アトランタ級軽巡洋艦 3番艦 サンディエゴ
性能諸元
性能諸元の数値は、アップグレード・基本特性・艦長スキル・ブースター・迷彩などの補正がかかっていない素の状態の数値を入力してください。
部位ごとの装甲厚や散布界など、ゲーム内には載っていない情報は将来ゲーム内で見れるようになる可能性があるので暫定で0や0-1などとする
・基本性能
| Tier | 7 | 種別 | プレミアム艦艇 |
|---|---|---|---|
| 艦種 | 巡洋艦 | 派生元 | - |
| 国家 | アメリカ | 派生先 | - |
| 生存性 | 継戦能力 | (-) 33,500 | |
| 装甲 | 全体 | 13-89mm | |
| 艦首甲板 | 16mm | ||
| 甲板 | 16mm | ||
| 艦尾甲板 | 16mm | ||
| 砲郭 | 32mm | ||
| 底部 | 40mm | ||
| 対水雷防御 | ダメージ低減 | (-) 0% | |
| 機動性 | 機関出力 | 75,000馬力[hp] | |
| 最大速力 | 32.5ノット[kt] | ||
| 旋回半径 | 610m | ||
| 転舵所要時間 | (-) 7.3秒 | ||
| 隠蔽性 | 通常 | 主砲発砲時 | 火災発生時 | 煙幕内からの主砲発砲時 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 海面発見距離 | 11.9km | 15.3km | 13.9km | 5.2km | |
| 航空発見距離 | 7.1km | 9.7km | 10.1km | - |
| 射撃管制装置 | 艦体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
|---|---|---|---|---|
| - | mod.1 | 15.3km | 0m |
| 主砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 180度旋回 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| - | 127mm/38 Mk32 Mod.12 | 8基×2門 | SAP弾 2,300 AP弾 2,100 | 6.0秒 | 7.2秒 |
| 魚雷 | 船体 | 口径 | 基数×門数(片舷) | 最大ダメージ | 装填 | 射程 | 雷速 | 発見 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| - | 533mm Mk.15 mod.3 | 2基×4門(4門) | 16,633(279%) | 87秒 | 4.5km | 65kt | 1.3km |
| 対空砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 秒間平均ダメージ | 射程 |
|---|---|---|---|---|---|
| - | 20mm Oerlikon Mk.4 | 15基×1門 | 54 | 2.0km | |
| 40mm/56 Bofors Mk.1 40mm/56 Bofors Mk.2 | 3基×2門 1基×4門 | 34 16 | 3.5km | ||
| 127mm/38 Mk32 Mod.12 | 8基×2門 | 121 | 5.0km |
・アップグレード
| スロット0 | スロット1 | スロット2 | スロット3 | スロット4 |
| ○ | ○ | ○ | ○ |
| 1 | 主砲改良2 | +20%:主砲旋回速度 | |
| 照準システム改良1 | -7%:主砲弾の最大散布界 +20%:魚雷発射管旋回速度 +5%:副砲最大射程 -5%:副砲弾の最大散布界 | ||
| 対空砲改良2 | +20%:対空砲座の最大射程 | ||
| 2 | ダメージコントロールシステム改良2 | -15%:消火時間 -15%:浸水復旧時間 | |
| 操舵装置改良2 | -20%:転舵所要時間 | ||
| 推力改良2 | -50%:最大出力への到達時間 | ||
| 3 | 隠蔽システム改良1 | -10%:被発見距離:敵弾の散布界+5% | |
| 操舵装置改良3 | -40%:転舵所要時間 -80%:操舵装置修理時間 | ||
| 目標捕捉装置改良1 | +20%:最大視認距離 +20%:魚雷発見距離 +50%:敵艦強制発見距離 | ||
| 4 | 主砲改良3 | -12%:主砲装填時間 -13%:主砲旋回速度 | |
| 魚雷発射管改良3 | -15%:魚雷発射管装填時間 +50%:魚雷発射管の損傷(機能停止)の発生率 | ||
