが盛り上がってるときには乗れず周回遅れも周回遅れでようやく手に入ったときにはなんだかもう「賞味期限切れのクリスマスケーキ」をプレゼントされたような色褪せた気持ちになってしまう
ぽい。(まあわかる気もするけど)
だからいずれにせよ「今この瞬間にグッズが無い」のは不満因子になる、ぽい。
そして運営側も、「通販は全て受注予約生産」と謳うには、越えるべきハードルも存在するはする。
たとえば、「百貨店のスペースを借りてイベントを行う」のようなケースの場合、この場合の関係者には「百貨店」も存在するわけだけど、なぜ百貨店が催事をやるのか?というのは売り上げ自体のマージンももちろんだけど、「百貨店自体に足を運んで欲しい」「ついでに買い物してほしい」という意図があると思われる。(催事場が大体上階にあるのはそのためだろう)
この場合、もう始まる前から「グッズは全て受注通販します!」とアナウンスしてしまうことに対して、百貨店側が渋い顔をしたりOKを出してくれないパターンがある(先に言ってしまうと来る人が減るかもしれないから)
自社だけの一存では決められないわけである
そして、費用や採算の問題もあって、
なんでもそうだと思うが大体のグッズというのは、一度に大量に作った方が、「一個当たりの制作単価」が安くなる。
つまりどういうことかというと、同じ「1000個作る」であっても、「1回で一気に1000個作る」方が、「最初に500個作って、また後から追加で500個作る」より印刷費用が安くなるのだ。
たとえば、
500個作って3万円の印刷費用がかかるものの場合、大抵のものは一度に1000個作ったら2倍の6万円かかるわけではない。
500個で3万円
1000個だと4万5千円
とか、そういうかんじになる。
要するに、運営側としては、
「最初から会場販売分と通販分を合計した見込み数を一気に一度に作る」方が、制作費用が安く抑えられる。
会場販売分600個+通販分で1200個、合計で最初に2000個作ろう、売り切れたらそれで終わり
という感じだ。
でもこれをもし「通販は全て受注生産!」と謳ったとする。
先に会場で販売する分もあるから、もちろんグッズは最初に何個かは作らないといけない
で、そのあとの「通販受注分」が最終的に実際何個注文が来るのか、最初にグッズを作る時点では分からない
分からないので、受注締切を待つしかない
最初に600個作りました
結果、会場で500個売れました
通販受注分で130個注文が来ました
制作個数600
販売個数630
この場合、結果的に「30個足りない」から追加で作らないといけないことになる
がこれも大半の場合、グッズ制作には「最低ロット」のようなものがあり、1個ずつとかは作ってもらえない、最低100個から〜とかそういう感じが多い
ということは運営側は、
・最初に600個の印刷費用を払う
・また追加で別途100個の印刷費用を払う
ことになる。
仮に販売価格が500円だとする
受注通販にしたことで、500円×30個=15000円 の売り上げが発生はしているが、100個追加印刷するための印刷費用がこれよりも高い場合もあるかもしれない
つまり、一度に作って売り切りにした方が、受注生産を謳うよりも結果として利益が高くなるケースがあるわけである。
なので、迂闊に「受注生産!」というのはなかなかどうして簡単には出来ない、というハードルがある。
金金金のことばかり言いやがって、欲しい人みんなに行き渡る方が幸せじゃないですか!というのは、オタク側の理屈としてはそうなんだけど、もしそれで赤字になったり利益が出なければイベント自体が爆死するので二度とそのグッズが出ないという帰結になる、当然利益のことは慎重に考えないといけない
一応、この現象の解決策としては、通販の方を「先行受注販売」にする、というパターンもあるかもしれない。(ライブとかでたまにある気もするけど)
会場販売より先行して「先行受注通販」を行う
