「やりたいことが定まっていない」人は…

大学で学びたいことや将来の夢、興味のある学部が定まっている場合は、対象となる学部・学科の偏差値を踏まえてレベルを測ればいいのですが、困るのは「特にやりたいことも行きたいところもない」と言われたときでしょう。

菅澤孝平『親の過干渉こそ最強の大学受験対策である。』(日刊現代)
菅澤孝平『親の過干渉こそ最強の大学受験対策である。』(日刊現代)

そんなときは、せめて名前の通った大学に行かせたいと思うのが親心だろうと思います。

名がある大学に行ければどこでもいいのであれば、偏差値の低い学部・学科を選ぶのも手です。早稲田大学も政治経済学部となると70近い偏差値が必要ですが、人間科学部なら62.5程度、教育学部や理学科地球科学専修も62程度と比較的入りやすいと思います。

この発想は、受験校に広がりを持たせたいときにも有用かもしれません。一つレベルの高い大学に挑戦したいと思ったら、激戦にならなそうな学部・学科はどこかと偏差値を確認すると、意外と「上位」と言われる大学を狙えることがあります。参考にしてみてください。

また昨今、人気が上がっているリベラル系の学部を選ぶのもおすすめです。

慶應義塾大学のSFC(湘南藤沢キャンパス)を筆頭に、上智大学総合グローバル学部、早稲田大学国際教養学部などもありますし、同志社大学グローバル・リベラルアーツ副専攻のようにどの学部でも受けられるプログラムを用意する大学も出ています。

大学受験の段階で、何をしたいか決まっていなくても問題ありません。

まずは入学し大学生活を送りながら自分を見つめ、何を追究するか・どんな道に進むのがいいかを考えるのもアリでしょう。

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