アイヌ民族への差別的投稿、今も絶えず 新法施行から6年 SNSの監視や是正は市民任せ

 アイヌ施策推進法(アイヌ新法)は24日、施行から6年を迎える。同法はアイヌ民族を先住民族と定め、差別禁止を掲げるが、罰則を伴わない理念規定のため、交流サイト(SNS)上の差別的投稿は今も絶えない。市民有志が問題投稿の監視や是正に取り組んでいるものの、個人の活動には限界がある。政府が検討を進めている法改正によって、どこまで差別禁止に実効性を持たせられるのかも見通せていない。...
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アイヌ民族への偏見「あると思う」道内4割 内閣官房調査 前回比増も要因不明
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