これであれば、先に「通販の注文数」が分かることになるし、その数字に応じて会場の販売数の見込みが立てやすくもあるし、
仮に会場で売り切れたとしても、本当に欲しい人はもうみんな先に通販で注文しているはずなので不満も少ないだろう
しかも、先行通販分のがイベント始まるより先に届いていれば、「旬過ぎた」クリスマスが終わったあとのクリスマスケーキのような残念感も無く、「今欲しい」が叶えられる
私自身は、この方式はなかなかいいんじゃないかと思っているんだけど、
しかしこれをやるには、かなり先んじてスケジュールを組んでかなり前にグッズを作らないといけないという現象が生じてしまうし、ライブなどならいいかもしれないが、先述したような百貨店とか書店とかでの催事だと「そもそもそれじゃあ誰も会場に来ねえじゃん!」と首を縦に振らない可能性はある
結局のところ、「みんなが平和に」供給できる手段というのは、何をしようが絶対に利益出せる超絶大手コンテンツとかでない限りなかなかハードルが高いのかもしれない。
話がやや逸れたが、ブラインドの販売方法も、たとえば会場にどかっと置いておいて購入したい人が自分で選ぶ方式だと、先述したような「スタッフの目を盗んで開封マン」とか「ベタベタずっと触ったり必死に透かしてなんとか中身を察そうとするマン」のようなマナー違反者およびそれらを目にした他の来場者の「あれなんとかしろや」という不満や不快が発生するリスク、
それを防止するためにずっと目を光らせるための増員スタッフの人件費などなどが余計に発生することになるわけだが、
「レジでスタッフが渡します」方式だと、思うように推しが出なかった人や中身がたまたま偏ってしまった人からの「自分で選ばせてほしかった😢」という不満因子が発生する可能性もある
自分で選べないと、「当たりをスタッフの方で操作しているのでは?」という不信感を抱く人もいるかもしれない
では、「レジでスタッフの前で皆様が自分で選んでください」方式で解決か?というと、みんながみんなパッと取ってくれたらいいが、これはこれで「どれにしようか長時間熟考マン」が絶対に100パー必ず存在するので、普通にレジが長蛇の列になり「全然レジ進まねえじゃんボケ」という別の問題が生まれるわけである。
これも、所謂「どの選択肢をとっても不満を持つ人が必ずいる」という詰み状態なわけです。
仮にこの詰みゲーをなにか一つでも間違えてしまった場合、あるいはこれはいささかというかかなり超絶差別的な言い方ではあるが、まあまあの教育を受けマスメディア等の入社試験をパスしたTOKYOで働くホワイトカラーの社員どもの常識と良識と感性では想定の範囲外の事態等が発生してしまった場合、
SNSに不満の声多数案件、せっかく楽しんでもらえると思って頑張っていたことや協力してくれた人、楽しみにしてくれていた他の来場者の気持ちなどなどが差された水でビシャビシャになるわけだけれど、
まあおそらくどこでもそうだとは思うんだけど大体のイベントというのは「誰かひとりだけの一存」だけでなにかを決められるものではない。
たとえば、いくら小規模な場合であっても、主催や企画はA社、グッズを印刷しているのはB社、実際に会場で販売しているのは(会場を貸しているおよび会場スタッフは)C社
などになるだろう。
さらに、それぞれの社会で「担当者や上司」などが当然に存在し、社員一人の判断で決められることは勿論ないため、
仮にA社の担当者が「◯が問題になっているぽい」と思ったとしても、それをどうにかするためにはまず自社の上司と話し合い、関連する他社の担当者と話し合い、他社の担当者がまたその社内で上司に……etc.
「対応文」ひとつSNSに出すにも、上記のやり取りが全て行われた上で、またおそらく別途存在する「SNS担当者」が文面を作成しそれを上長が添削し「この言い方だとまた燃えるんじゃ?」などの諸々の侃侃諤諤の話し合いが行われた上でetc.