| 射撃管制装置改良2 | +5%:主砲最大射程:主砲の散布界-3% | ||
| 対空砲改良3 | +25%:平均対空ダメージ |
・消耗品
搭載可能 消耗品
| 十字キー左 | |||
|---|---|---|---|
| 応急工作班 | 無制限 | 消耗品の動作時間:5 秒 消耗品の準備時間:60 秒 | |
| 十字キー上 | |||
| 修理班 | x 回 | 消耗品の動作時間:28 秒 消耗品の準備時間:80 秒 回復:0.6% HP/秒 | |
| 対空防御放火 | 2 回 | 平均対空ダメージ:+200% 消耗品の動作時間:40 秒 消耗品の準備時間:150 秒 | |
| 十字キー右 | |||
| 水中聴音 | 2 回 | 消耗品の動作時間:96 秒 消耗品の準備時間:180 秒 魚雷発見:-3.1 km 敵艦発見:-4.4 km | |
| 十字キー下 | |||
| 主砲装填ブースター | 2 回 | 最大速度:+33.3% 消耗品の動作時間:16秒 消耗品の準備時間:180秒 | |
詳細は消耗品を参照
ゲーム内説明
サンディエゴはアトランタ級軽巡洋艦であり、主砲として両用砲を採用しています。1943年から1944年にかけての兵装変更では、ボフォース1.6インチ(40mm)砲の搭載に伴い対空能力が向上しました。
就役:1942
同型艦数:8
解説
- 概要
アメリカTier7プレミアム軽巡洋艦。
Atlanta(やFlint)の同型艦。全体的にはAtlantaに似ているが、他のアトランタ級は弾種がAP/HEなのに対し、本艦はAP/SAPという構成という立ち位置でSAP弾と装填ブースターを使用できるのが特徴。
- 抗堪性
HPはAtlantaより少し多い程度で同格中ではAtlantaやその同型艦であるFlintと並んでTier7の最底辺グループでHarbin、Weimarに次ぐワースト3位。
船殻装甲が13mmしかないAtlantaと異なり艦首艦尾や船体中央上部が16mmになっており、艦を立てていれば8インチ(203mm)砲を跳弾できるのはAtlantaと比べた場合、地味ながら大きな強み。
VPの配置は同型艦と同じで水面上にそれなりに露出しているので腹を見せれば簡単にVPを抜かれる。
Atlantaよりマシとはいえ最弱クラスの防御性能であることは違いなく、Flintのように煙幕に頼ることも出来ないので慎重な立ち回りが必要になる。
一応、修理班が付いているが、焼け石に水である。
戦艦相手だと艦を縦にしたり防御姿勢をとったところで容易に縦抜きされてしまうほど非常に脆いので、駆逐艦並みの高い機動力を生かして細かく転舵をして回避行動を取るのが基本中の基本。
射線を切れている状況でない限り、足を止めての撃ち合いは極力避けたい。
- 主砲
砲弾はAP弾とSAP弾の組み合わせになっている。
HE弾はない。繰り返す。HE弾はない。
SAP弾の最大ダメージは2,300*1でAtlantaのHE弾より少し向上した値に留まっている。つまり伊巡SAPのような「一発の重さ」は全くない。
火災は起きないが貫通力は36mmあるので21mmまでしか貫通しないAtlantaより不貫通になりにくくダメージ効率が良い。
力の均衡を取る必要がないのでスキル自由度が高く艦長育成には使いやすいかもしれない。
小口径な砲なのでAP弾を使いたくなる場面は全くと言っていいほど存在せず、基本的にはSAP弾だけで運用する事になる。
SAP弾のダメージはHE弾の火災と違って修理不能なダメージとして蓄積する為、実際の与ダメはHE弾より総じて高いと言えるだろう。
本艦も巡洋艦SAP弾の例に漏れず、駆逐艦に対して強烈な削り能力を発揮できるので、射程に捉えた場合はプレッシャーをかける為にも積極的に狙っていきたい。
装填時間は6.0秒でAtlantaより遅くDPMは下がるが、Tier7艦艇なのでアップグレードで更に短縮できるほか、装填ブースターがあるので短期的な与ダメージ能力は同型艦の中では最も高い。
射角はそれなりで30度ほど傾けると全門斉射が可能で、砲塔旋回が極めて高速という特徴も姉妹艦とほぼ同じである。
射程は15.3kmあり、Atlantaより2.2kmも長い。初速は同じままなのだが弾道が改善している、とはいえ劣悪なふんわり弾道なので最大射程での命中は困難。
また弾道が改善しているという事はAtlantaで使えた一部島裏が使えない場合があるという手痛い欠点ともなっている。
- 魚雷
射程4.5kmの魚雷を片舷当たり4連装1基持っている。門数や性能はAtlantaと同じだが装填時間が短くなっている。
射程が非常に短く特別ダメージが高いわけでもないので、これを切り札にするような至近距離は本艦に取って命がけ不可避な死地と言える。
