🌀なぜ逃避型MtFが増えているのか?
こんにちは、心理カウンセラーのNatsukiです😊🌿
今日は少しセンシティブなお話です。
「逃避型MtF(Male to Female)」――これは決して侮辱的な言葉ではなく、「社会的・心理的抑圧の中で“女性として生きること”を選択する」ケースを指す中立的な用語として、あえて使っています。
この記事では、なぜ現代日本で“逃避型MtF”が増えているように見えるのか?
その背景にある社会構造やジェンダー観、精神的な影響について探っていきたいと思います。
🧱 “男として生きる”ことが息苦しくなってきた社会
近年、男性の自殺率が高止まりしています。
働き方のプレッシャー、経済的な閉塞感、家庭での孤立、SNSでの自己否定感…
それらの蓄積は、**「自分はこの社会で求められていないのでは?」**という無力感へとつながっていきます。
一部の男性たちは、そうした重圧から逃れ、より自由で柔らかな役割として“女性でありたい”と願うようになります。
ここに、社会的背景と個人の心理が交差する“逃避型MtF”の萌芽があるのです。
📺 「男性不要論」と女尊男卑――本当にあるのか?
ある人々はこう感じています:
「メディアは女性ばかりを肯定し、男性は悪者にされがちだ」
「家庭でも学校でも、“男らしさ”は抑圧され、否定される」
たしかに、ジェンダー平等を進める中で、**“行き過ぎたバランス修正”**が起きてしまうことはあります。
本来、フェミニズムとは「性別にかかわらず生きやすい社会の実現」を目指すものであり、男性の尊厳を奪うものではないはずです。
しかし、行き過ぎた「男性バッシング」や「女性優位」が報道やSNSで拡散されると、結果として、“男性として生きることの意味”が見失われる。
その結果、心のよりどころを求め、“女性として生きる”という選択肢に希望を感じる人が出てくるのです。
🚹男性として生きることが“罰”になる時代
現代日本において、男性は矛盾した立場に追い込まれています。
「男は強くあれ」と言われながら、「男らしさは加害性だ」と否定される
「家庭を支えよ」と求められながら、「家事育児をしない男は時代遅れ」と責められる
弱音を吐けば「情けない」、強く出れば「モラハラ」扱いされる
このような逃げ場のない二重基準(ダブルバインド)のなかで、自尊心を奪われ、無力感と羞恥に苛まれる男性が急増しています。
⚖️ 加担する“女性側”の構造的共犯性
本来、男女の対立を煽ることは誰の得にもなりません。
しかし現実には、一部の女性たちが「女性優位の社会構築」に無自覚・あるいは意図的に加担している状況があります。
以下、その構造的背景を分析します。
① “被害者利権”の濫用
本来フェミニズムは、弱い立場の人の権利を守る運動でした。
しかし一部の女性たちは、「被害者であること」「差別されていること」を武器とし、道徳的優位に立とうとするようになりました。
この“被害者カード”は社会的な免罪符となり、男性を一方的に加害者ポジションに押し込みます。
それにより、男性の声は「言い訳」「責任転嫁」として黙殺されるのです。
② “勝者の意識”への中毒
経済的にも、社会的にも、少しずつ女性の地位が上がってきた今――
一部の女性は、“本来あるべき平等”ではなく、「男性を押し下げること=自分の勝利」と誤認しています。
SNSなどでは、男性を貶めることで「共感」「承認」「フォロワー」を得る女性インフルエンサーも増えました。
こうして「男は要らない」「男は害悪」といった過激な言説が、“正義”の仮面を被って拡散されています。
③ “無責任な共感”という暴力
女性同士の共感文化は、時に冷静な批判や対話を排除します。
例えば、誰かが「元夫がひどかった」「男は信用できない」と言えば、それが事実かどうかよりも、「共感の輪に入ること」が最優先される。
その結果、たとえ誤解や偏見であっても、「男=悪」という構図は訂正されることなく、次第に“正しい常識”として定着していくのです。
⚖️ 司法・制度の偏り?