であと大体会社員は普通に土日休みなので何か案件が生じても他社の担当者が土日休みで普通に連絡が取れなかったり全然するわけですが、仮に土日になんとかなった場合、その裏ではたくさんの人が休日を潰して上記のやりとりが発生している。
お前らはただ「対応してくれてよかった! 声をあげてよかった!」って一言で済む話なんだけどさあ、その「上げた声」の裏側では当然のことながら無数の働きが生じている、当然のことながら。
(でもそう言ってくれるならまだマシな方で、中には対応したところで「最初からそうすればよかったのに」と言う人が必ず複数存在するわけですが……)
そして、これは単に「お気持ち」の問題だが、
販売するイベントにランダム商品が混じっていた場合、SNSで該当ワードでエゴサをしても、「楽しかった!」「よかった!」のような喜びの声ではなくもう9割、9割ほぼすべてスクロールしてもスクロールしても「グッズ交換を求めるツイート」で埋まる。
「イベント名 譲 ◯◯ 求 ◯◯ 本日手渡し可」みたいなツイートばかりになるわけです。
これは私らしからぬ綺麗事めいた言い方ではあるが、なぜ我々が、そもそも給料が雀の涙の上に残業代など出ないブラック会社(弱小マスメディア企業はどこもそうだとは思うが)で、夜な夜な働くのか? なんなら「こうしたらどうか?」と別に本来やらなくてもいいかもしれない仕事を勝手に生み出してしまうのか?
それはもちろん、利益のためでもありつつ、「楽しんでもらえるといいな」「喜んでくれるといいな」という気持ちも嘘ではない、イベントが無事開催されて皆が喜んでいる姿を運営側だって楽しみにしているのだ。
会場での展示みたいなのを用意するのだって、魔法のように無からポンと生成されるわけじゃない。
何を展示するか話し合ったり選んだり色んな人に色んな確認をとったり画像や展示物をつくったり
たくさんの時間と労力がかかっている。
でも蓋を開けても、あるのは交換ツイートの山と、それならまだマシでヘタをすると品切れやマナー違反者や詰みゲーを誤った運営の見込み不足や不手際への不満とお気持ちの発生
あ〜結局誰も展示なんか見てないんだ、と思ってしまうがっかり感とか(もちろん本当はそんなことはないんだろうけど、受ける印象として)
これまでの準備と苦労、楽しみにしていた気持ちが一気に萎んでしまうEND
てな具合でランダム商法、
つまりもはや誰も幸せにならない。
誰も幸せにしない。
運営側だって、というか少なくとも自分はもうやりたくねえって思ってる。
ではなぜ、なぜそんな誰も幸せにしないランダム商法がこんなにもまかり通っている、やめたくてもやらざるを得ないのかっていうと話は単純で、単に、
「オープン販売グッズは引くほど売れなくて、ブラインドグッズは引くほど売れるから」
だ。
もっと単純に言うと、
「ガチで売り上げや利益が数十倍〜100倍以上違うから」
だ。
怒られが発生することを承知でかなり超絶他責的な物言いをする。
お前らが買うからなんだよ!!!!!
ブラインド滅びてほしいですよね〜みたいな文句を言いながら!結局たくさん買うから!!!!!
買うな!!(大暴言)
そして、大人気覇権コンテンツみたいなやつは知らんが、そうでない場合、オープン販売グッズは引くほど売れない。
もちろん、人気には差があるため人気なものは売れている場合もあるけど、引くほど売れないってのはどの程度の話なのかと言うと、不人気の(失礼)人のさらに不人気なグッズ(これはまあそんなものを作ってしまった運営が悪いが)みたいな場合、
「フォロワー3桁のオタクが島中で初めて出たコミケの売り上げ冊数かな?」ってくらい売れない。
仮にも商業ベースのものがそんなことある???