- 対空火力
アメリカ艦艇の例に漏れず優秀。姉妹艦と同じく両用砲を採用している為、射程5.0km継続ダメージ121の強力な長距離対空砲を備えている。
長距離対空砲の継続ダメージはAtlantaよりわずかに劣るが、代わりに爆発数が多くなっている。
また、Atlantaにはなかった中距離対空砲を備えているので3.5km圏以下の継続ダメージはAtlantaを上回っている(ただしFlintと比べると劣る)
対空防御砲火を独立スロットに持っており(修理班との選択式)、発動中はほとんどの艦載機を寄せ付けない水準の対空性能になるので好みで選んでいいだろう。
総じて強力な対空能力と言える。
- 消耗品
Atlantaの警戒レーダー、Flintの煙幕のような強力な消耗品は持たないが種類は充実している。
対空防御砲火は通常艦(や、Flint)のような水中聴音との択一ではなく修理班との選択式。
修理班は性能が通常の物と違って0.6%/秒と少し性能が良くなっている。本艦の低いHPで出し惜しみしているとあっさり沈む事になるのであまりケチらず使っていきたい。
ソナーは発見距離4.4kmとBaltimoreやClevelandと同じ性能の物。
独立したスロットで使える主砲装填ブースターは16秒間装填速度が+33.3%UPとフランス艦や日向等の物より少し性能が低い。
とはいえ、一時的にTier7最高峰の濃密な弾幕を形成できるのでここぞという場面で使っていこう。
- 機動性
転舵時間が少し早くなっている(8.4→7.3秒)こと以外はAtlantaと同じ。
速力は平凡(32.5kt)だが舵は非常によく利くという味付け。
Atlantaの弱点だった舵の重さがやや改善されているのがうれしいポイント。
- 隠蔽性
11.5kmでAtlantaよりも誤差だが0.1km劣っている。最良隠蔽は9.0kmになる。インスピレーションも特化すれば9kmを下回る事すら可能である。
一部島裏が使えなくなっている都合、最良隠蔽にして隠れられる状況を多くするか改善した舵を転舵UGで更に曲がるようにして踊るかは艦長次第だろう。
- 総評
火災を起こせなくなった代わりに他の部分が少しずつ強化されたAtlanta。
近年WoWSでは艦長スキルの変更などで火炙り戦術の有効性を低下させる方向の調整が続いており、その流れを端的に表したプレミアム艦といえる。
運要素の大きい火災ダメージではなく通常ダメージで戦っていく必要があり、弾受けは全くできない脆さという欠点を抱えているのでプレイヤーの腕が問われる。
史実
サンディエゴ (USS San Diego, CL-53) は、アメリカ海軍の軽巡洋艦。アトランタ級軽巡洋艦の3番艦。艦名はカリフォルニア州サンディエゴに因む。その名を持つ艦としては2隻目。
1942年1月10日に就役した後、主に防空軽巡として空母の直衛に当たる。ソロモン諸島の戦いでは護衛対象である空母「ホーネット?」を喪失し、同時期に姉妹艦であるアトランタとジュノーも撃沈されてしまう。
立て続けに僚艦を失いつつも、サンディエゴは太平洋戦争における22の主要作戦のうち19もの作戦に参加し、総合航海距離は、終戦時点で48万kmに達した。護衛艦だったので目立った戦果というのはないのだが、終戦後初めて東京湾へ入港するという名誉を果たしたのはサンディエゴである。また第二次世界大戦において18個の従軍星章を授与される。これは武勲艦として名高い空母「エンタープライズ」に次ぐ第2位の受勲数であり、彼女の活躍ぶりがわかる。
また大戦終結後、東京湾に一番乗りを果たした連合国艦艇でもある。
戦後、サンディエゴはブレマートンで退役して係留され、太平洋予備役艦隊に編入された。1949年3月18日、サンディエゴはCLAA-53 (防空軽巡洋艦)に艦種変更される。サンディエゴはそのまま現役に戻ることなく、10年後の1959年3月1日に除籍され、1960年12月にシアトルのトッド造船所にスクラップとして売却された。
小ネタ
本艦の艦名の由来はカリフォルニア州にある都市「サンディエゴ(San Diego)」より。なおアメリカ合衆国の地図上において太平洋沿岸は北からワシントン州、オレゴン州、カリフォルニア州となっており、中央部から南側の海岸線を独占しているのがカリフォルニア州である(つまり他の州のように形が方形に近いのではなく、南北に長く東西は短い)。長い海岸線を持つことから州内に著名な都市を多く抱えておりサンフランシスコ、ロサンゼルス、そしてサンディエゴもその1つ。サンディエゴは同州内ではロサンゼルスに次いで人口が多く、西海岸における有数の世界都市として著名であるだけでなく米海軍艦隊の母港でもある*2。
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