【即効】思い出すだけでス~ッと悩みが消えていく「すごい哲人のひとこと」とは?
「“考えすぎ”から解放された」「心が軽くなった」「今を大切にしたくなった」 そんな感想が国内外から届いているのが、世界150万部突破・39か国刊行のベストセラーとなっている『STOP OVERTHINKING ── 思考の無限ループを抜け出し、脳が冴える5つの習慣』だ。Amazon.comでも1万3000超のレビューで世界が絶賛する話題書がついに日本上陸。本書によって日本人が考えている以上に「考えすぎ」が恐ろしい事態を招くことがわかった。本連載では「考えすぎ」から解放される5つの習慣を紹介。本書から一部を抜粋し、「第5の習慣:「態度」を変えるコツ」を特別配信する。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局) ● 「考えすぎ」から解放される5つの習慣 本書では、下記の「5つの習慣」を紹介している。 この習慣を身につけることで、「考えすぎ」や「思考の無限ループ」から解放されるだろう。 1 ストレスを管理する(第1の習慣) 2 時間を管理する(第2の習慣) 3 心と体を瞬時に落ち着かせる(第3の習慣) 4 思考や行動を変える(第4の習慣) 5 「態度」を変える(第5の習慣) 今回は「第5の習慣」を一緒に考えてみたい。 ● 今こそ読みたい 「ストイシズムの教え」とは? 今回は、「ストイシズムの教え」を紹介したい。 仮にあなたは運転中に、ちょっとした交通事故に遭ったとする。 相手は運転中に携帯でメールを打とうとよそ見をして事故を起こした。 原因は明らかに相手の過失によるものだが、相手は 「そんなことはしていない。事故になったのはおまえのせいだ」 と怒鳴りつけてきた。 こうなったら、恐怖や怒り、嫌な気持ちがこみ上げるのも当然だ。 だが、一方的に怒ることで何かメリットはあるか? こんなとき、「自分の力では変えられないことは受け入れる」というストア派哲学(ストイシズム)の教えに潔く従おう。 あなたが労力を費やすべきは、自動車保険の詳細を確認し、できるだけ早くその状況から抜け出し、車を修理することだ。 ● ストア派哲学者・エピクテトスのことば 事故責任は相手側にある。相手はストレスフルな人間だ。 だが、そのストレスを正面から受け止める必要はない。 相手の誘いに乗らず、侮辱されても無視し、ストレスのない方法で対処すればいい。 古代ギリシアのストア派哲学者たちは、この原則をよく理解していた。 エピクテトス(50頃〜135頃)は「コントロールできないものを重視するほど、人は物事をコントロールできなくなる」と述べた。 私たちは自分の心をコントロールできるが、外界で何が起きるかはコントロールできない。 だから、外界の出来事に意識を向け続けていると何が起きるか、結論は明らかだ。そう、無力感やそこから生じる不安を繰り返し経験することになるわけだ。 ● 科学的に証明された ストア派哲学のトレーニング 今日の研究者たちも、「コントロールできることに焦点を当てる」というストア派哲学の原則が、不安を抱えている人たちに測定可能なメリットをもたらす証拠を見出している。 2020年、アレクサンダー・マクレランが率いるロンドン大学バークベック・カレッジの感情・認知神経科学研究所の研究者たちが、ストア派哲学をベースにしたトレーニングプログラムが被験者に及ぼす効果を測定したところ、実験群の被験者は、ストア派哲学のトレーニングを行わなかった対照群の被験者に比べ、反すうが約13%減となったことがわかった。 興味深いのは、この被験者が実施したプログラムの内容は、本書で紹介しているものとほぼ変わらないことだ。本書をフル活用すれば、あなたも考えすぎから解放されるだろう。 (本稿は『STOP OVERTHINKING ――思考の無限ループを抜け出し、脳が冴える5つの習慣』の一部を抜粋・編集したものです)
ニック・トレントン/児島修