(現実を目の当たりにしても毎回「そんなことある?」と思ってしまうが、そんなことある)
だから、結局、引くほど売れないオープングッズの赤字を、ランダムの利益で補填することで、なんとかイベントを実施している
みたいな状況なわけである。
鬼滅の刃で莫大な利益をあげてくれるおかげでクラスの誰も観てないようなマイナー映画をかけられるみたいな状況(全然違う)
あるいは逆に、ランダムを買わざるを得ない状況として、
「そもそも推しがランダムグッズにしか居ない」パターンもあるだろう。
これもおそらく同じ理屈で、ひとつには、オープンで単独では利益が出ず採算がとれないからオープングッズのラインナップに入れられないパターン
「人気の人とランダムで混ぜることでなんとかラインナップに入れられる」
というわけだ。
だから頼むからもう皆ランダムを買うなオープンを買え運営に成功体験を与えるなと思っているんだけど、まあたぶんそれはいくら言ったところで無理なんだろうな。
だってオープン販売のアクスタは一個買えば普通は済むけど、トレーディングチェキは「とりあえず10枚買っとくか」みたいな心情が働いて、でみんながそうするから結果的に何十倍〜100倍の売り上げの差になり結局ランダムでしか大きな売り上げが作れない。という体験を運営側に与え続けてしまう。
商品として出る以上は、欲しいグッズが手に入るかもしれない可能性がある以上は、オタクも買わざるを得なくなってしまう。
悪循環
だからなんか、よくわからんが一斉に「ランダム商法」を取り締まる法律とかみたいなの出来ないかな。と願っている。
だってそもそも、「欲しい商品が入っているかお金を払う時点ではわからない」って商品として無しじゃないふつうに⁉︎⁉︎
みんなが一斉にやめたらみんなが幸せになるんじゃないか、と思うけど、そうなったらたぶん利益見込みが大幅に減りそもそも社内の稟議すら通らないからイベント自体開催できなかったりグッズ自体販売できないパターンに陥るので今よりグッとイベントやグッズを手に入れる機会は激減すると思う。
仮にもし「ランダムなくなれ」が言葉通り実現した場合、それはもはや「ランダムグッズがなくなる」だけじゃない。
「推しの新規絵オープングッズおよびその供給機会」ごと、すべて丸ごと消滅する。
その可能性が高い。
でももうなんかそれでいいんじゃないかな、そうしないと採算取れない程度のコンテンツなんかそもそもグッズ化するなっつう話だし、もう、いろんな方法で供給やアイデアを生み出し準備にリソースとられる運営側も、それを受け取るオタク側も、もうみんな供給の嵐に疲弊してるんじゃないの?
特にこの「推し活」が求められるSNS時代、
所謂「祭壇」や「痛バ」などの大量グッズでアピールとまではいかなくても、自分が日頃好きだと称しているコンテンツのイベントやグッズや供給があるのに、触れずにor買わずにスルーしてしまうと、フォロワーから「あれは行かないんですか? そんなに好きじゃないんじゃないですか?」「あれには触れてないんだ、大してファンじゃないのかも」と思われるかもしれないイマジナリー"怯え"のようなものに常に囚われ、
(イマジナリーじゃなくて実際こういうことをまじでいちいちチェックしてまじで言うあたおかなキショい暇人おるけどね…)
だから、推しの供給にいちいち「やったー!」と喜び反応し、逐一SNSで素敵な感想を紡ぎ足を運んだ素敵な写真をいちはやくアップし、グッズ購入アピールが求められる
いや、それだけじゃなくて、なんなら"初日"に"いのいちばん"に、できれば"大量"にアピールした方が、"徳"が積める、なんの徳なのかはよくわからないが、なにかしらの
いや別に求めてはいない
別に誰も強制なんかしてないし、もちろん推し本人や運営側だって全然誰も「全部買え」なんて微塵も思っていない
「楽しい」「嬉しい」と思ってもらうために働いているのだ、「つらい」と思われてまで買ってほしいとは思っていない
要するにほんとは別にバイキング形式で、あくまで「たくさん用意したから、欲しいものだけとってね」ってことなんだけど、でもたぶん、"怯え"に囚われているから心情的にはそうもいかないのが令和のオタクというやつなんだろう
出た以上は買わないといけない、「そんなに好きじゃないんだ」って推し本人や周りや何より自分自身に思われるかもしれないので。
それに、素敵なグッズがそこにあるのに、みんながそれで盛り上がっているのに、自分は手に入れられない、諦めざるを得ない、という状況もそれはそれで別の「つらい」ではあるんだろう。
でも、一人の人が使えるお金もリソースもMPも有限だし、自販機のコーラが150円からいつのまにか180円とか190円とかになってコンビニのおにぎりが約100円から約200円になっているのにクソほども給料が上がらねえ世の中では、
そして、そんな少ねえ給料のためにあくせく労働し疲れ果てて帰宅してもう「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」状態で買っただけで放置しているものが大量に積まれている状況下では、
もはや供給過多気味のアニメとかマンガ系のグッズや供給系のお知らせ、もちろん嬉しいは嬉しい気持ちもありつつ、もはや「また来ちゃったか…」のが本音だと思うんだけどなパトラッシュ。



コメント