男性が「不公平だ」と感じる理由
離婚調停・親権問題・痴漢冤罪・家庭内暴力の通報…
これらの場面で「女性の言い分が優先されがち」と感じる声は確かにあります。
その背景には、長年の“女性被害者保護”の歴史があるのも事実です。
ただ、その反動で、「男性=加害者」前提の視線が当たり前になることは危険です。
公平な制度でなければ、真に支援されるべき人が見逃され、逆に心を病む人が増えてしまいます。
🚨女尊男卑がもたらす副作用――“逃避型MtF”という現象
今現在日本では、どれだけの男性の心を追い詰めているか。
それは数字にも表れています。
男性の自殺率は女性の2〜3倍
家庭内での心理的孤立や、冤罪被害、親権喪失による精神疾患
そして、「男でいることはもう無理だ」という声を上げる人の増加
この結果、“女になる”という選択が、最後の避難所として浮上するのです。
ここに、「逃避型MtF」という社会的現象が発生している構図があります。
🧠 それでも“逃げ”とは責めない
重要なのは、こうした逃避型MtFの方々を責めることではありません。
責められるべきは、そうした選択を“逃げ”と断じたくなるほど、男性の尊厳を奪ってきた社会構造そのものです。
「女性になりたい」のではなく、
「男としてこの地獄を生きるのが、もう限界」――
そういう悲鳴である場合もあるのです。
🌈すべての MtFが“逃避”という訳ではない
ここで大切なのは、MtFすべてを「逃避」と決めつけないことです。
本当の性同一性に基づき、自己一致の道を歩む方も数多くいます。
ですが、その一方で――
「男としての自分に価値を感じられないから」
「女性であればもっと愛される気がするから」
といった苦しみからの“逃避的欲求”が動機になっている場合も確かに存在します。
そうした方々にとって、トランスジェンダーであることは“生き残るための選択”なのです。
非難すべきではなく、ケアと理解の対象として受け止める必要があります。
🌱 生きづらい男性へ
あなたが今、感じている「生きづらさ」には、理由があります。
それは、あなたが弱いからでも、劣っているからでもありません。
誰かがあなたの声を奪い、存在意義を見えにくくしてきたからです。
その構造に“無自覚に加担している人たち”がいることを、どうか忘れないでください。
🔚 さいごに――“平等”の名を借りた支配に、NOを
本当の平等とは、誰かが上に立ち、誰かが黙ることではありません。
男女のバランスが崩れた今、ようやく見えてきた“構造的暴力”を、正しく見つめ直す時期に来ているのではないでしょうか。
そして願わくば、
“逃げるように女性にならざるを得なかった”人が、
いつか、「男としてでも、自分らしく生きてよかった」と思える日が来ますように。
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コメント
4初めまして。デアと申します。
こちらの記事を書いていただき、誠にありがとうございます。
私自身が感じていた社会構造の歪みと、自身の行動に対する異変に対して、客観性のある文章としてまとまっており、救われました。
女尊男卑の社会になっていますが、男性が権利を主張しすぎて覆い被さるのも良くないですね。
私はスペクトラムな性のあり方を精神だけでなく、身体にも提唱し、社会構造を解体する「ネオ・Xジェンダー」について書きましたが、自身の甘えではないかと思っていました。
行きすぎた性の分別に抵抗するには、自身に女性としての生き方も身につけなくてはいけないのです。
改めて記事にまとめていただき、本当にありがとうございます。
ネオ・Xジェンダー ですか。面白そうなので一度読んでみたいとおもいます😊
コメントありがとうございます💕
私もトランスジェンダーのことに関してはいろいろ記事をあげていますので、参考にしていただけたらと思います。
コメント、拝読いただき、ありがとうございます。
ぜひとも参考にさせていただきます。
何卒よろしくお願いいたします。
初めてコメントします
MTF です
話ができる?相手がいることは本当に心強い
幼い時から女の子に憧れていました
乱暴でがさつな男の子にはなりたくない。絶対女の子になりたいと思うようになりました
幼なじみのお姉さんに初めてそのことを話した時、お姉さんから自分らしく生きた方がいいですよお母さんに正直に話した方がいいですよ。絶対にお母さん怒らないと思いますと言われました
勇気を出して、お母さんに正直に話したら
お母さんからは正直に話してくれてありがとう。もう少しあなたのことを理解してあげればよかったと言われました
すぐに可愛らしい。ワンピースを用意してくれました
たくさんの方にアドバイスをしてあげてください。そして心の安らぎを提供してあげてください