ぷまちゃんのBOOTHログイン廃止と、機能説明について
オリジナル3Dモデル「ピューマのぷまちゃん」の概要
「ピューマのぷまちゃん」は、VRChat向けセットアップされたにオリジナル3Dモデルです。2025年の10月1日からBOOTHで販売をしています。
ぷまちゃんの付属ソフト「ぷまソフト」について、動作がいろいろと不安だというお問い合わせが何件かあったため、仕様の説明をしようと思います。
ぷまソフトの概要と、何が不安の原因になったのか
「ぷまソフト」は、3つの機能を持ったアプリです。
①OSCアプリとして常駐して、ぷまちゃん本体のOSCギミックを動かす機能
②不正共有を防止するために、ぷまちゃんの所持を確認する機能
③BOOTHにログインして、ライブラリにある商品を着せ替えた状態でUnityプロジェクトを開く機能
このうち、③の内容がBOOTHの利用規約に触れるのではないか、というお問い合わせをいただきました。前例などから大丈夫なように作った機能ですが、BOOTHの利用規約に正式に判断できるのはBOOTHだけです。
現在BOOTHには問い合わせ中ですが、そもそもログイン必須は不便で改善したほうがいいという意見を先週からいただいていたので、ぷまソフトから、BOOTHのログインが必須になる必須機能は廃止し、配信を停止しました。
今日以降、ぷまちゃんの利用にぷまソフトは必要なく、BOOTHログインも不要です。
OSCアプリについても、1週間以内に改修する予定です。
具体的に、何が心配になってしまっているか
BOOTHにログインした状態で、BOOTHの情報を取得するツールは前例があります。例えば、「BOOTHの購入履歴を集計するツール(累計使用金額がわかるツール)」などです。
ほかにも、BOOTHの情報を取得するようなTwitterアカウントには、例えば新着衣装のお知らせアカウントなどがあります。
BOOTHの利用規約について調べたところ、以下のようなブログ記事が見つかったため、「前例があり、BOOTHにも迷惑がかからない」範囲にとどまるよう気を付けて「ぷまソフト」を作成しました。
例えば、サーバーの負荷について。
1日に8万件ほどのBOOTHページの読み込みをかけるTwitterアカウントがありました。それでもBOOTHからアクセス禁止などはされていないようでした。
ぷまソフトでは、1日500件・2秒に1回を限度にしています。BOOTHのサーバーに迷惑がかからないように、とても大きな余裕を設けたつもりでした。
つまり今の段階でも、BOOTHの利用規約に違反する機能はないと思っています。ただし、その判断はBOOTH運営にしかできません。
利用規約に関する問い合わせは迷惑になってしまうと思っていたため控えていましたが、「この機能を停止したほうがいいか」という内容の問い合わせを送りました。
もし「停止してください」というお返事があれば、既に購入していただいた方には本当に申し訳ないですが、他の方法が見つかるまでぷまソフトの機能は永久に停止します。
明らかに間違っている情報について
おそらくChatGPTなどの生成AIに出力してもらった記事で、「ぷまソフトが日本の法律に触れる」といったり、「不正なデータをダウンロードする」という情報の記載があるものがあります。
ぷまソフトは、ユーザーの操作に基づいてアバターの改変を手助けするソフト兼、ぷまちゃんのギミックを動作させるために必要なOSCアプリです。
改変を手助けする機能は改変中にのみ動作します。その時に必要なデータをダウンロードし、分析、表示しますが、例えばバックグランドでダウンロードが動作することはありません。このことは詳しい人が調べればすぐにわかるので、私が嘘をつくことはできません。
また、OSCの動作のために常駐しますが、タスクトレイからの右クリックで簡単に停止させることができます。
つまり、不正なデータをダウンロードしたり、アクセスする権限のないデータにアクセスすることはありません。BOOTHにログインしてライブラリ画面でできること以上のことは起こりません。
十分に考慮できていなかったこと
しかし、.exeの中からログインを求める機能自体が危ういという指摘を、リリース直後からテスターさんにも受けていました。
どのショップでもBOOTHでダウンロードしたUnitypackageを開くこと自体が危険なので、リリース前にあまり気にしていませんでしたが、確かに危険の種類が違います。この機能が必須になっているのはよくない状態なので、3日前くらいから修正方法を考えていました。
修正後の挙動
修正後は、ぷまちゃんを使うのにBOOTHログインは必要なくなります。
もともと不正共有対策の意味もあって作っていた機能だったのですが、確かに「不正共有をしにくくする代わりに不便にする」というのはネガティブでよくないです。
代わりに、「このアバターは正規品だよ」ということを記録できるように、BOOTHから購入者限定画像をダウンロードできた場合、アバターを正規品として記録して、他の人に見せられる機能を作っています。
この方法では私の作ったソフトからBOOTHログインはしないので、もし仮に私が悪用しようとしても、悪用のしようがありません。
不正共有の対策
BOOTHログインが必須なのはもともと、不正共有対策として意図していたものでした。VRChatでは残念ながらデータの不正共有が、購入履歴のない人からの問い合わせが来ることもあります。
ぷまもギミックを先行販売して即日不正共有を受けてしまいましたし、他の衣装についても、どこかで共有はされていると思います。
ぷまソフトも、起動数の方が購入数よりも100件以上多いです。
※追記 初回起動時にアップデートがないかチェックをするので、これで起動数がわかります。2つのPCからアクセスすると「1」ではなく「2」になるので、数件なら多くても不思議ではない数値です。
しかし、不正共有を防ぐために正規のユーザーさんにとって不便になるような仕組みを入れたのは非常によくありませんでした。今後は不正共有を防ぐよりも、「正規品を証明する」ことをやっていきたいと思います。
まとめ
・ぷまソフトは、過去の例を参考に、利用規約を守って、かつBOOTHに迷惑をかけないように気を付けて作られています。
・しかし、利用規約に抵触しないかを判断できるのはBOOTH運営だけなので、それまでの間ログイン機能は停止します。
・既にログイン済みの場合は、これまで通り使えます。


このnoteやコメント欄への返信を見て思ったのですが チームで作っているから自分の担当外のことはよくわからないで質問を返すのはどうかと思います。 チームで作っているとしても頒布しているのはあなたのboothのショップなわけで、そこでショップオーナーであるあなたが「そこは私の担当外なのでよ…
個人情報やアセットの内部データをぷまソフト側のバックエンドに送信してるという解析結果があったそうですが、これは事実ですか?
対応お疲れ様です。 外から見ている分にはソフトが何をするための物なのかが分からなかったりしたため、情報を発信して頂けてとても嬉しいです! これからも頑張って下さい