
このような疑問を解決します。
本記事の内容
- ☆飛行機の荷物検査でトレーにいれるもの
- ☆トレーに入れなくて良いもの
▼本記事の信頼性

本ブログ記事では、飛行機に乗る機会が多めな僕が詳しく紹介します。
【筆者の経歴】
- 2ヶ月に1回ほど国内線を利用
- 年に4回以上、欧州やアメリカへ渡航
▼本記事を読んだ先には…
- 国内線、国際線とも焦らずに荷物検査を通過できる
- 検査でひっかかってしまう失敗を防げてサクサク通過できる
- 本来不要なやり取りやロスタイムを避けられる
手荷物検査でトレーに出すもの
国際線の手荷物検査でトレーに出すものには、以下のようなものが一般的です。
ただし、航空会社や空港によってルールが異なる場合があるため、具体的な情報は予め搭乗予定の航空会社のHPを確認することをおすすめします。
国際線
まず国際線で持ち込み可能なものとしては以下です。
| 分類 | 具体例 | 持ち込み時の留意点 |
| 電子機器 | ラップトップ(PC)、タブレット、スマートフォン、カメラ、電子機器、デジタルカメラ、携帯電話、イヤホン、ゲーム機 | 金属探知機で反応する |
| 液体物 | 飲み物、液体、ジェル、クリーム、スプレー、歯磨き粉 | 液体、ジェル、クリーム、スプレーなどの容器は、100ml (3.4オンス) を超える場合は、透明のジップロック袋に入れてトレーに出す。各旅客に1つの袋が許可されることが多い。 |
| 衣類(主に上着) | コート、ジャケット、パーカー、カーディガン、帽子、マフラーなど | 物を隠せそうな服はトレイに入れてと言われます。 |
| 靴 | ブーツ、厚底靴、装飾の多い靴、安全靴 | 主にくるぶしを覆うもの。物を隠せそうな厚みや高さがある靴は脱げと言われます。 |
| 金属 | 鍵、バックル、ベルト、小物、カイロ、小さなハサミなど | 金属探知機で反応する |
| 貴重品、ジュエリー | 財布、小銭入れ、時計、アクセサリー | 金属探知機で反応する |
| 薬剤 | 虫除けスプレー(殺虫剤は不可)、ヘアスプレー | |
| その他 | 喫煙具、ヘアアイロン、コテ、※ライター | ライターは航空会社によって1つを持ち込み可能 |
上記の中から電子機器や液体物は取り出して、わかりやすくトレーに載せます。
そして液体物は100mlの容器に入れてないものは捨てることになります。
それ以外のものはスタッフさんに言われない限り基本的にリュックやバッグから取り出さなくて大丈夫です。
液体物の中でも特に日本で売られている歯磨き粉は、旅行用の小さいタイプなら問題ないですが、日常用のものだとほとんどが120g〜130gのため注意が必要です。

液体物は特に厳しくてめんどくさいので、できるだけ現地のスーパーで買うようにしています。

国内線
国内線は、JALもANAもスマートレーンという最新の機器ならカバンやリュックから電子機器や液体物などを取り出す必要はなくなりました。
スマートレーンじゃない従来の検査機器ならペットボトルや電子機器を取り出してと言われます。
国内線に持ち込めるものとして、国際線との大きな違いは液体物です。基本的に国際線基準のほうが厳しいので、国際線の基準で動いていればミスることはないです。
| 分類 | 具体例 | 留意点 |
| 電子機器 | ラップトップ(PC)、タブレット、スマートフォン、カメラ、電子機器、デジタルカメラ、携帯電話、イヤホン、ゲーム機 | 金属探知機で反応する |
| 液体物 | 飲み物、液体、ジェル、クリーム、スプレー、歯磨き粉 | 100mlの制限なし。飲み物は探知機の通過後にスタッフの目の前で一口飲んでと言われる事が多い。 |
| 衣類(主に上着) | コート、ジャケット、パーカー、カーディガン、帽子、マフラーなど | 物を隠せそうな服はトレイに入れろと言われます。 |
| 靴 | ブーツ、厚底靴、装飾の多い靴、安全靴 | 主にくるぶしを覆うもの。物を隠せそうな厚みや高さがある靴は脱げと言われます。 |
| 金属 | 鍵、バックル、ベルト、小物、カイロ | 金属探知機で反応する |
| 貴重品、ジュエリー | 財布、小銭入れ、時計、アクセサリー | 金属探知機で反応する |
| 薬剤 | 虫除けスプレー、ヘアスプレー、 | |
| その他 | 喫煙具、ヘアアイロン、コテ、※ライター | ライターは持ち込み可能な航空会社もある |
ポケットを空にして薄手の衣類以外はとりあえずトレーに入れていけばOKです。
トレイに出さなくてもよいもの
金属探知機で引っ掛かりそうなのに、妻と僕の経験談上、外せと言われたことは一度もないものです。
- メガネやコンタクト
- 指輪(大きくて派手でないもの)
- 細めのネックレス(ゴツいものはNG)
- ヘアピン
検査する方によっては「トレイに出してください」と言われる可能性もありますが…パスポートや搭乗チケットもポケットに入れたままでも特に何も言われたことはありません。
別の要因で金属探知機に引っかかったときにポケットを裏返して見せてとなることもありますが…。
とはいえ最近は面倒なのでパスポートもチケットも全てトレイに全部入れちゃってます。
保安検査をラクに通過するための準備
保安検査で引っかかると時間を取られてしまいますが、以下の準備をしておくとすんなり通れます。
- 事前に全ての液体物と電子機器を把握しておく
- 液体物を透明のフリーザーバッグにまとめておく
- バッテリーや電子機器をポーチなどにまとめておく
- 服は下着の上に1枚だけ着る
- 時計や装飾品はすぐ外せるようにする
失敗談
スマホやPCのバッテリーについては、機内持ち込み手荷物に入れて手荷物検査時に通過しないとないといけないものなのですが、うっかり預け入れ荷物にいれてしまったことがあります。

次の便に乗るため、荷物検査からまたやり直しました。「本当にすみません」とひたすら平謝りしました。
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まとめ
今回一般的なガイドラインを紹介しました。
国内線は国際線に比べると液体などの点で水筒が持ち込み可能だったり100mlの制限がなかったりして少々ゆるいですが、いつも国際線の基準で準備しておくと安心です。
持ち込み荷物の状況や規則は都度変更される可能性があるため、旅行前に航空会社や出発空港のウェブサイトなどで最新の情報を確認することをおすすめします