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再生医療、普及加速へ ネクスカルチャーに1億円公庫など 沖縄
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当間 詩朗
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沖縄振興開発金融公庫と琉球銀行、沖縄海邦銀行は3日、再生医療や細胞培養分野向け事業を手掛けるNexCulture(ネクスカルチャー、うるま市、岩谷健司CEO)に対し、資本性劣後ローンとして1億800万円の協調融資を実行したと発表した。
細胞培養向けインキュベータ内臓型自動遠隔モニタリングシステム「remocell(リモセル)」を開発したネクス社は、クラウド上で実験データなどを管理する培養管理システム「NexCulture+」でハードとソフトを組み合わせたサービスを展開する。培養士など、属人的作業に依存している細胞培養工程をデジタル・省人化することで再生医療の普及促進を目指す。
リモセルはこれまで培養士が感覚的に判断していた細胞数や増殖率をAIで定量化することでより高精度な細胞培養を可能にした。
ネクス社は融資を基に、細胞培養加工施設や研究機関、医療施設向けにハードとソフト一体となったサービスを販売していく。来期の売上高は2億4千万円を目指しており、将来的には沖縄を拠点に海外への事業展開も視野に入れている。岩谷CEOは「今後は国内での製造が加速化する。デジタルの力を駆使し、細胞培養加工施設の生産性向上につなげていきたい」と抱負を語った。
資本性劣後ローンは、金融機関の資産査定の際に借入金ではなく自己資本とみなされることから財務体質の強化を図ることができる。今回の融資は研究開発投資が先行し収益化に時間がかかるネクス社の事業特性を踏まえ、実行された。
(当間詩朗)
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